信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂村総合戦略策定庁内検討会議&生坂村議会臨時会の挨拶

2018年05月17日 | 議会の挨拶
 17日(木)の朝は、田植えが盛んに行われている下生野の水田風景で、年に一度の撮影かもしれない風景です。








 午前10時から役場会議室で開催しました総合戦略策定庁内検討会議は、「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」のPDCAサイクルの進捗管理シートに沿って、各部署が平成29年度の実施状況について、KPIに対する達成率などを評価し、今年度以降における改善の取組について示された内容について協議をしました。
 評価(C)と改善(A)について、目標通りに進捗している事業と下回っている事業があり、今後各部署で協議結果を反映させて訂正することになり、また、地方創生加速化交付金事業と地方創生拠点整備交付金事業の効果検証個別シートも各部署で作成し、評価と改善について協議をして、その結果を31日の生坂村総合戦略策定審議会に諮ることになりました。

 午後2時からの「平成30年第1回生坂村議会臨時会」において、開会と閉会の挨拶では、行政報告を含めた内容と議案説明などを申し上げました。

      平成30年第1回生坂村議会臨時会の開会の挨拶

 それでは、平成30年第1回生坂村議会臨時会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 田植えや野菜の苗植えなど、農作業が忙しい時季となり、新緑が鮮やかで風薫る爽やかな季節となりました。
 議員各位に於かれましては、公私ともにご繁忙の折、全員のご参集をいただき誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝申し上げる次第でございます。
 さて、議員各位に3月定例会で今年度当初予算をお認めいただきました、「道の駅を拠点とした地域活性化事業」を実施するための「地方創生推進交付金」は、3月29日に要望額ほぼ満額の27,546千円の内示をいただくことができました。
 これで、「道の駅 いくさかの郷」の開設に向け、ITシステムを用いた販売管理システムの構築及び施設内の設備の整備を行い、生坂農業未来創りプロジェクト会議で引き続き検討協議を進め9月のオープンを目指してまいります。
 また、4月25日には「道の駅 いくさかの郷」が、「道の駅」の第49回登録におきまして、国土交通省道路局で登録されました。今回は、「道の駅」11駅が登録され、全国で1,145駅となります。
 また、一昨日の15日には、B&G財団から古山常務理事さん達にお越しいただき、助成金額 3,000 万円の修繕助成決定書授与式を行っていただきました。これによりまして、当村のB&G海洋センターを地域海洋センター修繕助成金及び過疎対策事業債により、体育館の耐震改修、LED化と屋根と外壁の塗装などの修繕工事を進めてまいります。
 今臨時議会をお願いしました「古坂地区介護予防拠点施設整備事業」につきましては、議員各位のご理解・ご協力を賜り、2日に竣工検査を済ませました。
 そして、本日の臨時議会でお認めいただきましたら、さっそく他の同様施設と同じように指定管理者を公募して、6月定例議会に上程させていただきたいと考えております。
 古坂区を中心に当村北部の村民が元気塾や健康応援隊などに参加できます介護予防拠点にするとともに、地域住民の交流施設として活用してまいります。
 高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の増築工事につきましては、ほぼ完成しまして、29日に竣工検査をする予定でございます。また、備品類の入札も済みまして、備品類の整備により入居者受入体制を整えてまいりたいと考えております。
 この両事業とも「長野県地域医療介護総合確保基金事業補助金」を申請額の満額を交付していただき、その補助裏に過疎対策事業債を活用して実施し、後年度の財政負担を抑えて進めた次第でございます。
 これからも当村の高齢者の皆さんが住み慣れた地域で、安心して生活ができます様に居住環境を整備しながら、地域包括ケアシステムによります、住み慣れた地域で必要な医療や介護サービスを受けることができます体制整備を進めてまいります。
 それらによりまして、健康な暮らしの継続と福祉の充実により、高齢者の生活の安定に努めるために、引き続き「福祉の村づくり事業」を重点事業として取り組んでまいります。
 さて、今年度に入り早くも1ヶ月以上が過ぎましたが、3月定例議会でお認めいただきました、平成30年度の当初予算に沿いまして、各種事業を行っているところでございます。
 今後も引き続き、村民の皆さんのために、安心・安全で住みよい村づくりをしていかなければと考えている次第でありますが、少子高齢化・人口減少が顕著であり、村民の皆さんのニーズが多様化する中、行財政運営は相変わらず厳しく、村民の皆さんとの協働による村づくり、定住化対策、福祉、医療、子育て支援、教育、農業・産業振興等々、多くの課題に取り組んでいかなければなりません。
 議員各位には、尽きない課題の解決及び方向付けに向けての村政運営に対しまして、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げる次第でございます。
 それでは、今議会臨時会に上程をさせていただきました議案は、条例案1件であります。
 議案第33号  生坂村古坂地区介護予防拠点施設設置条例案

 この条例案は、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき、生坂村古坂地区介護予防拠点施設の設置に関し必要な事項を定めるための条例の制定であります。

 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。


     閉会の挨拶

 それでは、平成30年第1回生坂村議会臨時会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
 本日は、上程しました議案を慎重にご審議くださり、原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。
さて、長野県「地域発 元気づくり支援金」に付きましては、14日に選定委員会があり、その結果が早速プレスリリースされました。
 当村の申請内容は、団体申請で4件、村申請で1件の計5件となっておりましたが、お父さん頑張る会の「炭焼き父さん活き生き事業」が再精査となり、採択は4事業で、事業費7,103千円で、支援金額5,339千円となりました。
 これらの支援金事業関係予算は、6月定例会に上程させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 また、2次募集がございますので、再精査のお父さん頑張る会の事業は見直をして再申請をしますとともに、数件の協働による事業を申請できればとも考えているところでございます。
 次に、今年度も今月2日の小立野区を皮切りに、村政懇談会を10区に出向き開催してします。今年度で12年目であり、「いくさか村づくり計画」の変更点、今年度の事業と予算、様々な課題対応等について説明させていただいております。昨日で3区が済みまして、6月8日、金曜日の古坂区までの予定で開催しまして、村民の皆さんの忌憚のないご意見・ご要望を把握して、村政運営に活かしてまいりたいと考えております。
 今後も、村民の皆さんから負託をいただいた議員各位と検討協議をさせていただく中で、生坂村のため、村民の皆さんのためという共有目標に向け、村政運営を進めていきたいと考えております。
 議員各位にはご健勝にて、ご支援、ご指導を賜ります様お願いしまして、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。


 その他生坂村では、生坂村議会全員協議会、保育園で保育参観、小学校で検尿①・児童会、中学校で検尿、健康管理センターで離乳食教室、公民館でアメリカンフラワー教室・バドミントン教室、山口医師訪問診療などが行われました。

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