シニア花井の韓国余話

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統一教会系財団に450億ウォン賠償命令 

2012年01月03日 14時38分13秒 | Weblog
(韓国大手新聞、朝鮮日報 11.12.30記事抜粋)
 ソウル市永登浦区汝矣島でニュータウン「パークワン」の建設を進めている事業者「Y22プロジェクト金融投資」(以下、Y22)が、敷地を所有する世界基督教統一神霊協会(統一教会)系の財団を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、ソウル中央地裁民事33部(李愚宰〈イ・ウジェ〉裁判長)は12月29日「被告は原告に対し、約450億9000万ウォン(約30億2500万円)を支払うように」との判決を言い渡した。
 「パークワン」は、統一教会系の財団が所有している汝矣島の国際金融地区内の4万6000平方メートルの敷地に、最高72階建てのオフィスビルやホテル、ショッピングモールなどを建設する超大型プロジェクトで、総事業費は2兆3000億ウォン(約1543億円)に達する。Y22は2005年、建物を建てるため、財団側と99年間の地上権設定契約を締結し、07年に着工した。ところが、財団側は昨年10月「文化体育観光部(省)の許可なく、宗教団体の基本財産(固定資産のうち、事業活動の経過とともに価値の減少がみられないもの)に地上権を設定したのは無効だ」として訴訟を起こし、工事は20%程度まで進んだ状態で、1年2カ月にわたりストップを余儀なくされた。これに対しY22は今年3月、財団を相手取り、700億ウォン(約47億円)台の損害賠償を求める訴訟を起こした。
 地裁は判決理由について「財団が契約の無効を主張し、契約上の協力義務を守らなかったため、工事の遅延に対する責任がある」と述べた。



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