昨日は新潟で一泊し、翌朝の船で帰ってまいりました。
島と本土を結ぶ船はカーフェリーで約2時間半、ジェットフォイルで1時間。
島民は大抵お値段の安いフェリーを選びます。
フェリーに乗り、甲板にでるとカモメがあふれるほどに舞っています。
さらに甲板に立っている人間の目の前で、静止飛行を続け、
観光客の心をわしづかみにします。
実はこれ、エサをくれ~という意思表示なのです。
求めているエサは「かっぱえびせん」です(笑)
10年くらい前からでしょうか。
とある観光客が(島民かもしれませんが)遊びのような感覚で
かっぱえびせんをポイと投げたら、かもめが見事にキャッチして食べた、のだそうです。
その妙技があまりにおもしろいこともあり、あっという間に
観光客に広まった、というわけです。
かもめもエサをくれなければ攻撃をする、というわけでなく至ってフレンドリー。
くれるまで、ず~っと佐渡から本土まで飛んでついてくる(!)健気さも見せてくれます。
船の売店でも「カモメのえさ」としてかっぱえびせんが売られている状態で、
さらに観光ガイドでも紹介されてしまいました。
この状態が、現在に至るまでずーっと続いていることには、少々疑問に思わざるを得ません。
自力で生きている動物である以上、カモメも海の野生生物といえるでしょうし
動物の餌付け、という行為は動物の生息本能を狂わせる可能性をはらんでいるように思います。
(2時間半にも及ぶ人間へのエサの依存はやはり餌付け行為に思えます。)
餌付けされたことによってエサ取り能力を失うことは、
地上に降り立つ時の人や他動物警戒心が希薄になることによる、
動物(猫とか)に捕まる可能性を増大させることに繋がります。
そして、餌付けによる自然界ではあり得ないほどの個体集中は、
伝染性の疾病蔓延の原因にさえなりかねないでしょう。
それはトキ放鳥をひかえての上では余計に避けたいことのはず。
ここで、あえて今年がトキの放鳥だから、ということを持ち出すまでもなく
基本的な動物との接し方を身につけることの重要性を感じます。
例えば、自転車のルール程度には。(いけないという意識くらいを持つくらいにならなくては、という意味で)
アメリカに行っている友人は、この佐渡汽船のかっぱえびせん餌付けを
実際に見て、
「う~ん、アメリカではないねえ。餌付けっていう行為がよくない行為だっていう
認識はもたれているから」と、その行為そのものに、というより
どちらかというと「堂々とこの行為が公認」されていることに
微妙なショックを受けている様子でした。
成人病カモメがふえませんように。
島と本土を結ぶ船はカーフェリーで約2時間半、ジェットフォイルで1時間。
島民は大抵お値段の安いフェリーを選びます。
フェリーに乗り、甲板にでるとカモメがあふれるほどに舞っています。
さらに甲板に立っている人間の目の前で、静止飛行を続け、
観光客の心をわしづかみにします。
実はこれ、エサをくれ~という意思表示なのです。
求めているエサは「かっぱえびせん」です(笑)
10年くらい前からでしょうか。
とある観光客が(島民かもしれませんが)遊びのような感覚で
かっぱえびせんをポイと投げたら、かもめが見事にキャッチして食べた、のだそうです。
その妙技があまりにおもしろいこともあり、あっという間に
観光客に広まった、というわけです。
かもめもエサをくれなければ攻撃をする、というわけでなく至ってフレンドリー。
くれるまで、ず~っと佐渡から本土まで飛んでついてくる(!)健気さも見せてくれます。
船の売店でも「カモメのえさ」としてかっぱえびせんが売られている状態で、
さらに観光ガイドでも紹介されてしまいました。
この状態が、現在に至るまでずーっと続いていることには、少々疑問に思わざるを得ません。
自力で生きている動物である以上、カモメも海の野生生物といえるでしょうし
動物の餌付け、という行為は動物の生息本能を狂わせる可能性をはらんでいるように思います。
(2時間半にも及ぶ人間へのエサの依存はやはり餌付け行為に思えます。)
餌付けされたことによってエサ取り能力を失うことは、
地上に降り立つ時の人や他動物警戒心が希薄になることによる、
動物(猫とか)に捕まる可能性を増大させることに繋がります。
そして、餌付けによる自然界ではあり得ないほどの個体集中は、
伝染性の疾病蔓延の原因にさえなりかねないでしょう。
それはトキ放鳥をひかえての上では余計に避けたいことのはず。
ここで、あえて今年がトキの放鳥だから、ということを持ち出すまでもなく
基本的な動物との接し方を身につけることの重要性を感じます。
例えば、自転車のルール程度には。(いけないという意識くらいを持つくらいにならなくては、という意味で)
アメリカに行っている友人は、この佐渡汽船のかっぱえびせん餌付けを
実際に見て、
「う~ん、アメリカではないねえ。餌付けっていう行為がよくない行為だっていう
認識はもたれているから」と、その行為そのものに、というより
どちらかというと「堂々とこの行為が公認」されていることに
微妙なショックを受けている様子でした。
成人病カモメがふえませんように。
食塩に添加物アミノ酸。。。。
どちらの面からもマイナス面しか見当たらないですね。
ちょくちょく楽しみに拝見してます。
今回はおもわず書きこみ(^^)
天売では、たまたまなんだけど、私が行った年に、
趣旨を説明して、港の売店でかっぱえびせんを
売ってもらうのをやめたんだよ~。
天売島は、ウミネコやカモメの繁殖地で、
親が子育てをしなくなる!?とも言われてたの。
(科学的証拠を挙げられませんが・・・)
「あげないで」という簡単なチラシも作ったの♪
なつかしい。
なんかおかしい、っておもうその感覚、
とっても大事だと思います。
ふみは行動したんだね、すごい。
鳥のことを何も知らない私が行動をおこせるかどうかは微妙だが、ちょっと調べてみようかな。
でも子育てをしなくなるっていう事実はちょっと重要だよね!びっくりしたよ、そこまでとは。
たとえカモメというありふれた動物であれ(この言葉に矛盾はあるのだが)人が入っちゃいけんとこ入っちゃいけんかったんだなあ。
かっぱえびせんの代わりにカモメの生態の本とかを売るとか?(笑)売れなさそうだが。
私の所では猫を飼うか検討中で、ブログを拝見させて頂きた。
あんなにも可愛い猫ちゃん達がいらして羨ましい限りです。