楽々雑記

「楽しむ」と書いて「らく」と読むように日々の雑事を記録します。

クラフトフェアの楽しみ。

2008-05-15 00:52:55 | 雑記。
毎朝の通り新聞を捲っていると雑誌の広告に目が行く。文化出版局の「ミセス」という雑誌の広告。私自身は勿論ミセスではないけれども、インドと松本が特集されているからには、見逃すわけには行くまい。その日の新聞を読み終えると広告を切り抜いてバッグにしまった。切抜きなど既にミセスにはあるまじき感もするが、切り抜いた広告を何度か眺めてから近くの書店でその雑誌を購入した。興味の行方はミセスにあるのか、いや、やはり私はミセスには程遠い。
松本を訪れたのは昨年の5月だった。あがたの森公園で開かれているクラフトフェアを見に行くために朝早く新宿からの列車に乗ったのが1年も前のことだとは信じられない。クラフトフェアはとにかく面白かったし、自転車を借りて行った松本民藝館も、勿論、開運堂のソフトクリーム(鳥の形のロボットが作ってくれる)も最高だ。お土産に買った白鳥の湖の味も思い出しては、もう一度食べたいと思っていた。今年もそろそろかという矢先だったから何ともタイムリーな特集と思いながら雑誌を読んだ。新しい情報もたくさんあって再来週が楽しみになってきた。
昨年のクラフトフェアからの帰り道に松本城の近くの古本屋で長新太の「絵本画家の日記」を買い求めたことも確りと覚えている。購入して帰りの車中で面白く読んでから一度開いたかどうか。久しぶりに思い出して本棚から引っ張り出して眺めながら、こうやって買ってから一度も聴かなかったレコードや読んでもいない本のことを考える。年々、消化するよりも購入する物の方が増えつつあるような気がしている。無駄遣い、と言われるかもしれないけれども、勝手に「身になっている」と思い込もうとする度合いも年々増しているかもしれない。今年は何を買うのだろうか、そうやって思い始めている時点でやはり「身に付いている」とは言い難い。確か去年の列車は満席だった、都合の悪いことはさて置き、そろそろ松本行きの支度を進めなければなるまい。

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