信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和元年度 消防車両配置式

2020年03月06日 | 生坂村の取組
 6日(金)はスッキリと晴れて青空が広がり、日向では日差しの温もりを感じられた一日でした。
 午後7時より、今年度更新しました消防車両1台を第2分団に配置しました。私から生坂村消防団の寺島団長に移管書を渡し、寺島団長から第2分団に配置書を渡しました。

▽ 私から生坂村消防団の寺島団長に小型動力ポンプ積載車の移管書を読み上げてから渡し、寺島団長から第2分団の甲斐澤分団長に配置書を渡しました。




▽ 私からは、今回で全分団の小型ポンプ積載車の更新が済み、次はポンプ車になりますが、自治消防の生坂村消防団は災害時の重要な組織ですので、今後も計画的に消防資機材の更新は行ってまいりますので、団員各位は技術の習得などに努められ、村民の皆さんの安全安心な生活を守っていただきますようお願いいたしました。




 私が村長になってから、消防委員会や分団長会議で協議をしていただき、全分団の小型ポンプの更新が済んだ後、20年経過した消防車両の更新を計画的に進めてきました。


▽ 寺島団長が、全ての小型ポンプの更新が終わり、その後消防車両の20年経過した車両の更新を計画的に進めて来たことに対して謝辞を述べられ、今後も新車両で啓発をするなど予防消防に努めていただき、村民の皆さんが安全安心に暮らせるような消防活動をお願いするなどの挨拶をされました。




 この頃の新型車両は装備が充実強化され、細かいところに配慮もされていて、オートマでもあり使い勝手が良いように感じました。
 これからも消防ポンプ車や資機材等の更新をし、消防団が安全で的確に活動しやすいように取り組んでまいりますので、団員各位も訓練、活動等に出動していただき、技術の習得と向上に努め、地域防災力の充実強化の中核を担っていただきますようお願いいたします。




▽ 朝の写真は万平集落上空からの風景です。







 その他生坂村では、議会3月定例会、保育園で避難訓練、なのはなでベビーサイン、ピラティス教室、足つぼ講座などが行われました。

令和2年第1回生坂村議会定例会の開会の挨拶

2020年03月06日 | 議会の挨拶


 毎定例会の冒頭に行っています生坂村民憲章を全員で唱和をしているところです。


   令和2年第1回生坂村議会定例会の開会の挨拶

 皆さんおはようございます。令和2年第1回議会3月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 昨日は二十四節気の啓蟄でして、穏やかな日が続き春の訪れを感じる今日この頃でございます。
 議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、全員のご参集を賜り、誠にありがとうございます。日頃は、村政運営に対しまして、ご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。


 さて、先程平田議長さんからもお話がありましたように、世界的に新型コロナウイルス感染症が拡大しているところであり、日本としても感染の拡大を防ぐために、今が重要な時期として、様々な要請があり、当村としても多くの方が集まります、行事、イベント、会議などを、中止、延期、規模縮小しておりますし、小中学校は、2日から臨時休校している状況でございます。
 引き続き、村民の皆さんには手洗いや咳エチケットの徹底など、感染拡大防止につながる行動にご協力をお願いし、早期の終息を願う次第でございます。
 それでは3月定例会は、来年度の事業、予算の審議が中心の議会でありまして、来年度に対する施政方針について、村民の皆さんにもお聞きいただき、引き続き村政運営にご理解とご協力をお願いする次第でございます。
 さて、国では「経済財政運営と改革の基本方針2019」に基づき、潜在成長率の引き上げによる成長力の強化を目指し、Society(ソサエティ)5.0時代に向けた人材・技術などへの投資等による生産性の飛躍的向上に取り組むとされました。
 さらに、少子高齢化に真正面から立ち向かい、若者も高齢者も女性も、障がいや難病のある方も皆が生きがいを持ち、活躍できる一億総活躍社会の実現にも取り組むとされました。加えて、国土強靱化、地方創生などの重要課題への取組を行うとされ、また、国の財政の厳しい状況を踏まえ、引き続き、歳出全般にわたり、聖域なき徹底した見直しを推進するとともに、地方においても、国の取組と基調を合わせ、徹底した見直しを進めることとされました。

