劇場で「アイアムアヒーロー(2016年公開)」を観た。
【解説】「ボーイズ・オン・ザ・ラン」などの花沢健吾の人気コミックを実写化したパニックホラー。突如として広まった原因不明の感染によって大パニックが引き起こされる状況で、決死のサバイバルに挑む者たちの姿を映す。メガホンを取るのは、『GANTZ』シリーズなどの佐藤信介。『青天の霹靂』などの大泉洋、『女子ーズ』などの有村架純、『モテキ』などの長澤まさみら実力派が出演。スリルと恐怖が次々と押し寄せる展開はもちろん、鮮烈なビジュアルも見もの。
観たい観たいと思っていたのだが、公開1ヶ月以上が経過してようやく観ることが出来た。ゾンビの感染・増殖・大量発生はよくある設定ではあるが、素早い動きのゾンビはなかなかの恐怖である。ダイ・ハード同様の完全無欠でない気弱なヒーローを大泉洋が好演。長澤まさみがすっかり中堅女優さんになっていて、また私は何故か昔から好きだったマキタスポーツが独特の存在感があった。
どう見ても続編ありきの作りで、おいおいそれでエンディング?と思ってしまうが、時間を忘れるほどのスピーディな展開と気持ち悪いほどの映像はなかなか必見の作品であった。