タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

つるし雛かざり

2023年03月05日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

ボクは週に1回、出雲崎町でアルバイトをしています。そのいきさつについては、こちらをご覧ください。

 

アルバイトを始めました! - タケ・タケ・エヴリバディ!

ボクは3年前に、大学卒業以来38年間勤務した職場(転勤は何度もありましたが)を定年退職し、今は関連した業界で週5日(原則は1日6時間勤務)働いています。もちろん現...

goo blog

 

今週末は今日の午後がちょうどアルバイトだったのですが、せっかく出雲崎町に行くわけなのでちょっと早く家を出て、先日新潟日報の記事にあった「つるし雛かざり」を見に行ってきました。

正式名称は「出雲崎妻入りつるし雛かざり」。会場は「北国街道妻入り会館」(出雲崎町尼瀬166)です。

出雲崎町の街並みは、家と家とが重なり合うように軒を連ねています。通りに面して大棟(おおむね)が直角になっている「妻入り」という形式で、海岸線に沿い約4kmも続いており、これは日本一の長さです。なので「妻入り」という言葉が出雲崎町を象徴する言葉として、いろいろなところに使われているんですね。

はい。展示はこんな感じです。部屋中いっぱいに飾られたおひな様のひな壇とつるし雛は、圧巻でした。とてもきれいです。

お天気もよく、会場内ではたくさんの人たちが「つるし雛」を楽しんでいました。なんかこの中にいると、おとぎ話の世界に紛れ込んだような気分になりましたよ。

この「つるし雛」というのは、もともとは伊豆の稲取温泉が発祥のようです。江戸中期頃に現在のようなひな人形が飾られるようになりましたが、当時とても高価だったために庶民の手に届くようなものではありませんでした。

そこで、「手作りで子供の初節句を祝おう」という親心から生まれたのが、この「つるし雛」です。ひとつひとつのモチーフに、子どもの幸せを願う想いが込められています。

そういえば、わが家にも「おひな様」があるのですが、もう飾らなくなって随分になります。捨てるのはもったいないし、かと言っておそらくもうわが家では二度と飾ることはないと思います。どこかでこんな風に、まとめて飾ってくれないかなぁ。きっと日本全国には、そんな出番のない「おひな様」がたくさんあるんでしょうね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする