大阪人の心意気

大阪・道頓堀の食堂「大阪名物くいだおれ」（株式会社くいだおれ）が7月8日に閉店することを正式に発表した。マスコット人形「くいだおれ太郎」の今後は、まだ決まっていないが、山田昌平社長（71）は、営業譲渡などの可能性について、話があれば前向きに検討する方針。ある骨董（こっとう）店では「300万円以上の価値はある」と断言するなど、太郎の“引退撤回”がかなうか注目だとのこと。

昨年夏に訪れたのでとても身近な話題に感じた。時代の流れと言ってしまえばそれまでだが、そもそもあのくいだおれ太郎は知っていたが、その奥が食堂になっているなんて今回のニュースで初めて知った。

創業者の故・山田六郎氏の長男である山田昌平社長と二女で名物おかみの柿木道子会長らがそろって行った記者会見の中で、次女がおもむろに長男からマイクを奪い、「ささやき女将風」の何ともお茶目なコメントをして笑いを誘っていた。閉店と言う決して明るくは無い話にも関わらず、とても大阪人の心意気を感じた見事な会見だった。

有限会社やな瀬不動産
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