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タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

献血とレバニラ炒め

2024年10月03日 | 徒然なるままに

先日のこと、今年3回目の献血に行ってきました。ボクの献血のホームグラウンドは、長岡のリバーサイド千秋(アピタ)内にある「献血ルーム千秋」です。ゆったりとして清潔感に溢れ、サービスもいい。あまりに快適なので、ここを利用すると献血バスとかを利用するのが嫌になる(最近の事情はよく知らないけど)ほどです。

ボクは60歳での(第1回)定年退職数年前から(一時期中断せざるを得ない状況の期間もありましたが)、1月・4月・10月の年間3回400mL献血をするのが、1年間の基本的な献血パターンになっています。ちゃんと予約を入れて献血に行くんですよ。前日からできるだけ体調を整えて、献血に協力したいと思っているのです。意外に几帳面でしょ?

献血卒業の日(70歳の誕生日)が刻一刻と迫る年齢になってきたボクですので、「若い頃にもっと献血に協力すればよかったなぁ…」と、多少の後悔もしています。皆さん、献血は誰でも手軽にできるボランティアです。今も輸血用の血液不足が深刻な状況だそうですから、どうか気軽に協力してくださいね。

今回の献血でも、記念品をたくさんいただきました。食器洗剤、お米(つや姫)、ラブラッド(マスコット)の箸置き、お菓子、シャレンのハンカチ。もちろん献血後の飲み物は飲み放題です(ボクは毎回「コンポタ」を2杯以上いただきます)し、新聞や雑誌、マンガ本も読み放題で結構揃っていますよ。今回いただいた箸置きとハンカチは、孫(5歳・男児)へのお土産になりました。

ちなみに今回は、ボクにとって人生45回目の400mL(全血)献血でした。今ボクは66歳(と2か月)ですので、順調にいけば68歳になる前に50回目の節目の献血ができそうです。健康維持に気をつけ、しっかり最後まで協力したいな…と思います。

さて、献血前日の夕食で、ボクは女房に「レバニラ炒め」を食べに行くことを提案しました。以前に一度だけ、献血前の血液検査で「ヘモグロビン濃度が不足して献血できなかった」ことがあったので、「レバーを食べたら血が多少は濃くなるかな?」なんていう思いからです。食べに行ったのは、かつてこのブログでも紹介したことのあるこのお店です。

 

人生観が変わる「レバニラ炒め」! - タケ・タケ・エヴリバディ!

「長岡市の越路地域(旧・越路町)の来迎寺駅前に、『すごいレバニラ炒め』を食べさせてくれる中華料理屋がある」っていう噂は、以前から何度か耳にしていたんですよ。「食...

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長岡市の越路地域にある、中華ダイニング「多礼」です。いやぁ〜、今回も美味かった!ボリューム満点の「レバニラ炒め定食」を堪能いたしました

このレバーの厚さを見てくださいよ。こんな「レバニラ炒め」、ここでしか食べられません。レバー好きには堪えられませんね。なんか体中にエネルギーと気力が漲って、血液中のヘモグロビン濃度もグッと高まった気分です(気持ちの問題でしょうけどね?)。

ちなみに、レバーが苦手な女房は、中華丼(⇈)を食べました。ボクもちょっとシェアさせてもらいましたが、こちらもとてもいい味でしたよ。「献血の前日は『多礼』で”レバニラ炒め”+夫婦で外食」っていうのが、これからもわが家のルールとして定着しそうです。


9月のラン記録とブログインデックス

2024年09月30日 | 徒然なるままに

早いもので今日で9月もお終いで、明日からは10月になります。今年も残り3か月、そして今年度も残り半年。ホントに年齢を重ねてからの時間の流れは、驚異的に速いです。嫌になっちゃうな。

9月は季節的には秋に分類されるというのに、今月は残暑というか猛暑でしたよね。本当は「涼しくなった9月は外ランが気持ちいいぞ!」ってところなのですが、今月はジムのトレッドミル(ランニングマシン)で走ることも多かったです。雨も降ったしね。では、9月の1か月間のボクのランニング記録を以下に掲載します。ランナー専用SNSの「Run trip」にアップした画像をご覧ください。


9月は計16回、合計で109km走りました。その中の7回(各5km)はトレッドミルですけどね。まぁ一応今月は、目安(というか目標)にしている「月間100kmラン」を達成できました。ちなみに今年1年間のトータルは、現在892km。10〜12月の3か月間で308kmを走れば目標達成です。なんとなく、いけそうな気がしてきました。無理はしませんけどね。

さて、今月のランニング記録を振り返ったところで、次はこちらのブログの記事を振り返りますね。9月は「えだまめの話題」や「三島億二郎」なんかがボク的には印象に残っていますが、皆さんはいかがでしょうか?もし読みそこねた記事があったら、ぜひお読みになってください。


9月のラン記録とブログインデックス(2024年09月30日)
「おはようマラソン」の最終回でした!(2024年09月29日)
「3か月でマスターする数学」を楽しんだ!(2024年09月28日)
私たちの世代は(瀬尾まいこ)(2024年09月27日)
今季初!栗の収穫→栗ご飯(2024年09月26日)
ばかうま枝豆!長岡一寸(越一寸)!(2024年09月25日)
長岡復興の恩人〜三島億ニ郎物語〜(2024年09月24日)
市民スポーツ祭卓球大会に出場しました!(2024年09月23日)
弥彦桜井郷温泉「さくらの湯」(2024年09月22日)
吉乃川の魅力(まちキャン)(2024年09月21日)
驚愕の美味さ!新米「こしひかり」!(2024年09月20日)
チョウセンアサガオの咲く夏(柚月裕子)(2024年09月19日)
雪音(2024年09月18日)
わが家の秋の味覚、収穫はもうすぐ!(2024年09月17日)
Hazy IPA(ヘイジー・アイピーエー)(2024年09月16日)
温泉チケットが当たった!(2024年09月15日)
つきみ娘(2024年09月14日)
レイアウトは期日までに(碧野圭)(2024年09月13日)
第六十九銀行と山田権左衛門(2024年09月12日)
長岡藩三傑の1人・三島億二郎とランプ会(2024年09月11日)
「ばらまき」〜河井夫妻大規模買収事件全記録〜(2024年09月10日)
現役高校生との卓球交流会(2024年09月09日)
長岡のラーメンと赤飯(2024年09月07日)
君といた日の続き(2024年09月06日)
いびしない愛(2024年09月05日)
ゆかた娘(2024年09月04日)
残る夏野菜はゴーヤとオクラのみ!(2024年09月03日)
雲はおもしろいなぁ…(2024年09月02日)
人生の転機(2024年09月01日)


長岡藩三傑の1人・三島億二郎とランプ会

2024年09月11日 | 徒然なるままに

「まちなかキャンパス」の「近代長岡の幕開けを学ぶ」という講座に参加してきました。今回の講座は、「北越戊辰戦争で壊滅的な打撃を受けた長岡(藩)が、いかにして復興を遂げ発展していったか」というのが学習テーマです。

今回のこの講座は、「フェニックス大手イースト」にある「まちなかキャンパス」の施設ではなく、昨年オープンした「米百俵プレイス・ミライエ長岡」で行われました。と言うのは、講座の前半30分はミライエ5階で行われましたが、後半の1時間はミライエ6階の「第四北越ミュージアム」を見学しながら行われたのです。

「第四北越ミュージアム」というのは、第四銀行と北越銀行が合併してできた第四北越銀行が設立した小さな博物館で、主に長岡(つまり北越銀行)の北越戊辰戦争後の復興や産業発展、金融の仕組みなどについて幅広く展示した施設です。ちなみに館内での写真撮影もネット上への公開も自由だそうなので、今日のブログにも掲載しています。

さて、幕末から明治維新への時代、長岡藩には後に「三傑」と呼ばれる3人の偉人がいました。1人は「米百俵」で有名な小林虎三郎、もう1人は司馬遼太郎によって小説「峠」に畫かれた戊辰戦争の悲劇の英雄・河井継之助、そして最後の1人が今日のブログで紹介する三島億二郎です。虎三郎や継之助に比べると、世間的な知名度は圧倒的に低い三島億二郎ですが、長岡の復興や経済の発展への寄与という観点の実績では群を抜いています。

