目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

大好きなシリーズ「こそあど森の物語」

2007年05月23日 | おすすめ本
10年前(大学に入ったばっかりの頃)に出会ってから、
今に至るまで読み続けた大好きな児童文学シリーズです。
最近新しい本が刊行され、嬉々として読んじゃいました。
「こそあどの森の物語」シリーズの「あかりの木の魔法」という本です。

とにかく時間を忘れて読んでしまう本です。

登場人物は、ほとんどがどこか特異な人たち。
ムッツリしていたり、おしゃべりすぎていたり、
主人公にいたっては無口でほとんどしゃべらない。かなり個性的。

日本版ムーミンみたいな話、といえばわかりやすいでしょうか。


はらはらドキドキ、というものではなく
むしろほんわかユッタリなストーリー。
でもちゃんと物語は展開されていて「どうなってしまうの」と
少しだけドキドキさせてくれます。

ハリーポッターもおもしろくて読んだら終わるまで本を閉じたくないくらいに
はまってしまうのですが、
ちょっといじめのシーンが私にはきつすぎて、つっこみたくなってしまいます。
「そこまでせんでも」と思ってしまう。

そういった点では、私的に安心して読むことができます。

死、いじめ、絶望的な悲しみ、

もちろん人生で味あわなくてはいけない感情だとは思うけれど、
その要素がなくても、おもしろい物語。
そういう物語を時々、読みたくなります。



ストーリーもさることながら、イラストも魅力的。
主人公が暮らす家は、船の形をしていて、
その中に缶詰や瓶詰めの食料がぎっしりと詰まっていて、
別の部屋には博物学の研究室があって、階段は梯子でできていて…

そのイラストは、まさに私にとって将来住むことができたらと思っていた
気持ちが、まんまイラストにされて
見ているだけで幸せになるイラストでした。


こそあどの森の物語、機会があったら是非。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tomo)
2007-05-25 13:11:46
さっそく図書館から借りて読んでいます。
「あかりの木の魔法」は貸し出し中だったので「ふしぎな木の実の料理法」を借りました。まだ途中ですが、読んでいると時々「ぷっ」と笑ってしまう本で、面白いです。
ウニマルと言われている船の形の家、すごく理想的で、ホントに住みたいナァと思ってしまいますね~!!
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Unknown (tomoさんへ)
2007-05-26 08:28:34
嬉しいなあ。シリーズの1番最初の本ですね。
私もその本から読みました。久しぶりに私も最初から読もうかなあ~。
そうなんですよ、ウニマルの断面図なんかくらっとくるくらい素敵で。
瓶詰めばっかが並んでいるっていう所は、自分も似たような感じかもしれませんが(笑)
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Unknown (tomo)
2007-06-01 14:36:19
あれから図書館に行って「まよなかの魔女の秘密」、「森のなかの海賊船」「だれかののぞむもの」、
シリーズ以外は「びりっかすの神さま」を借りてきて読みました。
読んでいると、かなり本の中にタイムスリップして
次は?と一気に読まないと気になりますね~。
まだ読んでないのも借りるつもり。
すっかり「こそあど森」ファンになってしまいました。イラストは、なぜか中川さんのとダブってしまいます。
こんなにワクワクする本は何十年ぶりなんだろう・・・ステキな本に出会えて感謝してま~す!!
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Unknown (tomoさんへ)
2007-06-02 15:40:43
そうですかあ、全部読みましたか~。
「だれかののぞむもの」は私はまだ読んだことありません。今度図書館で探してみたいと思います。
あるかなあ。イラストはもしかしたら、参考にしていたりしたかもしれませんね。
物語とイラストの素晴らしいマッチングの本ですよね。しみじみ。また読もうっと。

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