楽々雑記

「楽しむ」と書いて「らく」と読むように日々の雑事を記録します。

正月雑記。

2009-01-07 00:08:58 | Weblog
気付けば正月が終わった。過ぎてしまってから振り返っても何をしたか思い出せない。ただ飲んで食べて年賀状を書いたり読んだりしただけだ。付け加えるなら食べすぎ飲みすぎで少々苦しくなったことくらい。これといって何もしないのが正月のあるべき姿か、寝坊と朝風呂、そして昼寝。
一昨年、実家の玄関にかかっていた青森から送られてきたという注連飾りを羨ましく眺めていたら、昨年末に実家から注連飾りが届いた。箱を探ると端布でできたような鞠があり、さらに探ると麻原酒造のもろみ酒が見えた。漸く目当ての品が見えてひと安心したことをこうして書いていて思い出した。
勿論、酒があるからといって正月になるわけではない。相方が隣の店で扱っている「真工藝」の牛の置物を買ってきた。型染めの模様と表情が何ともよい。カレンダーや牛を彫った年賀状も用意した。意外と正月への備えをしていることに気付くけれど、過ぎてしまえば正月に何をしたか覚えていない。毎回その繰り返しかもしれない。
昨年末に銀座「たくみ」でカレンダーを購入した時、店の方が「このカレンダーも来年で販売を終えるんです」と教えてくれた。きっと気付いた時には販売が終わっているかもしれない。そうやって時間が過ぎていることに少しでも自覚が持てるようになりたい。そう思いながら何年が経ったのか、それもやはり思い出せず、年の初めからがっかりする。