 当村においては、『生坂村第6次総合計画』の初年度として、4つの重点事業である「福祉の村づくり事業」「子育て支援事業」「産業振興事業」及び「地域活性化対策等事業」を柱に予算組み立てを行いました。これまでの事業をさらに推進していくとともに、出産祝金、住宅リフォーム等補助金などの拡充や定住促進住宅の建設に加え、特定疾患のある方への見舞金、2歳未満の乳幼児のいる方への燃えるごみ袋の交付などの新規事業を行い、『人口減少対策』に最大級の効果が発揮できるよう努めてまいります。
 一般会計の歳入は、自主財源である村税は前年度とほぼ同水準でありますが、地方交付税は、算定基礎となる公債費が増加することに加え、地方法人課税の偏在是正の措置による増額を見込んでおり、税交付金等の一般財源総額は2.000万円強の増額の見込みとなっております。歳入全体では前年度より3,500万円の増額が見積もられる中、過疎対策事業債のうち、ハード事業では穂高広域施設組合が実施する新ごみ処理施設整備事業への分担金として1億250万円を計上するほか、村道改良事業、県営中山間総合整備事業及び定住促進住宅建設事業の継続と、CATV文字放送システム整備事業やプレハブ式冷蔵庫設置事業などの新規を合わせて8事業の借り入れを予定しております。
 また、下生坂地区での地すべり対策事業のために、緊急自然災害防止対策事業債を活用いたします。
過疎対策事業債のソフト事業は発行限度額の3,500万円を計上し、村債全体では2億8,990万円で400万円の増額となりました。基金の繰入金では、ふるさと「いくさか」応援基金から367万円減の1,545万円の繰入を行う一方、財源補填分を合わせた全体では1億1,545万円で、前年度より267万円の減額となっております。

 歳出では、「福祉の村づくり事業」において、特定疾患のある方への見舞金を新設するほか、配食サービスやフレイル事業を着実に継続し、健康寿命の延伸を図ります。
 「子育て支援事業」では、出産祝金について、第一子から第三子までの金額を上げるとともに、第四子及び第五子の金額を新たに設けます。また、2歳未満の乳幼児のいる方への燃えるごみ袋の交付事業を新たに行うとともに、小学校パソコン教室のエアコン更新、中学校普通教室等の照明LED化などを行い環境の改善を図ります。
 「産業振興事業」では、農産物の品質管理の向上のためにプレハブ式冷蔵庫を設置するほか、「いくさかの郷」を拠点として地域の活性化をさらに進めていきます。
 「地域活性化対策等事業」では、子育て世帯の上限額を120万円に引き上げるなど、住宅リフォーム等補助などの拡充、定住促進住宅の建設に加え、Lアラートの防災情報を字幕スーパーとして緊急放送するなどのためのCATV文字放送システムの整備や生坂村消防団応援商品券を発行し消防団の活性化を図り、防災・減災対策を進めてまいります。
 一般会計の予算総額は19億1,300万円で、前年度比1.9%、3,500万円の増となりました。また、特別会計は7つの会計で予算編成を行い、前年度比2.5%、2,280万円の増となっております。

 それでは、重点事業の「福祉の村づくり事業」では、第7期介護保険事業において、介護予防普及啓発事業、高齢者の低栄養防止・重症化予防事業等の「介護予防・日常生活支援総合事業」、元気塾・生坂おとこ塾等の「一般介護予防事業」、認知症初期集中支援、認知症サポーター養成講座の開催等の「包括的支援事業」などの対応をしておりますが、施設利用者の大幅増により介護給付費が増えている状況であり、特別会計の当初予算は8.1%、23,500千円の増額となっております。
国民健康保険は制度改正により、都道府県が財政運営の責任主体となりましたが、来年度も保険税については現在と変更なく運営をしてまいります。しかし、収入不足は必要に応じて基金を取り崩して対応する予定でございます。
 やはり、高齢化とともに医療費、介護サービス費が年々増加する傾向ですので、特定健診・特定保健指導の受診及び健康維持の啓発を強化し、保健師や管理栄養士によります個別面談での結果返却及び継続した個別・集団支援による生活習慣病の発症予防と、生活支援コーディネーターが介護予防事業等のサービスと相談支援体制の強化を図ってまいります。
 高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の増室により、高齢化や高齢者のみの世帯の増加に対応し、介護認定を受けた方も、安心してデイサービス、ホームヘルプサービスなどを利用しながら住み慣れた生坂村で安心して住み続けられるように支援してまいります。
 また、「地域支え合い推進会議」では、生活援助サービスの重要課題を解決するため、今年度から生坂村有償援助サービス「もりびと」が本格稼働し、「住民相互の支え合いによる地域づくり」を進めております。
そして、村民の皆さんには健康管理の意識を高めていただき、健康維持や介護予防に努めて健康寿命を伸ばしていただくことなど、健康な暮らしの継続と福祉の充実により、高齢者の生活の安定に取り組んでまいります。

