タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

吉乃川の魅力(まちキャン)

2024年09月21日 | 健康・スポーツ・生涯学習

「まちなかキャンパス」で開催された「まちなかカフェ:酒ミュージアム『醸蔵』と吉乃川の挑戦」に参加してきました。「吉乃川」というのは、新潟県を代表する酒造メーカーの一つで、長岡にある酒蔵としては「久保田」の朝日酒造に次ぐ大手メーカーです。講師は吉乃川のマーケティング戦略部長の横本さん。横本さんのお話をお聴きするのは、ボクは3回目かな?毎回巧みな話術と「吉乃川愛」に満ちたお話でボクらを魅了してくださる方なので、今回も期待して参加してきました。

今回の講座に特にボクが惹かれたのは、何といっても「日本酒の試飲があるため、お車での来館はご遠慮ください」の行です。前回の「クラフトビール講座」に続いての「お酒の試飲つきの講座」、ぜひ頻繁にやってほしいものです(笑)。前回と同じ顔ぶれもチラホラ見受けました。

今回の講座は「飲みながら楽しく聴いてください」という講師の横本さんの意向もあり(すばらしい!)、いきなり「吟醸・極上吉乃川」の乾杯でスタートしました。さらに、「純米酒・吉乃川ひやおろし」と「純米大吟醸みなも」との飲み比べです。「じゃんじゃん飲んでください」「おかわりもありますよ」という横本さんのお言葉に甘え、偶然同じテーブルになった元同僚のMさんと一緒になって、呑み会並みに日本酒をいただきました。美味かった!

あっ、もちろん調子に乗ってお酒を飲んでいただけではなくて、「吉乃川の歴史(なぜ「吉乃川」か?)」「摂田屋の文化と歴史」「大吟醸と吟醸の違い」「醸造アルコール入りの酒は『純米酒』よりランクが下か?」など、横本さんのお話からたくさんの「蘊蓄のネタ」も仕入れました。

「吉乃川」といえば、ボクら新潟県人にとって上越新幹線に中で見た「東京新潟物語」のポスターに、とても魅力を感じた時代が間違いなくありました。その制作秘話もとても興味深く面白かったです。

なんと!このシリーズの最終バージョンのモデルを務めたのは、今をときめく女優の奈緒さんだったのですね。ボクが大好きな女優さんの1人です。いやぁ~!すばらしい!「都会で頑張る新潟出身の女の子」の「故郷を思う乙女心と日本酒」のコンセプト。最高です。このポスターのキャッチコピーがまた素晴らしい。4シリーズの中から、ボクの心にグッと来たものを紹介しますね。想像力をはたらかせてお読みください。


就職した。
東京の男の子の前では、
まだ飲んでいない。

東京には、好きになった人がいる。
新潟には、好きだった人がいる。

親類全員揃ううちの法事を、
東京の人に説明するのは大変です。

東京が晴れた日は、新潟は雪だ。

子供のころから見ていた、
長岡の花火を見に行かなかった、
初めての夏。

初めて父と飲んだ。
ちいさい頃から家で父が飲んでいたお酒だ。

東京に出たから、
新潟というかけがえのない故郷ができた。

東京で失恋した。
お酒が強くて、よかった。

お酒を分けあって暖かくなる。
雪国の夫婦って、いいなあ。

仕事忙しいしお見合いだなんて帰れないよ。
と、嘘をついた。

初めて、東京の人を連れて行くなら、
夏がいい、と決めていた。

結婚しようって言われて、
なによりも先に、浮かんだのは、
故郷の母と父だった。

東京に来た日
 よし 頑張るぞと、
一人で乾杯した。

東京に出た人、 新潟に残った人。
違う道を 歩いていく友達が
勇気をくれます。

失敗を聞いてもらうと、
ぜんぶ消えていきました。
きょう、大人のお酒を 知りました。

帰省から 東京に戻る日は
もう一度 初心に帰って 上京する日。

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