先日昭和歌謡館で中原めいこと共に購入した渡辺真知子のベストアルバム。
1977年「迷い道」でデビューし、「かもめが翔んだ日」「ブルー」「たとえば…たとえば」「唇よ、熱く君を語れ」とヒット曲を連発した豊かな声量と天真爛漫な人柄がチャーミングな歌手である。アルバムの一曲目はやはりデビュー曲である現在、過去、未来~の「迷い道」から始まった。
わずか3分の曲なのだが、50歳にして改めてじっくりと聴いてみると、実に深い歌詞である。特に・・・ひとつ曲がり角 ひとつ間違えて 迷い道くねくね・・・これまで何度迷子になったことだろう?ひとつ間違えただけで人生は本当に大きく変わる。そんなことの繰り返しである。そしてこれからもきっと・・・
1978年に発売された中原理恵の東京ららばい同様に、やはり昭和歌謡にはしっかりとしたドラマがある。