シニア花井の韓国余話

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低価格商品がヒット 韓国にデフレの兆し? 

2015年12月14日 16時54分01秒 | Weblog
韓国で最近、低価格のコーヒーやフレッシュフルーツジュース、衣料などが人気を集めている。低価格商品のヒットに、デフレの兆しを懸念する声もある。
 コーヒーチェーン「ペクタバン(PAIK’S COFFEE)」とジュース専門店「ジューシー」はランチタイムに行列ができる。それぞれ1500ウォン(約154円)のコーヒー、フレッシュフルーツジュースがお目当てだ。手作りバーガーの「マミークック」とステーキの「Lee’s ステーキギャラリー」も従来の専門店に比べはるかに安いという評判が口コミで広がっている。
 生活用品の均一価格店「ダイソー」を利用する人も増えた。携帯電話の充電ケーブルは純正品でなくてもダイソーの商品で十分だとして、売り切れる店舗が相次いだ。
 ソウルなど首都圏の地下鉄駅の地下街には5000ウォンの衣料や靴が登場した。これまで1万ウォンでもかなり安いと思われていたが、それが半値に下がった。
 百貨店の売り場が伸び悩む一方で、百貨店が外部で最大80%オフの大規模な出張セールなどを行うと会場は大勢の客でごった返す。また、衣料ではSPA(製造小売り)ブランドの成長が目を引く。日本の「ユニクロ」は単一ファッションブランドとしては韓国で初めて、年間売上高が1兆ウォン(約1000億円)を突破した。
 こうした現象はかつての日本の長期デフレを連想させる。中央大の李正熙(イ・ジョンヒ)教授(経済学科)は「日本の場合は不景気が深刻化し価格破壊が起こり始めた。韓国も同じように進んでいるとみえる」と指摘した。
 1~10月の消費者物価指数の上昇率は0.6%だった。韓国銀行(中央銀行)は年間上昇率が0.7%にとどまると予想する。
 原油価格の急落を受け、デフレ懸念はさらに膨らんでいる。韓国銀行は10月に、原油価格を1バレル当たり50ドル(約6050円)台と仮定して来年の消費者物価上昇率を1.7%に下方修正した。
【ソウル聯合ニュース】15.12.14

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