目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

山羊、久しぶりにお外へ散歩

2011年03月13日 | 山羊日記・猫日誌
最近とんとブログに登場していませんでしたが、我が家の山羊・シロは元気です。
冬の間は、夏の時のような元気さはなく、
1日中納屋で過ごしています。


雪を食べていたかと思うと、突然に浴びるように水を飲んだりします。


ちっとも外にでようとしないその理由、
それは、雪が積もると食べる草が何もないから!です。


本当に、食べるためにしか散歩をしないようです。山羊という動物は。

犬のように、「歩きたい」「走りたい」というような欲求のためには散歩しないのですね。
犬や猫のほうが、なじみの深かった私としては
少し不思議なことですが、どうやら事実のようです。




納屋の掃除をするために、綱を調整中。外にだしてみました。

でも、草がないとわかると、すぐに納屋にもどる。


きれいな空気を吸うとか、ちょっとそこまで足をならしに、とかいうような感覚もないようです(笑)

こんなにきれいな空なのに




やがて、風呂用にと思ってつんでおいた柿の剪定枝を、食べ始めました。


久しぶりに納屋の外にでてきてくれた山羊の姿に、息子は大はしゃぎ。
ちょっと怖いけれども、興味津々。



「やぎ!まき、たべちゃダメ~!!」
と大笑いしながら、叱りつけています。


山羊の布団になる、敷きわらを刻んで、厚みをつけているところです。



春になったら、層になったワラと山羊糞を堆肥にするべく、大作業を行います!
雪が降り積もる今は、ひたすら糞とワラの層を作り続けています。

かつての佐渡では、この冬の間にできた、ワラと糞の層を、その層をつくりあげた本人である牛に
積ませて田んぼまでしょわせた、という話が、佐渡が生んだ名著「島の自叙伝」に載っていました。
非常に興味深く、自給自足の根源を見る思いがしました。




ワラはとっても美味しい寝床。おなかがすいたらむしゃむしゃぱくり。
冬限定の「食べられるベッド」です↓








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