老ホーク雑感

ホークスを中心に、野球の他、スポーツ全般の話を、何の脈絡もなく、思いつくままに書いています。

ワーストゲーム

2009-08-12 22:42:52 | ソフトバンクホークス
 誤審、打てない、守れない。

 勝つ要素が全くない試合。

 初回と2回、それぞれ1安打2四球で2死満塁と藤原を攻める。準完全男、藤原紘通も走者が出るとコントロールが乱れアップアップ状態、これを二塁塁審佐藤純一が援けた。
 初回の満塁機、多村は三遊間にコースヒット性の当たり、ショートから2塁に送球されたが間一髪セーフ、1点先取!・・・と誰もが思った。
 ところが佐藤塁審はアウトを宣告、チェンジとなる。2走小久保、驚きの声・・・湯上谷コーチが駆け寄る。ベンチから秋山監督が出て猛抗議・・・・しかし、審判のジャッジの問題、覆る筈はないと分かっていても怒りをぶつけずにはいられない監督の抗議も空しく退けられる。(写真)
 この「誤審」は非常に大きく勝敗に影響した。1点先取してなお満塁、長谷川、田上と続く打線、恐らく藤原は序盤で降板していただろうと思う。

 「殊勲は佐藤塁審、いつも楽天は不利な判定をされるので1回位はいいだろう」と敵将、野村監督も嘯いている。

 2回の満塁機はオーティズが力のない右飛に倒れた。昨日期待されて復帰したもののチャンスにことごとく凡退している。まだ実戦感覚が戻っていないんだろうが、とりあえずはもう少し楽なな打順で復調を図るのことを考えてもいいと思うが・・・オーティズには随分助けられた。1試合、2試合打てなかったくらいで責めるフアンはいない。下を向くなオーティズ、雄姿蘇る日をフアンは待っている。

 序盤、藤原を潰し損ねてもたもたしている間に3回先制点を与えてしまった。
 先頭内村に四球、不吉な予感がしたが、このランナーはバントで二進後、牽制で刺して2死走者なしとなる。ほっとした大隣にリンデンのライナーが強襲、渡辺直のセンターへのヒットを長谷川もたついて2塁打にする間にリンデンがホームイン。

 3回から立ち直ってしまった藤原にしっかり抑えられ、5回 無死2塁打の本多をオーティズの犠飛で還した1点だけで7回まで投げさせてしまう。いつもながら新人育成のホークスらしい、と苦笑するほかない。

 イーグルスは4.6.7回に小刻みに追加点を加え完全にゲームの主導権を握った。 特に痛かった、というか拙かったのは6回の2失点、先頭鉄平の右中間のフライをオーティズ拙守で2塁打にしてしまう。オーティズ(または長谷川)がうまく追っていたらおそらく捕っていたと思われる。
 山崎には四球、セギノールの打席で、バッテリーミスが出て走者進んで2・3塁、ゲッツー狙いの筈が出来なくなってしまう。皮肉なものでセギは投ゴロ、1・2塁のままだったら当然ダブルプレー、セギの足を考えたらトリプルプレーもあったかもしれない。
 リックは三ゴロ、森本懸命のバックホームはアウトと思ったが送球が僅かにそれてタッチできず鉄平ホームイン、フィルダーチョイスだが、これは鉄平の好スタートを褒めるべきところだ。1・3塁が続いて宮出がライトフライ、バックホームを焦ったオーティズがこれをファンブルして犠飛失策という珍しい記録を残した。

 オーティズの守備だが、4回にも同じ宮出の犠飛絡みで疑問の残るプレーがあった。3走山崎の足、捕球の位置からすればダイレクトにバックホームすべきではなかったか?送球は小久保が中継、バックホームしたが間に合わなかった。その間に1走リックには2進される。(誰もアピールしなかったが、1走リックの離塁はちょっと早かったと思う。小久保が中継ボールを捕った時点で2塁に滑り込んでいた。普通、このケースは野手のバックホームを確かめてからスタートするのだが、リックの2塁到着は凄く早かった。)

 オーティズの守備はある程度目をつむるとしても、ライトはちょっと不味いと思うが・・・多村の肩の具合を考えての苦肉の策なんだろうが・・頭が痛い。

 なんやかんやあったが、すごく後味の悪い試合、大隣がこらえきれなかったと云うよりも打て無いの一言、何しろ4安打の散発、表も裏もクリンナップは音無し、これでは勝てるわけはない。

 忘れよう・・嫌なことは綺麗さっぱり忘れよう・・・

 3連敗は絶対阻止しよう。相手はローテをいじって永井をぶつけてきた。
 舐められるな、この辺で天敵の名を御返ししよう。

 元気出せ、ホークす打線! 頼むよ、藤岡! しっかり見てよ審判どの 


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