三が日があけたころ合いを見て、寒風吹き抜ける外へ。酔いに崩れかけた脳細胞には沁みるような風が痛く感じる。山に入ろうかと思ったが、年末の思わぬ雪で無理。やむを得ず山沿いを歩き始めた。目の前をアカゲラが飛翔する。あわてて追いかけると、深みにずぼり。カメラを守ることに必死になっているうちにアカゲラはどこかへ消えていた。酒に鈍った身体はどうやら反射神経にも相当なダメージを与えていた。雪まみれの身体を起こして見上げた空に鳥影が数羽。どうやらヒヨドリらしい。酔眼のせいかピントが合わない。ちょっとばかり残念な初撮りとなった。 . . . 本文を読む