 次に「子育て支援事業」としましては、3歳児以上と児童・生徒の給食費の無料化を継続しますとともに、保育園、小中学校では、保育士の増員、エアコン・ファンヒーター等の更新、照明のLED化など施設・楽器・遊具等の更新や維持管理、新学習指導要領の対応などを行い、健やかに産み育む子育て支援金、18歳までの村単福祉医療費の無料化も継続することにより、保護者の子育てと教育の環境を整えております。
 子ども・子育て支援業務として、今年度新たに策定しました「第2期子ども・子育て支援事業計画に基づき、新生児から18歳までの全ての子どもと親や家族、そして子育ての協力者となる地域住民を対象に、子支援・親支援・地域支援といった総合的な子育て支援を推進してまいります。
 また、村の子育てに関する情報が、いつでも入手することができるよう、スマホ向けアプリケーションを導入し、村の子育てに関する行事や情報を随時発信し、子育て世代により便利に活用してもらうとともに、複雑な予防接種スケジュール管理や健康管理の記録など育児のサポート機能としても利用できます「子育て支援アプリ」を導入したいと考えております。
 児童館・生涯学習施設「たんぽぽ」では、エアコンの更新、床の改修を行い、学習支援員、放課後児童支援員、司書等を配置し、B&G海洋センターでは、スポーツ振興と地域コミュニティの場として、両施設で「放課後児童クラブ」「のびのびスクール」「地域未来塾」などで学力・運動力の向上を図ってまいります。
 これらの取り組みによりまして、生坂村で結婚、出産、育児、教育が安心に一貫して受けられますように、出産祝金の拡充、燃えるごみ専用袋の交付と、今までの結婚祝金・入学祝金・奨学金貸付制度などにより、安心して健やかに産み育てられ、次代を担う子ども達が個性豊かに育まれる環境づくりと教育の充実強化に努めてまいります。

 次に「産業振興事業」としまして、昨年グランドオープンしました道の駅「いくさかの郷」ですが、春には、ワラビ、タラの芽、コシアブラなどの山菜と竹の子の「ハチク」、秋には特産の193カラットのブドウの販売でとても賑わいました。
 農林水産物生産者組合の皆さんも170組ほどになっており、今年度は、県の元気づくり支援金を活用してパイプハウスを5地区で設置して、野菜の出荷をしていただいています。しかし、農産物の栽培・出荷、品揃えなど課題がありますので、定例会等で協議をして改善していきたいと考えております。
 かあさん家は、灰焼きおやき、おまんじゅう、かあさん豆腐などの加工品の販売や食堂の運営は、売上増と雇用も増え順調に推移しているところでございます。
 また現在、当村の豊かな自然や風土等の観光資源を生かした取組や情報発信等に努めるとともに、ブドウに次ぐ特産品の開発、多様な地域の素材を活用した6次産業化の推進等の農業振興を実践し、道の駅「いくさかの郷」を核とした地域振興策を図り、農産物の販売額の増加や人材育成、さらには新規就農者の定住につなげることを目指し、「山村活性化対策事業」に採択していただくように取り組んでおります。
 「県営中山間総合整備事業」は、現在、宇留賀才光寺工区の用水路工事、下生野工区の農業用用排水施設の測量設計を行っており、来年度は、下生野工区の当施設の整備事業、上生坂原工区の農業用用排水施設整備事業、小舟工区の農道整備事業及び農業集落道整備事業、大日向北平工区の農業用用排水施設整備事業、宇留賀会工区の圃場整備事業を進める予定でございます。
 有害鳥獣による被害が拡大しているため、広域の進入防止柵の設置、個別の電気柵の設置補助「防除器具等設置事業」を推進しておりますが、新たに複数人で共同設置する場合の補助制度を設けるとともに、狩猟免許の取得更新費用の一部を支援いたします。
 商工振興では、商工業指導事業等の職員設置補助金の増額とともに、引き続き生坂マル得商品券の発行補助を行い、拡充しました個人住宅リフォーム補助、生坂村店舗整備促進事業補助金等も実施して商工業者の育成を行ってまいります。
 以上の農業、商工業、観光の振興、6次産業化等によります「産業振興事業」で当村の経済の活性化を目指してまいります。

