東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

竪坑櫓を見に行って来た

2019年04月18日 09時26分12秒 | ひとり旅の話

当社連休初日の昼前に福岡空港に到着。福岡へは昨年5月以来実に17回目の訪福となった。福岡

まず最初に空港から「天ぷらひらお本店」まで徒歩で約15分移動。店外にはすでに人が溢れていてその列に加わる。途中で食券を購入し、さらに並び続ける。少しずつ列が進み、店内に入ると、奥がかすむほどの長いカウンターがあり、その後ろの席に座りながら横にずれていく。

店員さんの威勢のある声と人気店にありがちな横柄な対応もなく、気持ちよく待つこと30分で席に案内される。食券を出して、食べ放題の塩辛をつまみにビールを飲んでいるとすぐに揚げたての天ぷらが目の前に届く。

一品ずつ出してくれるので画像はホームページから借用

天ぷらにはビールがよく合うと実感しながら、お腹いっぱい、ほろ酔い気分で店を出る。そして今回のメインである以前から気になっていた旧志免鉱業所竪坑櫓(きゅうしめこうぎょうしょたてこうやぐら)を見学しに歩みを進める。竪坑櫓とは、ケージと呼ばれる籠を昇降させるために造られた巨大なビルディングでこの櫓の真下にまっすぐ掘られた深さ430mの「竪坑」という穴を使い、地下から石炭を上げたり、鉱員を地下の石炭層まで移動させていた。1957(昭和32)年には21万トン以上も出炭していた竪坑も、1964年の閉山とともに稼動を停止。現在日本に現存する最大規模の竪坑櫓は、日本で唯一、開坑から閉山まで国営でありつづけた志免鉱業所の歴史を物語っている・・・とのこと。

5km以上の距離を歩くこと約1時間、泣きそうになる頃に竪坑櫓が遠くに見えてくる。それだけで巨大さが分かる。目標が見えると足取りも軽くなり、ずんずんと進むと公園内にそびえ立つ竪坑櫓とご対面。

で、でかい・・・補強工事中だったのは残念であったが、それでも巨大さは十二分に伝わってくる。圧倒されながら櫓の周りを一周する。工事が終わったら是非もう一度訪れたいものであると思ったと同時に今回は保存の為の補強であったが、前回の屋島のケーブル同様、古い建物は撤去される前に早めに訪れるべきだとも思った。

バスを2回乗継ぎ、ようやく博多駅まで到着。目的が達成されると一気に疲労感に覆われる。

その日の歩数は前回の金刀比羅宮同様だった・・・おかげで東京に戻っても体重増がない。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

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