2日(水)は午前9時から「生坂小学校 校内音楽会」が行われました。新型コロナウイルス感染防止の観点から今年はマスクをして歌ったり、マスクなしで楽器を奏でたりしていました。
1,楽器紹介
DANGER ZONE(from Top Gun) 金管合奏 金管バンド
2,お陽さまになって 斉唱 3年
3,風になりたい ~ともだちの力~ オペレッタ 2年
4,カントリーロード 二部合唱 4年
新型コロナウイルス感染防止対策により、練習が思うようにできなかったとのことでしたが、10月17日からは音楽会特別時間割になって、それぞれの学年が一生懸命に練習されたようで、歌の発声、楽器の演奏、リズムの合わせ方などの練習の成果が伺え、見ている方に楽しんでいただく趣向もあり、全校の児童が温かい心を一つに頑張って取り組んで来られたと感じました。
5,地球星歌 ~笑顔のために~ 二部合唱 5.6年
6,ブレーメンのおんがくたい お話と音楽 1年
7,パプリカ 合奏 4年
8,リコーダーメドレー ~笛星人~ リコーダー奏 3年
小規模校ですので、一人ひとりのポジションの役割が大きいですが、児童達は元気いっぱいに大きな声で歌い、譜面を見ながらしっかり演奏していただき素晴らしい音楽会でした。
9,フレンド・ライク・ミー 合奏 5.6年
10,ウィーアー! 合奏 6年
11,音楽のおくりもの 二部合奏 全校
多くの保護者の皆さんが鑑賞に来てくださり、児童達が練習の成果を発揮して、一生懸命に歌い、演奏する姿に感動しました。
そして、みんなで力を合わせて良い発表ができたことは、児童達の自信につながったのではと考えますし、先生方の児童達への指導に敬意を表したいと思います。
午後1時30分からの議会全員協議会は、太田議長と私の挨拶で始まり、第3回議会臨時会の議案説明をさせていただきました。
社会福祉協議会への補助金については、実績により増やすのではなく、今年度の契約内容に沿って変更すべきではないことについては、今回の臨時交付金は福祉サービス施設なども物価高騰に対して支援するように示されていること、ワクチン接種の職員の超過勤務手当については、今のところ予算内で収まっていること、一人当たり7,000円の生活応援商品券の手数料2%を商工会に引いてもらうことについては、取り扱う量が多いので同率でお願いしたいこと、県支援金の70世帯+5世帯については、家計急変の世帯を考え、念のため計上したこと、小学校の点検については、毎年1回行っているが、今回は水を抜いた段階で分かったことなどの協議をしました。
午後2時40分から議会臨時会が開会し、提出しました全議案を全会一致で採択していただきました。
私の開会と閉会のあいさつです。
令和4年第3回生坂村議会臨時会の開会の挨拶
それでは、令和4年第3回生坂村議会臨時会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
議員各位に於かれましては、公私ともにご繁忙の折、全員のご参集をいただき誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導、ご鞭撻を賜っていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
さて、今回の一般会計補正予算に計上させていただきました「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」は、「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」の重点交付金に位置付けられており、交付対象事業は、エネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けた生活者や事業者の支援を主たる目的とする事業であり、 交付金による支援の効果が当該生活者等に直接的に及ぶ事業であって、個人を対象とした給付金、交付金等、名称の如何を問わず、「金銭」の支給交付や「公共料金」等の減免は該当しないとされているところでございます。
よって、当村では原油価格高騰に伴う物価高騰に直面して影響を受けています村民全員に対して村内で利用できる1人当たり7,000円分の商品券を交付して、生活者の支援、消費拡大促進による地域経済の下支えを目的として当事業を実施していくように計上させていただきました。
また、事業者支援として介護施設、障害福祉サービス施設、保育所などに対するエネルギー・食料品価格の高騰分などの支援も可能なために、社会福祉協議会から申請がありました物価高騰分に対しても交付するように計上させていただきました。
生坂村簡易水道特別会計補正予算につきましては、毎月1回簡易水道有収率対策プロジェクト会議を開催して有収率の向上に取り組んでおり、9月の有収率も引き続き70%以上を維持しているところでございます。
また、議員各位には消火栓塗装作業時に併せて音聴調査をしていただいていることに御礼を申し上げます。
そして、その会議の中で協議をしまして、上生坂第一配水池から昭津区までの間について、職員が深夜に集中的に漏水調査を 行ったところ、毎時2トン程の漏水箇所が昭津橋周辺に絞れたために、早急に改修し対応したいため補正予算に計上させていただきました。
今後も、有収率の向上を目指すために早期の漏水対策を講じながら、老朽化・耐震化対策を計画的に進めてまいりますので、引き続き、ご指導とご支援のほどよろしくお願いいたします。
「地域脱炭素実現に向けた再エネの最大限導入のための計画づくり支援事業」の採択を受けまして、プロポーザル審査会を行い、株式会社エコロミに決定をしました。
