シニア花井の韓国余話

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車両2部制に61%参加、大きな混雑は起らず

2012年03月27日 12時06分16秒 | Weblog
韓国大手紙・東亜日報12年3月27日記事抜粋
ソウル核安全保障サミット初日の3月26日、懸念されていた交通混雑はなかった。市民の約61%が「乗用車の自律2部制」に参加するなど、通常の月曜日の通勤時より車両運行が大きく減少した。しかし一方で、乗用車の代わりに公共交通機関を利用した市民が不便を訴える場面もあった。
警察とソウル市によると、同日午前7~9時、ソウルと首都圏の交通量は、先週月曜日の19日より5.3%減少した35万8702台を記録した。特に、会場のコエックス(COEX)が位置する江南(カンナム)圏を通行する車両が4万3635台と、1週間前より10%程度減少した。交通量の減少には乗用車の自律2部制に参加した市民の役割が大きかった。
同日、ソウル市が市内50ヵ所で2部制の参加現状を調べた結果、運行車両のうち61%が偶数車両だった。10年ソウル主要20カ国(G20)首脳会議当時は64%参加していた。京畿道龍仁(キョンギド・ヨンイン)からCOEX近くに出社するキム・ジホンさん(39)は、「乗用車の代わりに公共交通機関を利用すると通勤時間が20分ぐらい長くなるが、サミットの成功に一役買うために同調することにした」と話した。
ソウル市の関係者は、「車両10台のうち偶数車両が6台に過ぎず、市民の2部制への参加がやや低調だ」とし、「午前9時に会議が開かれる27日には長ければ2時間程度交通統制が施行される予定なので、市民の参加がなければ、一帯が駐車場になってしまう」と話した。
しかし、同日、公共交通を利用して出社したサラリーマンが大きな不便を訴えていただけに、市民の公共交通利用が拡大するかは疑問だ。ソウル市が通勤時間帯のバスや地下鉄の運行本数を増やしたが、一部江南地域のサラリーマンはぎゅう詰めのバスや地下鉄に乗れず遅刻したケースもあった。地下鉄が停車しなかった地下鉄2号線の三成(サムソン)駅周辺にはシャトルバスが配置されたが、長いときは30分以上待たされ、市民が100メートル以上並ぶ場面もあった。2部制に参加したサラリーマンのチョン某さん(39)は、「寒い中で、シャトルバスを待たされて気を揉んだ」と話した。



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