 次ぎに「地域活性化対策等事業」としましては、村の各種懇談会や健康づくりなどの事業とボランティア活動などについて、ポイントを付与し、村内で使える割引や商品券、ゴミ袋などに交換できるポイント制度が、村民の皆さんに広がってきて、各種取組や施策などの周知や参画に効果が表れてきたと感じております。
 人口減少・少子高齢化の抑制対策の移住・定住促進支援として、道の駅「いくさかの郷」の向かいの「石原団地」に、引き続き若者定住促進住宅を2棟建設しますし、中学生以下の子供さんがいる世帯への住宅新築、リフォーム補助の上限を120万円まで拡充し、生坂村移住定住及び空き家対策事業補助金を、空き家バンク制度を利用しての移住者や老朽空き家の所有者に空き家の改修や解体費用などを、条件により上限100万円まで補助いたします。
昨今、全国各地で甚大な災害発生が常態化している中、ICNの自主放送で、Lアラートの防災情報を字幕スーパーとして緊急放送することや、気象情報システムとの連携によりタイムリーに村内3箇所の雨量が把握できるようにするなどの文字放送システムの整備を行います。
 また、有事の際の生坂村消防団の対応を強化するために、出動率が7割を超える消防団員に対し、村内で使える商品券「生坂村消防団応援商品券」2万円分を進呈し、団員の出動率の向上に取り組み、地域防災力の強化と防災・減災対策により「災害に強い村づくり」を進めてまいります。
 これらの事業によります安全安心な生活の確保及び人口減少対策、地域・村の活性化に努めてまいります。
 以上の4つの重点事業をそれぞれに実施することで、それによります相乗効果を引き出し、生坂村の課題解決や方向付けをしてまいりたいと考えているところでございます。

 次ぎに、16日に上程させていただきます3月補正予算につきましては、文部科学省の「GIGAスクール構想の実現」に向けて、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金と補正予算債の学校教育施設等整備事業債を100%充当して、小学校が10,396千円、中学校が7,283千円を計上させていただきます。
 また、年度当初の基金取り崩し分の99,000千円は、余剰分と今月の特別交付税を見込みますと、全額基金を崩さずに済みそうですし、20,000千円ほど基金に積み立てられる状況でございます。
 そして、今後専決でお願いします特別交付税の予算計上と合わせまして、来年度以降も将来負担の軽減施策などの有効的な財源活用を図っていき、引き続き財政健全化を維持しつつ、将来に対する必要な投資は進めてまいりたいと考えております。
 来年度は「村政懇談会」を4月下旬から10区に出向き開催させていただく予定でございます。村づくり研究会で協議をしてきました内容を議員各位に今定例会中にお渡しして、そのご指摘事項等に対処しましての「いくさか村づくり計画」や来年度の事業と予算、様々な課題対応等について説明させていただき、村民の皆さんのご意見、ご要望を把握したいと思っております。
 村民の皆さんとの対話を重視して、村民主役の村政運営を心掛けておりますので、多くの皆さんにご出席いただき、忌憚のないご意見・ご要望をお願いいたしますとともに、地区担当職員が各区の総会でご意見・ご要望を把握して、役員の皆さんにご発言いただけますように進めてまいります。
 今回上程させていただきました令和2年度予算案は、引き続き限られた財源の中で、村民の皆さんのことを第一に思い、ご意見・ご要望と議会からのご提言も反映させ、当村の課題解決に向けて「選択と集中」で事業費を計上させていただいたものでございます。
 そして、「新たな発想で 未来を創り出し 人と自然が輝く いくさか」に愛着と誇りを持っていただき、山紫水明の豊かな自然、先人が築かれてきた伝統・文化を、守り育てていこうという責任感を共有して、さらなる村民の皆さんとの協働による村づくりの継続によりまして、第6次総合計画の将来の姿「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村」に向けて、引き続きのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 私も職員各位も知恵を出し切磋琢磨し、誠心誠意働く所存でございます。どうか、村民の皆さんが安全で安心して暮らしていけるために、議員各位をはじめ、村民の皆さんのご指導、ご支援をお願いする次第でございます。

 それでは、今議会定例会に上程をさせていただきました議案は、事件案4件、条例案7件、予算案8件の計19件であります。

議案第2号   長野県町村公平委員会共同設置規約の変更について 

 この議案は、長野県町村公平委員会から麻績村筑北村学校組合の脱退に伴い、長野県町村公平委員会共同設置規約の一部を変更するために地方自治法第252条の7第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。

議案第3号   穂高広域施設組合規約の変更について

 この議案は、穂高広域施設組合の共同処理する事務の「し尿処理施設の設置、管理及び経営に関する事務」に、筑北村が加わるため、地方自治法290条の規定により議会の議決を求めるものであります。

議案第4号   生坂村中山間地域特別農業農村対策事業施設大日向農産物直売所の指定管理者の指定について

 この議案は、生坂村中山間地域特別農業農村対策事業施設大日向農産物直売所の指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。

