老ホーク雑感

ホークスを中心に、野球の他、スポーツ全般の話を、何の脈絡もなく、思いつくままに書いています。

負ける時は完敗・・・(嘆)

2009-08-02 16:02:46 | ソフトバンクホークス
 杉内先発で絶対負けられないゲーム、期待に応えて3回までノーヒットの好投、この杉内が中盤にKOされようとは誰が予想しただろうか?

 それにしてもファイターズは試合巧者、4回、手も足も出なかった杉内に稲葉が突破口を開くと、スレッジ、小谷野が連続タイムリー2塁打、初回2回と先頭打者がヒットしながら得点に結び付けられなかったホークスとの差が際立った。

 6回には杉内が一人相撲、誕生日が明日ということで「稲葉デー」と名付けたイベントで気合が入っている稲葉、簡単に右前安打、次打者の初球にするすると盗塁、これは杉内(と田上)の油断以外なんでもない。田上送球もできず易々と成功。この盗塁は杉内にはショックだったかもしれない。高橋は気楽に打ってセカンドゴロ、走者を3塁に進める。スレッジ打席のとき、暴投で3走稲葉生還、この1点で杉内のモチベーションは急降下、2死後小谷野にヒット、2三振の二岡に絶好球を投げて3号2ランホ-ムラン、想定外のKO降板となる。(写真)

 5-0、頼みの杉内が打たれ、打線は武田勝のスライダーに手こずって決定打が奪えない展開、完全に日ハムペースのゲームとなった。

 7回、疲れの見えた武田勝の低めスライダーを掬いあげた小久保がレフトへ10号ソロホームラン、やや、遅まきの感はあるが反撃の糸口になるかもと淡い期待を抱く。ここですかさず菊地にスイッチ、長谷川内野安打で出るが後が続かなかった。

 ホームランで抱いた淡い期待もホームランであっさり消え去った。代わった水田が田中賢介に2号ソロ、この時点でホークスは勝負を諦めたようだ。敗戦処理の大場も糸井に10号ソロを打たれて点差を広げる。

 最終回の攻撃も、クリンナップが揃って三振、あっさりと終戦。終わってみれば7-1の完敗、勝っ時は1点差の接戦、負ける時は完敗、今のチーム力を正直に表している。

 札幌3連戦はホームラン(松中2、小久保1)による得点が4点だけ、、これじゃあ完封できる投手を揃えなければ勝てない道理となる。

 今日の試合、勝負の綾はいくつかあるが、自分的には、初回本多が初球を叩いて左前へ・・野手ファンブルの間に好走2塁に達した先制のチャンス、川崎が送りバントを連続失敗、結局3球三振した場面にあると見ている。3番4番が続けて三振するという連鎖反応で絶好の武田勝攻略のチャンスを潰してしまった。

 それと気になるのは川崎のバスタースタイルのバッティング、不振に悩みいろいろ考えて試みているのだろうが、これはやめた方がよいのではないか・・・タイミングを合わす積りが却ってタイミングを取り難くしているように見えてならない。相手も川崎が自信を失っている様子が読み取れて益々余裕のピッチングをしているのが癪に障る。好漢ムネリンよ 原点へ帰れ、王道を進め!

 札幌の陣は1勝2敗に終わったが、今は我慢の時、これ以上大きく離されないよう耐える時、勝負のチャンスはきっとくる。

 頑張ろう   ホークス!!


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