信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

「歴史的資源を活用した観光まちづくりタスクフォース」の皆さんと「一星亭」の視察・検討会

2020年09月15日 | 生坂村の報告
 15日(火)午後1時から、生坂村出身の法学者、加藤正治先生の生家「一星亭」を、国土計画家・コンセプターの金野先生、観光庁の観光資源活用コーディネーターの渡邊さんと佐藤さんに視察していただきました。


 3名の方々は、政府の内閣官房や観光庁などで構成します「歴史的資源を活用した観光まちづくりタスクフォース」の皆さんでして、昨年度、当村では初めて登録されました国の登録有形文化財・旧平林住宅(一星亭)の活用方法等について、ご指導とご助言をお願いするためにお越しいただきました。




 平林家の主屋の生坂タバコの乾燥などが行われた作業部屋や土間、多くの部屋を見ていただき、金野先生に良いお買い物をしましたねと言われ、今後の活用によって生坂村の活性化に結び付くと思いました。




 外にあるそれぞれの土蔵も見ていただき、一番大きな土蔵の2階にも上がっていただくなど、詳細に視察をしていただきました。








 加藤正治先生頌徳館と農村資料館も視察していただき、顕彰会の吉澤議員さんから加藤先生のことを詳しく説明していただきました。






 視察後は、商工会館の会議室で意見交換をさせていただき、金野先生から一星亭を活用して、地域貢献、地方創生のために「どういう人の流れをつくるのか」「村の特性を活かして面的に活用するのか」「一日なのか、一年なのか、一生涯なのか」など、方向性を決めることが必要であること、古民家を改修して、地域の農産物を使ったレストランや宿泊施設、趣のあるカフェ、サテライトオフィスなどの活用事例もご説明いただき、今回の事例は、改修は行政が行い、運営は民間が行う「官設民営」が良いとのことでした。




 しかし、今でもマンパワーが不足している現状で、運営してくれる人がいるのか心配だと申し上げましたら、初代総長を務められた中央大学とのつながりや、情報発信をして有望な人材を募集することなどのアドバイスもいただきました。


 歴史的資源を活用した観光まちづくりに対する支援メニューについても説明をいただき、どの様に改修していくかで相当の事業費が見込まれますから、国の農水省等の交付金事業や地方創生推進交付金などを活用しなければと考えました。


 本日は、「歴史的資源を活用した観光まちづくりタスクフォース」の皆さんには、遠路お越しいただき、多くの有意義なご指導、ご助言をいただき感謝申し上げます。今後も行政、議会、顕彰会の皆さんで検討協議を進めていきますので、ご支援、ご指導の程よろしくお願いいたします。

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