議案第5号   村道路線の認定について

この議案は、村道路線を認定する為に道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります

議案第6号   生坂村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例案 

 この条例案は、印鑑登録証明事務処理要領の改正に伴い関係部分の一部を改正する条例案であります。

議案第7号   職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例案

 この条例案は、人事院規則の一部改正に伴い関係部分の一部を改正する条例案であります。

議案第8号   生坂村特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案

 この条例案は、地方公務員法の会計年度任用職員関係の改正に伴い、関係部分の一部を改正する条例案であります。

議案第9号   生坂村福祉員条例を廃止する条例案

 この条例案は、地方公務員法の会計年度任用職員関係の改正に伴い、生坂村福祉員条例を廃止する条例案であります。

議案第10号   災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例案

 この条例案は、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正に伴い、関係部分の一部を改正する条例案であります。

議案第11号   生坂村廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案

 この条例案は、2歳未満の乳幼児の保護者に対して、紙おむつ等排出に伴う可燃物ゴミ専用指定袋を交付するため、廃棄物手数料を減免するための一部を改正する条例案であります。

議案第12号   生坂村国民健康保険税条例の一部を改正する条例案

 この条例案は、国民健康保険の制度改正に伴い関係部分の一部を改正する条例案であります。

議案第13号   令和2年度生坂村一般会計予算

 この予算案は、歳入歳出予算の総額を1,913,000千円とする予算で、前年度と比較して35,000千円の増となっております。
 主な歳入では、村税で150,938千円、地方交付税、990,000千円、国庫支出金74,822千円、県支出金94,786千円、繰入金115,445千円、村債289,900千円であります。

 また、歳出の主な予算は、福祉の村づくり事業の社会福祉事業の生活支援コーディネイターの配置、有償援助サービスもりびと運営、特定疾患見舞金等で13,598千円、生活支援等サービス事業の介護予防一般高齢者支援、配食サービス等で、9,532千円、子育て支援事業で、子ども・子育て支援事業のいくっこ子育て支援、ファミリーサポートセンター事業等で5,569千円、保健衛生・扶助で、子育て支援犀龍小太郎助成事業、出産祝金拡充等で10,619千円、教育振興事業で、小学校パソコン教室エアコン更新工事、中学校普通教室照明LED化工事等で、14,856千円、産業振興事業の農業振興事業で県営中山間総合整備事業負担金、農産物加工施設プレハブ冷蔵庫の設置等で、51,498千円、里山整備事業で松くい虫対策、有害鳥獣対策拡充等で15,318千円、地域活性化対策等事業の、定住促進対策の定住促進住宅建設、移住定住及び空き家対策事業補助金並び住宅リフォーム補助拡充等で59,671千円、防災・減災事業で村道改良事業、ICN文字放送システムリプレイス及び機能追加工事、緊急自然災害防止対策事業、消防団応援商品券等で66,106千円となっております。

議案第14号   令和2年度生坂村営バス特別会計予算

 この予算案は、歳入歳出予算の総額を33,600千円とする予算で、昨年度と比較して400千円の増となっております。
 主な歳入は使用料及び手数料で4,100千円、国庫支出金5,286千円、繰入金で24,064千円であります。また、主な歳出では、総務費で32,364千円、運行費1,155千円となっております。

議案第15号   令和2年度生坂村福祉センター特別会計予算

 この予算案は、歳入歳出予算の総額を112,300千円とする予算で、昨年度と比較して9,700千円の減となっております。
主な歳入は使用料及び手数料で、109,869千円、諸収入で1,087千円、繰入金1,342千円です。また、主な歳出は経営管理費で112,291千円となっております。

議案第16号   令和2年度生坂村簡易水道特別会計予算

 この予算案は、歳入歳出予算の総額を75,300千円とする予算で、昨年度と比較して23,700千円の増となっております。
主な歳入は使用料及び手数料で、37,682千円、繰入金で20,517千円、村債で17,000千円であります。
また、主な歳出は経営管理費で45,047千円、建設改良費で17,416千円、公債費で12,787千円となっております。

議案第17号   令和2年度生坂村国民健康保険特別会計予算

 この予算案は、歳入歳出予算の総額を263,000千円とする予算で、昨年度と比較して24,000千円の減となっております。
 主な歳入は国民健康保険税で、39,086千円、県支出金206,126千円、繰入金16,335千円であります。

