東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

給湯器対応

2022年01月07日 10時21分07秒 |  不動産屋の話~トラブル編

コロナ過による部品生産地のロックダウン等の影響により給湯器が品薄になっていると書いた11月の本ブログ。

その後状況はさらに悪くなっているようで先月の時点で入荷時期が3月頃とのことだったので、各オーナーさんや業者と「有事の際」の対応策を色々と打ち合わせしていたところ、「お湯が出ない」との連絡が入居者さんから入った。

一番恐れていた連絡である。とりあえず原始的な方法で給湯器のコンセントを一度抜いてしばらくしてから繋いで貰ったが状況は変わらず、メーカーに連絡をするが、繋がるまでかなり時間が掛かった。同じようにこの寒空の中、助けを求めている入浴難民の姿を思い浮かべる。ようやく繋がり症状を説明すると「給湯器以外のガスも止まってますか?」との質問。それは未確認だったのでとりあえず受付をした上で、一度電話を切ってから再確認すると「すべて出ない」とのことで給湯器の故障ではない可能性が高まり、ほんの少し希望の光が見えた。通話の状態でガスメーター前まで移動して貰うとランプが点灯しているとのこと。希望の光はさらに輝きを増す。復旧の仕方を口頭で説明するが・・・ランプは消えず、ガスは出ないとのこと。希望の光に暗雲が立ち込める。

今度はガス会社へ連絡するが「ご本人」のみの受付とのことで、連絡先を入居者さんへ教えた上で現場へと向かう。ちょうどガス会社と通話中の状態でメーター前の入居者さんの横で操作を見守る。祈りながら一旦事務所に戻り、しばらくしてから再度連絡すると「それでも駄目だったので再度ガス会社へ連絡したところ、ガス栓が少しだけ閉まった状態になっていたので、それを戻したら正常になった」とのこと。とりあえずひと安心であるが、私にもう少し知識があれば、これほど右往左往せずに済んだと反省しきりまま、修理受付のキャンセル連絡をしたが、オペレーターと繋がったのは11分後だった。

ちなみにガスメーターは震度5以上の地震で停止されるが、設置場所により自転車や通行人の衝突でも停止することがある。ちなみによくあるのが公園に近い物件だと「かくれんぼ」の子供たちが接触して停止することがある。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産


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