最近あった嬉しかったこと

大きな本屋さんで、ばったり知人に遭遇しました。
何年ぶりかという再会。

その時に、「あなたのポストカードが欲しいのよ」と言われました。

「島外の人に葉書を出すときには、あなたのポストカードでなくちゃ」
と言われ、大いに照れました。

その方は、

個展の時にまとめて買ったけれども、もうなくなること

でも佐渡のお店にはどこにも売っていないこと、

庭のハーブがよく成長しているから、とりにおいで、

と伝えてくれました。


個展の時には、10数種類のポストカードを作り、
所狭しと設置して販売しました。

その中で、どんな柄が売れるのか、お客さんの年齢やお顔を見ながら、
ああ、こんな方がこんなポストカードを選んでくれた、と知ることが
できるのは、とても幸せなことでした。


その方は、郷土料理の煮つけのポストカードと・・・



雑草のブーケのポストカードを選んでくださいました。


オーナーにこの絵をポストカードにしてほしい、と言われた時は
こんなん絵がいいのか～と、思ったもんです。


何が気に入られるかわからない。


自分で自分の絵に意外性を感じられるのは、
イラストレータの醍醐味だと思っています。
















最近は絵を描きたい、の気持ちよりも
流れにまかせて描くようにしています。
描かざるを得ない時に描く、みたいな。
無になるように、無になるように。
そんな気持ちの時、絵の対象物は結構こたえてくれるもんです。
不思議なことですが。