先週当社連休前夜に羽田空港へ向かった。
二月以来の搭乗に嬉しさと緊張感が入り混じったまま、機内の座席に腰を下ろす。読みたかった浅田次郎の機内誌「つばさよつばさ」も懐かしい。約2時間で火の国到着。迎えに来てくれた友人の車で市内へと向かう。感染者数が「安定」の三桁の東京から来た人間をまだまだ数の少ない熊本の人はどう迎えてくれるのか?を考えることもなく、マスク・検温・消毒以外はいつもと同じ光景だった。蜜を避けながら、店内でカラオケが始まると席を移動したり、トイレの度にうがいを繰り返しつつ、ホテルに戻ったのは3時近くだった。久しぶりに回らなくなった呂律もやたら懐かしく感じつつ、泥のように熟睡
いつもは二日目から温泉へ連れて行ってもらうのだが、今回は旅のリハビリの一環なので、大人しく市内で二泊。数えること19回目の熊本であるが、市内二泊は初めてで翌日はゆっくりと城下町・新町近辺を散策しつつ、熊本城の復興状況を確認。レトロ映画館で観賞予定だったが時間が合わなかったものの、その分ゆっくりと市内散策。夜は友人の親戚が営む創作居酒屋さんを予約してくれた。市内から路面電車でも30分は掛かる場所であったが「街は歩いてみないと意味がない」と開宴時間90分前に果敢にも歩き出す。途中で熊本県庁内に建つ熊本出身の作者である尾田栄一郎の代表作・ワンピースのルフィ像を見学。すっかり日が落ちていたものの、銀杏並木が実に素晴らしかった。少し道に迷いながらも定時にお店に到着。ちなみにこの日は約2万7000歩だったのでビールが美味しいこと。
さらに料理もとても美味しく(下画像下段)、この夜も話が途切れることもなく連夜の深酒
あっという間に最終日となり、翌朝友人に迎えに来てもらい、明るいうちにもう一度見学したいと再び県庁へ立ち寄って貰った。夜も良いのだが、朝日に銀杏並木が黄金色に輝いてた。その後、いつもの馬ホルモンの店(上画像上段)で早めのランチをして空港へ送って貰った。
熊本での友人の頑張りにとてつもなくパワーを貰い、帰りの機内で自然と口元が緩みつつ、まだ日の高い羽田空港へと戻った。とりあえず旅のリハビリ第一歩である。
【明日11/17(火)~11/18(水)は当社連休となります】