老ホーク雑感

ホークスを中心に、野球の他、スポーツ全般の話を、何の脈絡もなく、思いつくままに書いています。

ズレータ残留交渉成らず

2006-12-26 17:49:17 | Weblog
 ソフトBの大砲、ズレータとの交渉が纏まらず、退団が決まった。
 4年間の在籍、454試合出場、122本塁打、333打点の実績は助っ人として文句なしの成績、パナマウンガ~~のパフォーマンスも定着して人気も高かった。小久保の復帰、多村の加入もあって40×4、夢の160本打線も文字通り夢と消えた。
 フアンとしては残念の一言である。
 シーズン終了後、「来年もホークスで野球がしたい、だけど野球はビジネス」というコメントを残して日本を発ったズレータ、こうなることはある程度予感がした。しかし、考えてみれば日本人もメジャーへメジャーへと靡く世の中、ましてアメリカ圏で野球を志した男が、メジャーで一稼ぎするチャンスを逃す筈が無い。
 残留しなかったことは残念がが、やむを得ない。どこでプレーするかわからないが、活躍を祈ろう。
 
 ズレータはどんな条件だったら再契約に応じたのだろうか?他人事ながら気にかかる。働き盛りのプレーヤーが助っ人として日本で活躍すれば、必ずこのケースになるだろう。レギュラークラスの報酬に大きな差がある限り、日本のマイナー化は防げない。

松坂騒動

2006-12-13 21:27:08 | Weblog
 松坂大輔とボストン・レッドソックスとの契約が難航している、と伝えられている。もしかすると交渉は決裂し、松坂は西武に戻ってもう1年投げることに・・等の報道が流れている。
だが、そんなことは無い、松坂の代理人ボラス氏が要求する年俸額とレッドソックスの提示額が大きく食い違っているのが、契約難航ということになっているのだろうが、双方が金額を言ったまま、金額についての話し合いは全然されていない。難航もなにも話し合っていないのだ。少なくとも表面的には・・・。
 双方とも一歩も譲らない姿勢を示していた。期限ぎりぎりまで粘ることは間違いない。決裂になる一歩前まで降りないつもりだろう。
 壮大なるチキンレースをやっている。恐らく期限一杯で決着合意することは間違いないと思う。それも13ないし14億の線で。
 ここにきて、球団側がやや軟化の兆しを見せてきた。いずれにせよここ12時間ほどの勝負、明日の昼までには結論が出ているだろう。

吉武真太郎、巨人へ

2006-12-09 22:47:12 | Weblog
 小久保のFA移籍の人的補償として吉武真太郎投手が巨人へ行くことになった。ホークスフアンとしては「う~ん」といった心境だ。巨人はいいところに目をつけた。今季は60試合に出場、藤岡、馬原につなぐセットアッパーとしていい仕事をしていた。絶妙のコントロール、カットボールの冴えで苦しい場面を幾度ともなく救ってくれた、それも涼しい顔をして・・・
 吉武を失うのは痛い、残念だ。しかし、プロの世界、やむを得ぬこと、新天地での見事な火消しぶりを見せてくれるのを楽しみにしている。活躍を祈る。

 さて、吉武を失ったホークスだが、28人のプロテクトリストに吉武が記載されていなかったということ、30人なら入っていたかも分からない。苦渋の選択だっただろうと推察する。しかし、チーム立て直しのため、王監督他球団首脳が並々ならぬ決意で当たる姿も垣間見られる。

 有望新人投手の入団も楽しみだが、それにも増して期待したいのが、柳瀬、佐藤の2投手、柳瀬の終盤戦やプレーオフでの活躍は見事なものだった。来シーズンはスタートから快投を見せてくれるだろう。佐藤の前半戦の活躍も素晴らしかった。残念ながら故障で後半は投げられなかったが、故障癒えた今、来年こそ、と心に念じているだろう。

 この2人が期待通り働いてくれれば吉武の抜けた穴は完全にふさがる。来シーズンの見所が又、一つ増えた。

電撃トレード

2006-12-05 23:13:01 | Weblog
 ホークス寺原投手とベイスターズ多村外野手のトレードが発表された。まさに電撃という形容がふさわしい発表。ホークスフアンとしては正直驚いた。右の大砲、多村の加入は一見有利だが、フアンの気持ちとしてはあくまでズレータの契約が第一の選択肢、もしそうならなかったとしても他チームの主砲を取り込んでというやりかたは如何か?
 それよりも、寺原の放出は意外であり残念だ。将来のエースと嘱望されて入団、中々芽をださなかったが、今年辺りから投球のコツがわかってきたような雰囲気で、来年の大化けを密かに期待していた。本人も来年に期するものがあったと思う。
 さりとてプロの世界、トレードは経営手段としての選手交換だ。今日の打を獲るか、明日の投を獲るかという球団首脳の判断だろう。
 決まったことは仕様が無い。寺原には横浜ベイスターズのエースとして成長して欲しい。資質は充分過ぎるほどあると確信している。
 一方、多村には勝負強い一発と華麗な守備で、外野の一角を占める活躍を期待したい。頼りになる男がやって来た。