 また、主な歳出は保険給付費204,711千円、国民健康保険事業費納付金で、52,604千円となっております。

議案第18号   令和2年度生坂村農業集落排水特別会計予算

この予算案は、歳入歳出予算の総額を99,100千円とする予算で、昨年度と比較して9,000千円の増となっております。
主な歳入は使用料及び手数料で、24,375千円、県支出金で11,000千円、繰入金で63,225千円であります。
また、主な歳出は経営管理費で32,310千円、公債費で66,314千円となっております。

議案第19号   令和2年度生坂村介護保険特別会計予算

 この予算案は、歳入歳出予算の総額を313,100千円とする予算で、昨年度と比較して23,500千円の増となっております。
 主な歳入は介護保険料で、51,995千円、国庫支出金で85,789千円、支払基金交付金で80,990千円、県支出金44,720千円、繰入金48,342千円であります。
また、主な歳出は保険給付費287,786千円、地域支援事業で21,535千円となっております。

議案第20号  令和2年度生坂村後期高齢者医療特別会計予算

 この予算案は、歳入歳出予算の総額を30,400千円とする予算で、昨年度と比較して100千円の減となっております。
 主な歳入は後期高齢者医療保険料で、19,990千円、繰入金で10,318千円であります。
 また、主な歳出は後期高齢者医療広域連合納付金で29,917千円となっております。

 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。

小立野上空からの風景&3月定例議会の準備

2020年03月05日 | 生坂村の風景
 5日(木)は雲が多いものの、日差しが届き晴れ間も見えました。でも、ニワカ雪も降るなど寒い一日でした。
 毎朝恒例の撮影は、小立野上空から犀川の築堤工事が進んでいる状況などの風景を撮影しました。






 本日は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、やまなみ荘お楽しみ会が中止になり、朝から翌日開会の3月定例議会の開会の挨拶を作成しました。
 3月定例議会は、新年度の事業、予算の審議が中心の議会ですので、毎年度、財政担当職員の「令和2年度当初予算編成にあたって」と「令和2年度当初予算の概要」を議員各位と村民の皆さんにお伝えする意味で、全文を引用して、その後、来年度の私の施政方針等を述べさせていただき、最後に各議案の説明をさせていただくようにしております。
 毎年度3月定例議会の開会の挨拶は長くなりますが、今回は新たな事業や拡充する事業と、提案する議案が多く、昨年度より1,000字以上長くなりそうです。

▽ 朝の小立野上空からの風景写真の続きです。





 その他生坂村では、保育園で誕生会、またにてぃクッキングなどが行われました。

のらのら青空塾でぼかし肥料作り

2020年03月05日 | 報告
いくさか大好き隊員の鈴木さんからの報告です。
のらのら青空塾では、3月2日午前9時から、ぼかし肥料作りを行いました。
ハウスの中にブルーシートを広げ、もみがら・米ぬかに土壌菌のいる土を交互に広げて混ぜていきます。
今年は作る量を増やして、もみがらと米ぬかは10袋もあるので、混ぜていく作業だけでも1時間以上かかりました。






その後、ヨモギ酵素液(若く柔らかいヨモギに黒砂糖を加えて発酵させたもの)を加えた水をまき、全体にしっとりさせて手でもみほぐしたら、あとはシートをかけて発酵させます。




発酵が進むと温度が上がってくるので、40度くらいまではそのまま発酵させ、以降は1日に1回、全体をかき混ぜる作業が待っています。


のらのら青空塾では、長野県地域発元気づくり支援事業「有機で創る元気な里づくり事業、スーパーぼかしを使った野菜づくり」に取り組み、野菜やえごまなどを道の駅「いくさかの郷」で販売しています。
また、今回作ったぼかし堆肥は、いくさかの郷ほかで販売される予定です。





ハウスの中ではほうれん草が、外の畑ではニンニクが元気に育っていました。
また、昨年収穫したえごまの袋詰め作業も行われていました。





道の駅直売所で「のらのら青空塾」のラベルがついた農産物を見かけたら、ぜひ手にとってみてください。

補正予算査定&第6回村づくり研究会

2020年03月04日 | 生坂村の会議
 4日(水)は夕方からに段々と雨が降りだし、夜半には本降りになり、日差しが乏しい分、ヒンヤリとした体感の一日でした。
 午前8時40分から3月定例会に追加上程します令和元年度一般会計補正予算(第5号)と7つの特別会計補正予算の査定を行いました。事業確定等の減額補正が主ですが、一般会計補正予算で、主な減額は、人件費、公共土木災害復旧費などであり、主な増額は、ふるさと「いくさか」応援基金積立、小中学校の「GIGAスクール構想の実現」に向けての公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費、福祉センター特別会計と介護保険特別会計への繰出金などでありました。




