昨年冬、韓国首都圏にある児童保護専門機関の相談員は「小学生の姉妹が夜遅くにスーパーで足を引きずりながら試食コーナーを回り、空腹を満たしている」という通報を受け、警察と共に駆けつけた。
調査の結果、家出した母親を探しに行くといって父親が2週間以上も帰宅していないことが分かった。姉妹は足が凍傷にかかり、重症の姉は切断手術を受けねばならなかった。児童虐待の一種、ネグレクト(育児放棄)が招いた悲劇だった . . . 本文を読む
力もなければ権限もない
ほとんどが55-65歳の契約職員
手錠使用などの対応できず…警察が駆け付けるまでは何もできず
■ソウル市の駐・停車を取り締まる公務員、ソルさん(63)は11月6日、思い掛けない経験をした。午前10時頃、江南区永東大路のあるバス停で違法駐車中のタクシーを取り締まっていたところ、タクシーが突然後に向かって動き出し、車の前輪でソルさんの足を踏んで走り去ったのだ。
■今年4月、清涼 . . . 本文を読む
「一人になる」必要性を説く本がベストセラーに
大企業のマーケティング部署の部長Kさん(45)は最近、フェイスブックを見ていない。一晩中ベッドに寝そべって、フェイスブック上の友人たちがアップした写真を見ながら、時間を無駄にするのがもったいないという思いが強まったからだ。Kさんは「最初は友人たちの近況を聞き、ほかの人たちの考えも知ることができてよかったが、後には結局何も残らない。その時間に本を読む方 . . . 本文を読む