シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

韓国の銀行 海外店舗の収益悪化=低金利や不正融資で

2014年05月08日 18時30分02秒 | Weblog
【ソウル聯合ニュース】14.5.6
世界的な低金利で利子利益が縮小し、韓国の銀行の海外店舗で収益性が悪化していることが5月6日、分かった。
 韓国金融監督院が公表した資料によると、昨年末現在、韓国の銀行は34カ国・地域で152(支店63、現地法人41、事務所48)の海外店舗を運営している。昨年、五つの店舗が閉鎖されたものの、15の店舗が新設され計10店舗、増加した。
 海外店舗の総資産は前年比12.8%増の778億4000万ドル(約7兆9497億円)で、国内銀行の総資産の4.4%に達する。中国と香港での資産規模はそれぞれ30.3%と12.7%増えた。一方、日本では円安のあおりなどで11.5%減少。
 当期純利益は計4億5000万ドルで、前年に比べ28.8%減った。低金利に伴う利子利益の縮小や不良債権の拡大で、引当金の費用が2012年の2億ドルから昨年は4億3000万ドルへと大幅に増えたため。
 収益性指標も芳しくない。昨年の総資産利益率(ROA)は前年比0.32ポイント下落し0.64%となった。不良債権比率は1.0%で、0.1ポイント上昇。
 地域別では、米国以外で全て純益が後退した。とりわけ、日本では、国民銀行東京支店の不正融資などで330万ドルの損失が計上された。 







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。