 午後1時30分からの第6回村づくり研究会は、2月17日に行った第5回の会議で、令和2年度から5年間の「いくさか村づくり計画」の変更点を中心に校正していただき、その箇所を再度担当部署で修正していただいた計画を、再度第6次総合計画との整合性、各部署の現状に合った内容、文章等を係長以上で確認していただきました。


 大きな変更箇所があった3部署の他は殆ど字句の訂正と統一でしたので、3部署は再度校正をしていただき、9日までに村づくり推進室に提出し、室長がその箇所の確認と字句の訂正等をした後、私が確認させていただき、3月17日の議会全員協議会にお渡しして、議員各位からのご指摘事項等に対処しまして完成する予定です。


 その後、村政懇談会の資料として、ダイジェスト版を作成し、議会全員協議会、区長会議、常会長会議でお示しをして、村政懇談会を開催し村民の皆さんに説明していきたいと考えております。


▽ 朝の写真は下生坂上空からの風景です。







 その他生坂村では、保育園で献立会、歩こう部、申告相談などが行われました。

知恵の輪委員会&総合教育会議

2020年03月03日 | 生坂村の会議
 3日(火)は日差しが届いてお雛様もニッコリして、日差しの温もりを感じられた一日でした。
 午後1時30分からの知恵の輪委員会は、私の挨拶の後、毎月の定例課長会議の概要を報告し検討協議をしました。


 事業検討の災害対応については、「自らの命は自らが守る」災害リスクマネジメント事業の「防災マニュアル」について、表紙に2020年3月の作成時期、「自らの命は自らが守る」を表記すること、字を大きくすること、学校を小中学校とすること、自主防災組織の欄を黒線で囲い目立つようにすること、行動の指針の表現方法を統一すること、1,000年に一度の浸水想定区域でも避難所を記載すること、避難所準備組織のリーダー1名・サブリーダー2名を選出することを記載することなど、防災懇談会で出された意見・要望について協議をして決定しました。


 新年度以降の村民運動会等については、村民運動会とスポーツ祭を2回ずつ隔年開催したこと、2回の分館長・社会教育委員・スポーツ推進委員合同会議で話し合われ、チーム編成・種目等を再検討し、「村民運動会形式」の行事を継続することを決めていただきました。


 そしてその決定を受け、知恵の輪委員会で協議をしました。会議の中の主な意見は「人集め」が大変、「分館対応」維持は困難、「行事」は無くさない方がいい、「若い人」が参加できる種目を、松本山雅FCの参加は盛り上がる、楽しかったという声が多いなどが出されたということで、それらを考慮して話し合いました。


 「分館対抗」の廃止は良いが、チーム編成の方法は2~3にするべきか、選手集めは、分館長中心にお願いしたいこと、保育園児、小中学校の児童・生徒の参加をお願いすること、人集めの方法、やはり名称は「村民運動会」で良いと思うこと、開催日は5月17日にして、松本山雅FCの協力をいただくこと、地区担当職員が各分館のお手伝いをすることなど、様々な意見が出されましたので、次回の合同会議の参考にしていただき、詳細を決めていただくことになりました。
 次回の知恵の輪委員会は、土地の利用を含めた空き家の意向調査と特定地域づくり事業協同組合の内容について協議していただくことにしました。

 午前10時30分からは、今年度第1回総合教育会議を開催しました。
 最初に、新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る教育委員会の対応については、保育園は通常通り開園していて、小中学校は2日から臨時休業中で、児童館たんぽぽは長期休業と同じ体制で対応していますが、来ている児童が少ないので、のびのびスクールは中止にするとのことでした。
 卒業式・卒園式は現在のところ式典の規模等を縮小して行う予定とのことですし、入学式・入園式は今後の動向により判断するとのことでした。


 次に、教育委員会の関連する個別計画の策定状況について、第2期生坂村子ども・子育て支援事業計画(案)では、計画策定の趣旨と位置づけ、村全体で子育て家庭を支援する仕組みづくりなどの計画の基本方針、計画推進体制などについて説明を受けました。
 私からは、当村の保育園は「信州やまほいく」としての保育環境は整っていますので、その対応について研究して欲しいことと、新型コロナウイルス感染症拡大防止対応の通信教育や、児童・生徒数が少ない小規模校でのGIGAスクールの整備により、他校との遠隔教育などを行っていくことを検討していいただきたいと申し上げました。


