Praise the Lord!

聖書のことばを通して、生活の中で示されたことやインスピレーションが与えられたことをつらつらと書き記しています。

イースターエッグ

2023年04月11日 | 日記
 イースターエッグ。キリスト教の文化を持たない日本であっても、ここ数年にディズニーランド等で導入されているイースター・イベントの影響なのでしょうか、一般の人々向けに様々なイースターグッズが販売されています。キリスト教文化を持つ西洋では、イースター(キリストの復活をお祝いする日)に、子供向けに「エッグハンティング」といって、飾りつけをしたゆで卵(イースターエッグ)を教会の庭等に隠して、それを子供たちが籠を持って探す遊びを行い、イースターバニーというウサギのぬいぐるみがプレゼンされています。元来、卵やひよこ、うさぎというイメージはキリストの復活という聖書由来でなく、キリスト教以外の春の豊潤のお祭りが由来していると言われています。

 クリスチャンにとって、イースターはクリスマス以上に重要なイベントです。本当は、この日だけでなく、日々、キリストが復活されたことを覚えている必要があると思います。しかし、キリストの復活が私たち個人の生活と何の関係があるのかを知らなければ、また知ってそれを信じなければ、イースターはただの子供向けの行事になってしまいます。一方、子どもというのは言われたことを素直に吸収するという面があります。益子教会でもイースターエッグを用いて、牧師がイースターの意味を子どもに説明しようと、「この卵はなんの意味か知っていますか?」と4歳の子に質問しました。するとまだ説明されていないのに、「永遠の命」とポツリと答えたのに、一同驚かされました。おそらく前に、聞いいた言葉を覚えていたのでしょう。

「新しく生まれなければ、神の国を見ることができない」とイエスが下記の箇所でも言われたように、この霊的な新生は、肉体的に再び母の胎から生まれることを意味するものではありません。キリストの復活は、キリストを信じる者が今生きている世界にて内面的に「新しく生まれる」ことが確証される出来事であり、同時に、将来自分の肉体が死んだ後、よみがえることを信じる信仰が与えられます。このように、キリストの十字架の死と復活により、そのことを信じるものに永遠の命が与えられるようにと、神様が計画してくださったのです。このイースターの良い知らせ(ゴスペル)を一人でも多くの方に伝えたいと思います。
 
イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。…モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。 それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。 ヨハネによる福音書4章3.15節 (新共同訳聖書)