山の記憶 再び

「静岡のK」 山歩きの記録




コッフェル426 丹沢主脈縦走

2011-05-15 | Weblog
2011.5.6(金)-7(土)
6日(金)を休みとして6連休となったGW後半(5月3日-8日)の後半、
好天が期待できた6、7日、久しぶりに丹沢を歩いた。
GW初日は定員の2倍以上の宿泊客がありごった返した蛭ヶ岳山荘(登山者ブログ情報)。
6日の予約電話を入れたとき「混んでますか?」と聞いたら「空いてますよ」とあっさり返事。
6日朝、大倉尾根登山口を、丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳を目指して歩き始めた。

冒頭の写真は、大倉尾根の先にあるピーク塔ノ岳山頂。











大倉尾根登山口。しばらく舗装道路、林道を進む。











登山道に入ると新緑が迎えてくれた。天気は予報に反し曇天だが、曇り空の下、しっとりした山道歩きも良い感じ。











さすがに人気の丹沢。ルート上には山小屋が多い。











環境保護のために設置された木道を行く。











高度を上げるにつれ、ガスが濃くなった。











ガスに覆われる花立山荘。











バイケイソウの緑が鮮やかだった。











最初のピーク、塔ノ岳。タイミングよく、到着とともに周辺のガスが消えた。












塔ノ岳山頂からこれから向かう稜線を望む。右から二つ目のピークは一等三角点の山、丹沢山。
目指す蛭ヶ岳は左の大きなピークの背後に隠れている。











塔ノ岳を後にして気持ちの良い稜線を行く。











珍しい色のスミレを発見。











薄紫のキクザキイチゲ。白いキクザキイチゲは満開だった。











開放的な雰囲気の、ササに覆われた登山道。











シカの食害から植物を守るために敷設された柵が延々と続く。
確かに、柵に囲まれたエリアの植物は、シロウト目にも威勢の良さが感じられた。











みやま山荘が建つ丹沢山山頂。これまで2度、この山小屋のお世話になっている。アットホームな雰囲気漂ういい小屋だと思う。

蛭ヶ岳までアップダウンが続く稜線歩きが待っているので、休まず先へ進んだ。











キクザキイチゲの群落。











今回ルート唯一の難所ともいえる鬼ヶ岩を望む。中央の二つの岩を「鬼」に見立てている。岩の先は急峻な岩場だ。











鬼ヶ岩。











クサリ場を通過して振り返る。











岩場で可憐に咲くコイワザクラを見つけた。癒されるひとときだ。











ブナの古木が並ぶ、蛭ヶ岳山頂間近の稜線。











濃いガスに包まれた蛭ヶ岳山頂に建つ蛭ヶ岳山荘。今宵の客は私を含め7人。
夕食は、ストーブを囲んでの楽しい時間が流れた。

午後8時消灯。

深夜、激しく小屋の屋根を打つ雨の音で目が覚めた。翌日の雨を覚悟した。











翌日はやはり雨と風。しかも前日以上に濃いガスに包まれていた。前日歩いてきた道を忠実に戻る。











レインウェアに身を包み、黙々と歩みを進めていると、近くでガサガサと動物の気配。

音のする方を見たら、シカと目が合った。











逃げるどころか、こちらを見ながら悠然とササ原の下をモグモグしていた。











こちらは崩れをはさんで出合った2頭目のシカ。











2頭目のシカは、お尻のハート型が可愛らしく印象に残った。











これから山の主役となるツツジも咲いていた。これはトウゴクミツバツツジかな?











カエデを中心とした新緑に送られて登山口へ向かった。

終始ガス、小雨、風に見舞われた山行となったが、久々の本格的山歩きを満喫できた。

昨日5月14日(土)は家内と地元の低山、安倍城跡を歩き、今日15日(日)は富士山展望の山、三ツ峠山に登って来た。
ブログアップはいつのことやら…












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