目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

<緊急>上関原発の建設工事、深夜の強行再開

2011年02月23日 | 核のこといろいろ
スナメリなどの絶滅危惧種を含む動物が多く生息する
山口県瀬戸内海の上関の海で、
中国電力は2月21日(月)未明、住民の反対を押し切り、
中止していた上関原発の工事を1年3カ月ぶりに強行再開しました。
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反対住民の理解も同意もない中で深夜に工事が強行され、地元の方は14時間以上にわたって抗議を続けたそうです。


映画「祝の島」でも、撮影されていましたが、
祝島の住民は、「命をかけて」反対運動をしています。

自分たちはただ、美しい海の恵みの中で生きていきたいんだと。
人間らしく生きていたいだけなのだと。




今回の強行工事は、何十人、何百人という若い警備員が、
わずかな老人達を力でねじふせる、というようなやり方で、
その写真はミャンマーの武力制圧を思わせ、背筋が凍ります。

これが同じ日本なのかと。
だとしたら、私たちがいる日本とは一体どういう国なのだろうと、自分の根本がまるごと揺らぐような想いです。

(詳細は祝島島民の会BLOGをご覧ください。)


自然に沿った生き方をすることに、こんなにまで傷ついてまで
死にもの狂いで戦わねばいけない国なのか、この国は、と。




もはや、電力を自然にするか原子にするか、という問題としてでなく、
人間としてどうなのか、というレベルにまで落ちきっているのではないでしょうか。


数と卑劣な暴力とでもって、本来尊ぶべき高齢者の方たちを
「排除」しようとする中国電力のやり方に、強い「NO」の声をどうかどうかお願いいたします。


<届け先:中国電力本社>
TEL 082- 241-0211
FAX 082-504-7006
メール



もう、オチをつけたり、イラスト描いたり、笑いに転じさせて少しでも読みやすく、
という配慮さえなくなっちゃう
ほど、焦ってしまいました。あなたの気持ちを行動に是非。








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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yuki)
2011-02-25 22:35:56
はじめまして。いつもブログを楽しく拝見させてもらっています。
私も映画「祝の島」を見て、よりいっそう、この問題に関心を持ち、不安を抱いていました。
今回の上関原発の中国電力のやり方には、とても違和感を覚えてしまいます。
さっそく反対のメールをさせていただきました。
ブログの記事(漫画)を、ぜひ転載させていただきたいです。
よろしくお願いしますm(_ _)m
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Unknown (yukiさんへ)
2011-02-27 10:41:18
コメントありがとうございます。
そして反対メールもありがとうございます。
ブログ漫画の転載、大歓迎です。
どこどこ広めていただけたら幸いです。
一人でも多くの人がこの問題に関心をもってもらえますように。
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Unknown (Asako)
2011-02-28 13:59:20
こんにちは、ずっと前に布なぷの検索でたどり着いて以来、ときどきこっそりお邪魔しています。

今回別な方の紹介で、上関原発の建設予定地からライブ中継も時々見ています。本当にこれが文化国家のやることかと呆れ、情けなく、胸が痛くなります。わたしは今すぐ電気ゼロの生活はできないけど、すこしでも多くの方に現状を知ってもらいたいと思って、うちのブログで、こちらのブログを紹介させていただきました。(本当はわたしがちゃんと調べて書ければいいのですけれど・・・)事後報告になって申し訳ありませんが、どうぞご了承ください。
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Unknown (Asakoさんへ)
2011-02-28 19:41:18
嬉しいコメントありがとうございます。
ブログの紹介もありがとうございます。
あんなにたくさん載せていただき恐縮です。
電気を使っているのに原発反対というのは心苦しい、というお話は、よく聞かれる話です。

でも、実際には原発は「生活に必要な分だ」けだったら、日本だけで20数基も必要ないのです。
例えば日本全国の自販機だけで原発1台分の電気を使っている事実を考えると、日本は「無駄」なことに、原発という危険な電力を選択しているのです。

堂々と原発反対と言っていいと思うんです。
そしてその声が大きくなって、ようやく政府はそれならば、と自然エネルギー開発にお金をだしてくれるのではないか、などと思います。
(現在、原子力への投資は自然エネルギーに対し、10倍以上も差があるのですから)

私達は「原発でできた電気でなく、自然エネルギーでできた電気がほしい」という声、あげないといけないですよね、きっと。
長々と失礼いたしました。








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