信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県町村会9月役員会及び先進地視察

2018年08月30日 | 私の活動報告
 30日(木)はずっと雨が降り続き、最高気温が16度くらいと肌寒い視察研修となりました。
 午前8時20分から長野県町村会9月役員会が開催されました。藤原会長さんのあいさつで始まり、協議事項として平成30年度長野県町村会一般会計補正予算(第1号)の専決処分について、「第27回定期総会提出議案について」として、日程及び役割分担を決め、国・県に対する要望事項として、総務文教部会、社会環境部会、産業経済部会、建設部会の私を含めそれぞれの部会長が第2回部会で協議した内容を報告し提案しました。提案・要望事項は各部会で慎重に審議した内容ですので、報告通り総会に諮ることになりました。
 その他、国・県に対する要望日程、長野県町村会創立100周年記念事業実施について、10月役員会の日程などが協議され、報告事項として、学校施設への空調(冷房)設備設置等に関する緊急要望、過疎対策の新たな対応案に向けた今後の進め方などについて報告があり閉会しました。


 二日目の視察は、当村と友好関係にあります北海道標津町に伺いました。昼食の前に、私から標津町と生坂村のお付き合いの関係などを紹介させていただき、金澤町長さんから歓迎のご挨拶をいただき、藤原会長さんから視察対応に対して御礼の挨拶をされました。
 金澤町長さんには、昼食を頂戴しながら、標津町の紹介や各種施策などを説明していただきました。








▽ 昼食後は北方領土館へ行き、金澤町長さんから、北方領土の歴史、産業と生活、変換要求運動のあゆみ、北方領土の生息動物、ビザなし交流内容の一部などが展示されている中で、1945年に日本がポツダム宣言を受諾した後、ソ連軍が進撃し、千島列島から領土を開始し9月5日までに択捉、国後、歯舞群島を不当に占拠した当時のお話から、戦後73年が過ぎ、北方領土の返還運動の厳しい現状や今後の政府の取組の方向性などについてもお話ししていただきました。展望台からは天気が悪く、国後島は見えませんでしたが、標津町から直線でたった24kmですから、私が前に来た時には国後島が大きく見えました。






▽ 次に「標津サーモン科学館」に行きました。標津町は道内でも有数な水揚げを誇る「サケの町 標津」であり、「サケの一生」と「標津とサケ」をテーマにしているサケの水族館でした。
手を入れたら角膜を食べに来た「ドクターフィッシュ」や、サケやカラフトマスが見える「大水槽」、9月~10月はサケの遡上の様子が見られる「魚道水槽」、幻の魚イトウコーナーを視察させていただき説明を受けました。




▽ 人気のチョウザメ水槽で指を食べられる「川の広場」や、チョウザメに指を食べられている皆さんと、多くの水槽や展示があり、サケなどについてとても勉強になりました。








▽ 展望室に行き標津川や魚道の説明をしていただき、最後は大きなチョウザメに餌を与えながら腕を食べられている館長さんですが、なかなかの迫力に皆さんが驚いていました。




▽ 次は標津町を出発して知床峠を走る国道334号線で斜里町ウトロにある知床自然センターに伺いました。このセンターのインフォメーションカウンターでは、ビジター向けに知床の自然について様々な情報提供をしているほか、館内では知床財団スタッフによるトークプログラムを毎日実施しております。また、当センター内にある、高さ12m、幅20mの大型スクリーンの大型映像ホールでは、大空を羽ばたくワシの目になって知床の自然を空から見ることが出来るオリジナル映像「四季知床」を上映しています。容易に立ち入ることのできない奥知床の自然を大きなスクリーンでお楽しみいただけるとのことです。








 大変お忙しい中、金澤町長さんをはじめ標津サーモン科学館など関係の皆さんにご対応をいただきまして心から御礼を申し上げます。
 今回の視察は、短い時間でしたが、標津町の美味しいお料理に堪能しましたし、役員の皆さんも有意義な話し合いと研修ができましたことに感謝を申し上げます。

▽ 朝の写真は雲根集落上空からの風景です。





 その他生坂村では、保育園で園庭開放、小学校で水泳参観②・修学旅行事前検査(6年)、中学校で1年生振替休日、公民館で陶芸教室・子ども水泳教室、生坂おとこ塾、地方公会計研修会、デイケア、B&G体育館改修工事定例打合せ、山清路防災工事説明会などが行われました。

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