信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

3月議会定例会本会議&全員協議会

2020年03月16日 | 生坂村の会議
 16日(月)は時々湿った雪が強く降り、積もるかと心配しましたが、午後になると止みました。でも季節が戻ったような寒い一日でした。
 午後1時から3月定例議会の本会議が再開され、会期中にお願いしています今年度の補正予算案などに付き、説明をさせていただきご審議いただきました。

   令和2年第1回村議会定例会追加議案説明

 それでは、3月定例会の会期中に毎年度お願いしています今年度の補正予算案などに付きまして、ご説明をさせていただきご審議をお願いするものでございます。
 議案説明につきましては、人事案10件、事件案1件、予算案8件でございます。

議案第21号~
議案第30号    生坂村農業委員会委員の任命について

 この議案第21号から30号の人事案につきましては、任期期間が令和2年5月18日から令和5年5月17日までの間の生坂村農業委員会の委員を任命したいので、農業委員会等に関する法律第8条第1項に基づき議会の同意を求めるものであります。

議案第31号    建設工事請負契約の締結について

 この議案は、令和元年度道路災害復旧工事、村道2級10号線込地地区について請負契約を締結したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び生坂村議会の議決に付すべき契約及び、財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。

議案第32号    令和元年度生坂村一般会計補正予算【第5号】

 この予算案は既定額から歳入歳出67,817千円を減額し総額を2,079,123千円とし、地方債の借入限度額を12,800千円減額して、繰越明許費の経費を定める補正予算であります。


 主な内容は、歳入で使用料及び手数料で10,769千円、国庫支出金29,114千円、県支出金5,313千円、繰入金32,131千円、村債12,800千円を減額し、地方交付税3,221千円、寄付金16,200千円の増額となっております。
 歳出では、衛生費4,523千円、農林水産業費19,498千円、商工費4,916千円、土木費19,225千円、災害復旧費38,054千円減額し、総務費が基金への積立金等で15,133千円、教育費が公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業関係等で9,207千円の増額となっております。

議案第33号    令和元年度生坂村営バス特別会計補正予算【第2号】

 この予算案は既定額に歳入歳出290千円を増額し、総額を33,770千円とする補正予算であります。
 主な内容は歳入で使用料及び手数料900千円、繰入金1,695千円を減額し、国庫支出金が2,595千円の増額であります。
 歳出では、運行費の修繕料で290千円の増額となっております。


議案第34号    令和元年度生坂村福祉センター特別会計補正予算【第2号】

 この予算案は既定額から歳入歳出9,275千円を減額し、総額を114,571千円とする補正予算であります。
 主な内容は歳入で、使用料及び手数料19,893千円を減額し、繰入金が10,638千円の増額であります。
 歳出では経営管理費を9,275千円の減額となっております。


議案第35号    令和元年度生坂村簡易水道特別会計補正予算【第3号】

 この予算案は既定額に歳入歳出152千円を増額し、総額を58,202千円として、地方債の借入限度額を300千円減額する補正予算であります。
 主な内容は、歳入で使用料及び手数料792千円、諸収入437千円を増額し、繰入金777千円、村債300千円の減額であります。
 歳出では経営管理費を226千円増額し、公債費が74千円の減額となっております。


議案第36号    令和元年度生坂村国民健康保険特別会計補正予算【第3号】

 この予算案は既定額から歳入歳出33,788千円を減額し、総額を258,247千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入で諸収入1,135千円を増額して、県支出金33,235千円、繰入金1,368千円の減額であります。
 歳出では保険給付費33,164千円の減額となっております。

議案第37号    令和元年度生坂村農業集落排水特別会計補正予算【第2号】

 この予算案は既定額に歳入歳出20千円を増額し、総額を90,426千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入で使用料及び手数料を511千円増額し、繰入金491千円の減額であります。
 歳出では経営管理費20千円の増額となっております。