これは、ボクのランニングコースである信濃川の土手(左岸の日赤病院の裏手)に建立されている、三島億二郎の銅像です。戊辰戦争後の長岡の復興・発展に尽力した三島億二郎の姿。なかなかの迫力ですね。億二郎が指しているのは長岡城があった方角(現在の長岡駅)だそうです。億二郎は長岡の産業や文化、経済界の向上に大きく貢献しましたが、この像の後ろにある長岡赤十字病院(当時は長岡病院)も億二郎が開院しました。

ミュージアムの中に展示されていた億二郎の実績を紹介しますね。

医療に関しては前に紹介した日赤病院の前身である長岡病院を設立、教育面ではボクの母校県立N高校の前身である長岡洋学校を開校、さらに金融面では北越銀行の前身である第六十九銀行の設立に尽力しました。

こうやって実績を紹介すると、「長岡版の渋沢栄一だ!」って感じがしますよね。まさにその通りなんです。三島億二郎は、戊辰戦争で荒廃した長岡を復興させた恩人と言えます。

展示品の中には、三島億二郎の交友関係を表すパネルも掲示されていました。パネルの上部にいる5人は、福沢諭吉、渋沢栄一、大隈重信、松方正義、勝海舟ですから、まさに当時の日本を牽引した人材たちです。億二郎の人脈は中央とも密接に繋がっていたのです。ちなみに、億二郎とともに中央に位置している岸宇吉というのは、長岡の商人で第六十九銀行の創始者の一人です。

ここで特筆しておきたいのは、この時代に長岡の経済や産業を牽引したのは、億二郎ら一部の人間だけではなかったということです。そこには身分を超えた「ランプ会」という存在がありました。

この「ランプ会」は岸宇吉の自宅で定期的に開かれたそうです。岸家には当時高価だったランプがあり、身分を問わず多くの者たちが集まりました。戊辰戦争で荒廃した長岡の復興や商業のあり方を夜を徹し話し合ったそうです。その中で、商業のためには銀行が必要であるとして第六十九国立銀行が開業し、その後の日本石油(現・ENEOS)や北越鉄道(現・信越本線)なども設立されていったそうです。

ミュージアムには、「ランプ会」のジオラマも展示されていました。

さて、この「ランプ会」。「メンバーの中にはさまざまな身分の人達が集まっていた」というのが、大きな特徴なのだそうです。そしてボクはこのメンバーの中に、ある人物の名前を発見しました。

続きは、また明日


いびしない愛

2024年09月05日 | 徒然なるままに

以前にブログで、四国の方言「いびしい」について書いたことがありました。うちの妻が愛媛県の南予地方の出身で、その独特のニュアンスをもつ方言について熱く語るんですよ(笑)。「いびしい」の意味については、⬇こちらの記事をご覧くださいね。

 

いびしい - タケ・タケ・エヴリバディ!

昨日のブログ記事で、長岡(新潟?)方言の「かがっぽい」について書かせてもらいました。著書「鎌倉四季だより」の中でこの懐かしい言葉をボクに思い出させてくれた、高校...

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ところで先日のこと。「すごいのを見つけたわ!」と、妻が興奮して1枚のチラシを持ってきました。それがこれです。

長岡リリックホールで開催される演劇のチラシです。その題名が「いびしない愛」なのでした。「いびしい」と「いびしない」、なんかその地方(四国の愛媛県と高知県の境目あたり)の文化や言葉のイントネーションがわからないボクにはピンときませんが、妻が「この演劇、見に行かない?」というので、いろいろ調べてみました。妻が言うには「いびしい」とか「いびしない」というのは、「濡れた感じ」「汚い感じ」らしいです。

劇作家・竹田モモコ氏によるこの作品は、「第26回劇作家協会新人戯曲賞 受賞作品」なんですね。


舞台は小さなふし工場(通称:なや)「富田商店」の事務所。工場を切り盛りするのは富田家の次女【喜美子】。しかし工場の経営は厳しく、加えてコロナ渦によりいよいよ存続が危ぶまれていた。姉の【しおり】は左腕が不自由だが、快活で目立つ存在。長年そんな姉と比べられてきた喜美子は素直にしおりに助けを求められない。コロナによって止まってしまった世の中、不謹慎かもしれないがホッとした人もいる。喜美子もそんな中の一人だった。

