シニア花井の韓国余話

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「韓国型原発」が国際舞台デビュー          

2014年05月22日 18時30分45秒 | Weblog
韓国大手新聞 朝鮮日報14年5月21記事抜粋
朴大統領、UAEで原子炉設置式典に出席
 アラブ首長国連邦(UAE)を訪問中の朴槿恵(パク・クネ)大統領は5月20日、韓国が同国西部のバラカに建設中の原子力発電所1号機の原子炉設置式典に出席した。韓国が独自に開発した原子炉が海外に輸出されたのはこれが初めてで、斗山重工業が製造を担当した。
 朴大統領は原子炉に掲げられたプレートに「バラカで始まった協力の火が両国の未来の希望になることを願う」と書いた。
 この日の式典にはUAEからマンスール副首相兼大統領官房相が出席。マンスール副首相はムハンマド皇太子の実の兄弟で、英国プレミアリーグ、マンチェスター・シティのオーナーでもある。
 韓国は2020年までに総額186億ドル(約1兆8800億円)規模、計4基の原子力発電所建設契約を結んでいる。朴大統領は今回、総額200億ドル(約2兆円)と推定される原発運営契約の足掛かりを築くためにUAEを訪問した。
 式典終了後、朴大統領はアブダビに移動し、ムハンマド皇太子との会談及び昼食会に臨んだ。ムハマンド皇太子は朴大統領に対し「セウォル号沈没事故の対応のさなかに、約束を守るために難しい決断を下していただき、朴大統領にはこの上ない信頼感を抱いている」と述べた。朴大統領は当初、セウォル号沈没事故への対応を理由にUAE訪問の延期を考えていたが、皇太子側の強い要請により訪問を実施した。
 両国は今回、UEAの原発建設工事で韓国の人材を採用する内容の覚書、原発の設計・保守・検査など原発関連産業の育成に関する覚書などを締結した。
 朴大統領とムハンマド皇太子は、原発のほか石油、国防、保健・医療、教育分野の協力についても話し合った。朴大統領は、韓国政府が麗水と蔚山で推進中の「北東アジア・オイルハブ事業」にUAEの参加を要請。また「2020年ドバイ・エキスポ」に向けて推進される400億ドル(約4兆円)規模の建設プロジェクトに韓国企業を参加させたい意向も伝えた。
 朴大統領は同日、UAEに派遣されている韓国の「アーク部隊」を訪問し「遠い異国の地で苦労している将兵全てが軍事外交官」と激励した。
崔宰赫(チェ・ジェヒョク)記者





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