全日本クラブ野球選手権の準決勝2試合を観戦に行ってきた。超大型台風の影響で雨の降る中、午前9時、インボイス西武ドームの観客は目見当で500人くらい。寂しいと言うべきか、はたまたよくぞ集まったと言うべきか。昨日(日曜日)の準々決勝の観衆は4000人だったそうだ。理由は、NOMOクラブvs欽ちゃん球団がお目当ての人たちが多かったからだという。やはり、「話題性」が観客を集める第一なのだろう。
たまたま球場隣接のレストランで昼食をとっていたら、初老の方から声をかけられた。「昨日も見に来たけど、社会人野球ってのは、けっこうおもしろいね。だって、後のないトーナメントだからね」と言う。その通り、プロの消化試合よりははるかにおもしろいのである。NOMOクラブや欽ちゃん球団が「話題」を作ってくれて、ひとりでも社会人野球のおもしろさを味わって、ファンになってくれたらと思う。(「欽ちゃん球団」については別掲「欽ちゃん球団=マスコット球団説」を参照してください)
準決勝出場の4チームの中で、もっとも心ひかれたのは富山ベースボールクラブだった。13-2でコールド負けだったが、実に爽やかで、プレーが基本に忠実であり、全力疾走という初心も忘れていないチームだった。去年の優勝チームである全足利を屠っての準決勝進出だったのもうなずける。
どんなに少ない観客でも選手は真剣にプレーしていたし、報道陣でも、例えば毎日新聞運動部の岡崎記者(ややうら若き女性です)は、「都市対抗から2週間、休みなしですよ」と明るく言っていたが、何事でも、真面目に取り組んでいる人には敬意を表したい。
たまたま球場隣接のレストランで昼食をとっていたら、初老の方から声をかけられた。「昨日も見に来たけど、社会人野球ってのは、けっこうおもしろいね。だって、後のないトーナメントだからね」と言う。その通り、プロの消化試合よりははるかにおもしろいのである。NOMOクラブや欽ちゃん球団が「話題」を作ってくれて、ひとりでも社会人野球のおもしろさを味わって、ファンになってくれたらと思う。(「欽ちゃん球団」については別掲「欽ちゃん球団=マスコット球団説」を参照してください)
準決勝出場の4チームの中で、もっとも心ひかれたのは富山ベースボールクラブだった。13-2でコールド負けだったが、実に爽やかで、プレーが基本に忠実であり、全力疾走という初心も忘れていないチームだった。去年の優勝チームである全足利を屠っての準決勝進出だったのもうなずける。
どんなに少ない観客でも選手は真剣にプレーしていたし、報道陣でも、例えば毎日新聞運動部の岡崎記者(ややうら若き女性です)は、「都市対抗から2週間、休みなしですよ」と明るく言っていたが、何事でも、真面目に取り組んでいる人には敬意を表したい。