 第2次生坂村男女共同参画計画のついては、男女共同参画に関する住民意識調査の結果、計画体系について説明していただき、男女共同参画を進めるための「意識づくり」「環境づくり」「村づくり」の基本目標、目標とする指標、施策の方向性などを協議しました。


 生坂村保小中一貫教育研究検討協議会については、小・中学校の参観日を活用した「小中一貫教育に関する学習会」を開催し、その参加者アンケート結果と現状の生坂村の教育についての意見などの報告を受け、来年度の検討方法について協議をしました。
 最後に第2次生坂村教育大綱が策定中であり、次年度以降の村民運動会等についても報告を受けました。

▽ 朝の写真は下生野上空からの風景です。







 今日生坂村では、公民館でバドミントン教室、山口医師訪問診察、小立野区申告相談などが行われました。

海鮮丼フェア&定例課長会議&議会全員協議会

2020年03月02日 | 生坂村の報告
 2日(月)は時々日差しが届いて、昼間は季節先取りの暖かさの一日でした。
 午前9時からの定例課長会議は、各部署に今月の検討取組事項を提示する中で、新年度に向けて順調に引き継ぎができるように各部署に要請しました。
 各部署からは、3月議会定例会、3月補正予算の対応、区長会議、4月当初の日程、特定個人情報保護研修会、新年度区長会議及び常会長会議、高齢者福祉施設における新型コロナウイルスに関する対応、長野県地域発 元気づくり支援金、令和2年度村づくり計画、知恵の輪委員会、いくさか大好き隊、粗大ごみ有料収集、やまなみ荘営業カレンダー、サンキュープラン、遊具の点検と修繕、民生児童委員協議会ブロック研修、多面的機能支払交付金実績報告、農業懇談会会議録の提出、児童館の児童クラブの対応、花まつりの延期などについて説明を受け検討協議をしました。

 3/1(日)から31(火)までやまなみ荘食堂にて、海鮮丼フェアを開催していますので、毎回のように私はお昼に食べに行きました。


 今回のメインは愛媛県産「ミカン鯛」です。
 おなじみの名脇役、北海道標津町産のイクラとホタテなど、海の幸をふんだんに丼に盛りつけました。

 いろいろ新鮮なネタが見えますね!美味しそうですね!卵焼きの中はなんでしょう?そんな豪華な海鮮丼ですが、価格は据え置きの、しかも税込で←ここ重要!! 
なんと!1.700円です!この機会に、是非ご賞味ください!1日限定20食ですので、前日までにご予約いただくと、確実にお召し上がりいただけます。皆様のご予約をお待ちしています!


 午後1時からの議会全員協議会では、3月定例会の日程について、2月18日の議会運営委員会で決めていただいた日程を、太田議会運営委員長から報告していただきました。


 各常任委員会への予算の分割付託は、予算一体の原則からすれば認められないとのことで、全議員で構成する連合審査会として審査することになっています。
上程議案は、事件案4件、条例案7件、予算案8件の計19件について、副村長から概要を説明させていただきました。
 当初予算では、主な事業に関しての予算、7つの特別会計について概略を説明させていただいた後、新規事業等について「福祉の村づくり事業」「子育て支援事業」「産業振興事業」「地域活性化対策等事業」の4つの重点事業の中で、10数項目に対して概略を説明させていただきました。


 若者定住促進住宅の応募状況と来年度の建設予定、臨時財政対策債の起債内容、ふるさと納税の状況、プレハブ式冷蔵庫の内容など、幾つかのご質問やご提言をいただきお答えをしましたが、本会議や各常任委員会で詳細に説明させていただきます。

▽ 朝の写真は大日向からの犀川の風景です。







 その他生坂村では、コロナウイルス対策講習会、下生野区申告相談などが行われました。

生坂ダム湖の水鳥達&ハウス栽培の野菜販売

2020年03月01日 | 生坂村の風景
 1日(日)はスッキリとした晴天で、空気はヒンヤリとしても日向では日差しの温もりが感じられた一日でした。
 毎朝恒例の撮影は、白鳥が亡くなってから撮影していなかった生坂ダム湖の水鳥達を撮ってみました。






 水鳥の鴨たちの名前は知りませんが、色々な種類の水鳥が気持ち良さそうに泳いでいました。






 道の駅いくさかの郷で、小立野「まめってえ会」がハウス栽培したホウレンソウや小松菜の販売が始まったことが、市民タイムスの記事として掲載されました。この事業は、元気づくり支援金を活用して、地元産の農産物が少ない時期にハウスで栽培していただき、いくさかの郷に出荷していただく取組です。これから多くの農産物が出荷されますので、道の駅いくさかの郷へのお越しをお待ちしております。