議案第38号    令和元年度生坂村介護保険特別会計補正予算【第3号】

 この予算案は既定額に歳入歳出21,700千円を増額し、総額を313,018千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入で介護保険料2,199千円を減額し、国庫支出金8,240千円、支払基金交付金5,152千円、県支出金3,111千円、繰入金7,395千円の増額であります。
 歳出では、保険給付費22,600千円の増額で、地域支援事業が1,139千円の減額となっております。

議案第39号    令和元年度生坂村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

 この予算案は既定額から歳入歳出1,733千円を減額し、総額を28,767千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入で後期高齢者医療保険料880千円、繰入金790千円の減額であります。
 歳出では、総務費306千円、後期高齢者医療広域連合納付金1,377千円の減額となっております。

 以上の議案でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げ、議案の説明とさせていただきます。


▽ 本会議の前後に議会全員協議会をお願いして、本日の本会議に提案しました今年度の補正予算案の主に大きな増額、減額補正の内容と繰越明許の事業等について、ご質問をいただき回答させていただきました。


 主なご質問、ご意見は、農業委員の団体推薦については、農林水産物生産者組合とぶどう生産者組合の推薦であること、請負契約の工事期間については、今年11月頃の完成の予定であり、繰り越し明許でお願いしたいこと、標準工事での工期の見込みで、県の河川護岸工事の方から行い、車両は筑北村の方から入っていただくこと、利子及び配当金については、基金利息であるので基金が増えていること、日岐のトンネル残土置場の整地後については、日岐区と相談してゲートボール場と公園か駐車場にすることと管理は今後調整すること、ハンドピースを直すことについては、2本にして来年度は滅菌器を更新し消毒して使うこと、人権擁護費については、問題がある時に開かれる会議であり、今年度は開催されなかったこと、家庭雑排水処理委託料については、簡易浄化槽であり現在は使用されていないが空き家に住む場合を考慮して計上していること、老人クラブ助成事業補助金の減額については、端数調整であること、配食サービスの減額については、実績による減額であること、今冬は暖かく暖房費の減額については、年度途中であり最終補正で対応すること、プレミアム付商品券の事務費が減額と事業費が増額については、商品券の申請等によること、賃金については、保健師がいなくて事務担当の賃金を見込んだこと、農地利用最適化推進交付金については、年額の報酬の他に、活動による農業委員の報酬であること、道の駅のトイレ掃除の委託料については、シルバーに委託して実施した日数、時間の実績によること、トイレ掃除については、来年度を違う方と業者をお願いすること、備品購入費については、元気づくり支援金事業のパイプハウス等であること、土壌検査の減額について、ぼかしで元気な里づくり事業で行わなかった減であること、補正予算の計上については、不要が分かったときに計上することなど、ご質問、ご提言に対してお答えさせていただきました。


 小中学校の工事請負費については、国の補正予算で児童生徒に一人ずつパソコンを持たせるために、校内LANケーブルと電源キャビネットの整備など、通信環境の整備であること、補正予算で計上したことについては、財源措置が有利であること、パソコンの購入は当事業に入っていないこと、学校給食の光熱費の増額については、米の保管を営農センターに無料で借りていたが借りられなくなり、保管した給食センター冷蔵庫の電気代であること、小中学校の光熱水費が上がっていることについては、新年度当初予算では教育長がしっかり査定したこと、文化財保護委員報酬の減額については、前委員による会議を開かなかったこと、簡水の新橋梁への添架については、県道の新橋梁の工事が遅れたため事故繰り越しをお願いしたいこと、国保の96%の収納率については、100%の収納率は見込めないこと、農集の修繕料については、上生坂の汚泥引き抜きポンプの修繕であること、介護保険特別会計の増額補正については、介護認定者は減っているが、介護度の高い方が増えたことと、施設介護が増えたことであり、今後の見通しは75歳以上の高齢者世帯が4分1以上であり、老老介護のケースが多く、施設介護が増える可能性があること、特別徴収については、年金から引かれる徴収であること、空き家の解体補助については、老朽空き家は補助の対象になることなど、ご質問、ご提言に対してお答えさせていただきました。


▽ 朝の写真は日岐上空からの風景です。







 その他生坂村では、生坂村での最終日の申告相談などが行われました。