せっかく止まった工場を、しおりはまた動かそうとしている。埋まらない姉妹の溝。そんな折、事務所に忍び込んできた空き巣【諫山】と出くわす喜美子。喜美子は諫山に「自分を刺してくれ」と懇願する。

期待に応えて生きていくことのめんどくささ。分かり合えない人を側におきながら生きることの息苦しさ。それでもあえぎながら日々を続けることは、愛おしい。「幡多弁(はたべん):高知県西部の方言」によって描かれる、なやに関わる人々のいびしない愛。

「いびしない」は高知県西部の方言で「汚れた」「散らかっている」という意味。ウエッティな感じの汚れ方、たとえば流しの中に汚れたお茶碗やお皿がいっぱい溜まっていて、ご飯がこびりついているような状態を指す。


う〜ん。理解できてきましたよ。演劇の世界にはほとんど興味のないボクら夫婦(子どもが小さい頃に劇団四季を見に行ったくらい)なのですが、妻が故郷(に近い地方)の言葉を聞いて懐かしく思うのもいいことだよな…と思い、チケットを予約することにしました。

10月19日(土)の公演を、楽しみに待ちたいと思います。


雲はおもしろいなぁ…

2024年09月02日 | 徒然なるままに

8月は日々のランニングをサボりがちだったボクは、9月になったので一念発起。「多少は涼しくなるだろうし8月の分も走るぞ!」と、意気込んでおります。

昨日の日曜(1日)は仲間と一緒に「おはようマラソン」で信濃川の土手7kmを走ったのですが、今朝も朝4時半に目覚めたら身体がけっこう軽く、「2日連続で走っちゃうか?」って気持ちになりました。ところが新聞の天気予報では、熱帯低気圧(台風10号)の関係で晴れマークは早朝のみ。「よし!」と気合いを入れて、5時過ぎに走りに行くことにしました。今日は自宅がスタート&ゴールの「農道11.4kmコース」です。

いやぁ~!夜明けの時間が遅くなって、朝5時過ぎの空の様子は面白いですねぇ。今日はランニングを時々止めて、雲の写真を何枚か撮影してしまいました。

これはスタートして5分後くらいの、東北東の方向の雲です。まもなく東(画像の右側)から朝日が昇るタイミングなので、雲の下側が太陽光を受けピンク色に輝いているのがキレイでした。

不思議な印象を受けたのは、同時刻の西側の雲です。朝日が昇るのとは真逆の方向ですが、太陽の光を受けてオレンジ色に輝いています。

ボクの進行方向、東側の雲です。いよいよこれから朝日が昇るというタイミングです。太陽の光を反射して黄金色に輝く雲がキレイです。

はい。ついに太陽が姿を見せました。日中は熱中症警戒アラートが発令される日々が続いていますが、「秋の気配」を感じる景色ですね。これを撮影したのは5km地点のあたりです。

ご覧のように田んぼの稲穂もすっかり頭を垂れ、刈り取られるの待っています。

稲刈りが進んでいる田んぼもありました。「こしいぶき」や「コシヒカリ」の新米がスーパーに並ぶのも、もうすぐですね。さすがに早朝6時前には、農家の皆さんの「稲刈り作業」は始まっていませんでした。

はい。今朝のランの記録を、こんな感じでランナー用SNS「Run Trip」にアップして今日のランは終了です。シャワーを浴びて朝食を食べ始めたのが6時半過ぎでした。ご飯が美味い!美味い!健康的に1日をスタートすることができました。体重、体脂肪、血圧を測定して記録し、ボクの朝のルーティーンは終了です。

天気予報通り、朝食を食べ終えたあたりから雨が降り始めました。いやぁ~!いい決断だったなぁ。今週はもう2回くらい走りたいなぁ…。雲の写真もまた撮影してみようかなぁ…。