信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

アースオーブンワークショップ&草尾上野ぶどう畑上空からの風景

2022年08月06日 | 生坂村の報告

 6日(土)は雲の隙間から日差しが届いて、かなり蒸し暑い陽気で熱中症対策が必須の一日でした。

 午前9時からは、生坂村「創造の森」プロジェクトを進めています雲根地区において、地域発 元気づくり支援金を活用した「アースオーブンワークショップ」を行いました。

 今回は初回ですので、開講式ということで私から挨拶をさせていただき始まりました。

 続いて、当ワークショップのご指導をいただきます、遠野未来建築事務所の遠野さんと(有)社の工房の両川さんに、アースオーブンとロケットストーブなどについて概略を説明していただきました。

 アースオーブンとは、稲わら、もみ殻、田んぼの土、砂、空き瓶、レンガなど身近な素材や廃材で手作りできる土をベースとした熱効率の高い石窯のことです。

 雲根地区で作るアースオーブンは、環境負荷が少ない土に還る暮らしを目指し、「究極の素材=その場の土」を使うということで、雲根で採れた土でアースオーブンを作ります。

 今回のアースオーブンは、雲根の雑木や竹を有効利用するために、薪の他に木の枝や竹も燃料として使えるロケットストーブ式を採用しました。

 両川さんは、レンガで作るロケットストーブの構造などについて、レンガを組み合わせながら実演され、受講者も一緒に簡易的に作って、小枝などを燃やしてみました。

 遠野さんから、雲根地区の土を使った「ロケットストーブ式 版築アースオーブン」について、土を材料に用いて強く突き固める工法の「版築」でアースオーブンを作る方法などを話され、実際に用意した雲根の2種類の土と砂と石灰を混ぜて試作を行いました。

 ワークショップの合間には、松本山雅の皆さんが中心になっていただき、子ども達がスイカ割りで楽しみました。よく冷えたスイカでしたので、厳しい暑さの中では最高のおやつになったと思います。

 今回のアースオーブンオーブンの製作を通じ、地元住民や移住者の皆さんが交流する機会を創出するとともに、村民の皆さんに対し脱炭素型ライフスタイルを提唱し、『創造の森』プロジェクトへの理解促進を図ってまいります。

▽ 毎朝恒例の撮影は、ハウスぶどうの出荷が始まった草尾上野ぶどう畑に行き、朝霧が立ち込めていた上空からの風景を撮影しました。

草尾上野ぶどう畑上空からの風景

 その他生坂村では、絵手紙教室、ラフティング教室、地域未来塾、かあさん家で七夕まつりなどが行われました。



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