ただ今ゼロカーボン推進プロジェクト会議で協議を進めている中で、東京大学大学院工学研究科 特任研究員、環境省中部地方環境事務所 統括環境保全企画官、松本地域振興局環境・廃棄物対策課 環境保全係などをお願いし、「生坂村脱炭素ロードマップ検討委員会」を設置し、並行して「脱炭素先行地域づくり事業」に申請するための脱炭素ロードマップを作成していくところでございます。
今後も、村民の皆さんに様々な情報を提供し、村民主役の村政運営に努めてまいりますので、引き続き議員各位にもご理解とご協力をお願いする次第でございます。
それでは、今議会臨時会に提出させていただきました議案は、補正予算案3件であります。
議案第47号 令和4年度生坂村一般会計補正予算(第4号)
この議案は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、ワクチン接種、価格高騰緊急支援給付金など国の関係事業などに伴う補正予算の他、災害やそのほか緊急を要する事業等に係る補正予算で、既定の額に歳入歳出それぞれ60,233千円を追加して、総額を2,460,819千円とする補正予算であります。
主な内容は、歳入で地方交付税9,370千円、使用料10,130千円、国庫支出金35,424千円を増額し、歳出では総務費で13,721千円、民生費で18,003千円、衛生費7,220千円、農林水産業費10,720千円、商工費6,635千円を増額するなどの補正となっております。
議案第48号 令和4年度生坂村簡易水道特別会計補正予算(第3号)
この議案は、漏水に対応するために急を要する経費を補正するもので、既定の額に歳入歳出それぞれ4,543千円を追加して、総額を194,555千円とする補正予算であります。
主な内容は、歳入で村債4,500千円を増額し、歳出では建設改良費4,543千円を増額する補正予算であります。
議案第49号 令和4年度生坂村農業集落排水特別会計補正予算(第2号)
この議案は、治山工事に伴い施設の移転をする必要となったために必要経費を補正するもので、既定の額に歳入歳出それぞれ836千円を追加して、総額を101,336千円とする補正予算であります。
歳入では、繰入金836千円を増額し、歳出では農業集落排水事業費836千円を増額するものであります。
以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。
令和4年第3回生坂村議会臨時会の閉会の挨拶
それでは、令和4年第3回生坂村議会臨時会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
本日提出しました議案を慎重にご審議いただき、原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。
さて、マイナンバーカードの交付の状況につきましては、専門の職員を配置し、村内全戸配布や広報等で啓発に努め、保育園、児童館、元気塾、自宅などに伺い、マイナンバーカードの申請をお手伝いしてまいりました。
その結果、マイナンバーカードの交付率が8月から13.03%と大幅にアップしまして、10月23日現在で、53.55%となり、長野県下で11番目の交付率となりました。
河野太郎デジタル大臣は、現行の健康保険証については、令和6年度秋をめどに廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針を示しました。
また当村は、来年2月からコンビニエンスストアで住民票などが発行できますし、12月末までに申請しますと最大20,000円分のマイナポイントがもらえますから、更に村民の皆さんに啓発して交付率アップに努めてまいります。
オミクロン株対応ワクチンを使用しました追加接種につきましては、先月から満12歳以上で、初回接種(1、2回目)が終了し、前回の接種日から3ヶ月以上経過している方が対象で行っており、また、オミクロン株対応ワクチン接種は、1人1回の接種で済むとのことです。
また、6ヶ月~4歳未満のお子さんの新型コロナワクチンの初回接種につきましては、安曇野市での個別接種となりますので、接種を希望される場合は、安曇野市コールセンターへ直接予約していただくことになり、対象者の接種券は、11月上旬に送付させていただきます。
3年度続けて村民の皆さんがコロナ禍の困難な時期を乗り切るための、プレミアム率50%の「いくさかマル得商品券スーパープレミアム」は、2回の販売により、全部で3,827セットをお買い求めいただきました。
昨日には商工会において、3年続けて商工感謝祭は行わず、代わりに抽選会が行われ、商工会の正副会長と太田議長、私が抽選して、多くの景品が村民の皆さんに当たったところでございます。
いくさかマル得商品券スーパープレミアムは、来年1月21日迄ご使用いただけますし、今臨時会でお認めいただきました、村民全員に対して村内で利用できます1人当たり7,000円分の商品券も交付させていただき、今のコロナ禍に加え、物価高騰などから大変な生活を守るための一助になりますことと、村内の商工業者や農業者等の支援から経済の活性化につながりますように取り組んでまいります。
生坂村は、村民の皆さんで力を合わせて、山紫水明の豊かな自然と先人が築き上げてきた伝統文化を守っていかなければなりませんので、議員各位にはご健勝にて、引き続きご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂犀川の畔に行き、川霧が残っていた上空からの風景を撮影しました。
上生坂犀川上空からの風景
その他生坂村では、小学校で一貫教育説明会、中学校で人権教育月間(~30日)、児童館でのらのら青空塾・しょうぎ教室・えいごであそぼなどが行われました。