信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

山清路大橋付近の風景

2020年09月27日 | 私の挨拶
 27日(日)は雲が広がって、時よりニワカ雨が降り、昼間は青空が見える変わりやすい天気でした。
▽ 毎朝恒例の撮影は鷺の平集落に行き、架設中の山清路大橋(仮称)の全容が見えてきましたので近辺の風景を撮影しました。
山清路大橋付近の風景



 主要地方道大町麻績インター千曲線は生坂村山清路地籍において、平成18年に大規模な岩盤崩落が発生して以降通行ができなくなり、県道は旧山清路橋の2トンの重量制限のある橋梁に迂回している状況が続いています。




 このため平成22年度から延長442m、幅員5.5(7.0)m(内橋梁延長136m、幅員5.5 (9.0)m)のバイパス工事に着手し、平成29年度には橋梁上部工(鋼単純下路式ニールセンローゼ橋)を発注して、今年中の完成予定で工事を進めていただいています。


 この事業の完成により、安全・安心な交通の確保や観光振興、地域活性化の向上に大きく寄与することが期待されます。


 山清路の地形は麻績累層と呼ばれる地層が犀川に浸食されて形成され、北の金戸山(かなとこやま)、南の雲根山に挟まれ、川の両岸は最高で60メートルの断崖となっています。


 かつては河床には奇岩・猿とび岩を始め、水神釜や竜神の岩穴といった景色を見ることができましたが、1957年(昭和32年)に東京電力の発電用ダムである平ダムが完成し、ダムは山清路の下流1キロメートルの地点に位置しており、ダムから上流6キロメートルの区間が水没し、長く曲がりくねった人造湖が誕生しました。この変貌について、『角川日本地名大辞典』には「峡谷の景観は失われ、山の湖として新しい観光地に生まれ変わった」と記されています。


 現在、新橋梁の完成とともに、旧県道が村道に払い下げになるので、遊歩道として整備をしていくために、昨年度から松本建設事務所で各種工事を進めていただいており、当村も百体観音の遊歩道や信濃十名勝の看板などを修繕しており、さらに山清路を観光名所として盛り上げてまいります。

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