目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

息子への小さな「ギフト」~夏の思い出~

2011年09月22日 | 元気をもらいました
今年の夏も我が家に、沢山の人が訪れてきてくれました。
その中でも、ひときわ印象的だったのがフランス出身の日本に住む女性。
日本語がとても堪能なので、何も心配することなく会話を楽しむことができました。


我が家には、どうしてか日本語のとても堪能な外国の方が訪れる機会が多く
(私は英語は全然ダメ)
これまでにトルコやポーランド、アメリカ、ドイツ、中国、ミャンマーと
非常に豊かな国際交流を楽しむ幸運に恵まれています。


一緒に文弥人形の公演を見に行ったり、ご飯を食べたりしました。


そんな中、子ども好きな彼女は、出掛けるまでの少しあいた空白の時間に、
息子にこんなものを作ってくれました。


炊きつけの木っ端に、ボールペンで色づけしたお人形。

彼女からの小さな「ギフト」は、息子の小さな手のひらにすっぽりおさまる大きさ。

息子はとても喜び、その日1日ずっと握り締めていました。
彼女はこのお姉ちゃん人形と一緒に、「息子人形」も一緒に作ってくれ、
セットで渡してくれていました。

日本人ならば、ちょっと見栄えのするものをあげてしまいそう、
ついお金で買った何かをあげてしまいそう。

もちろん、それも素敵なギフトだけれども、

彼女はその辺にあるものを、
「子ども」の視点に立って、作ってくれたんだなあ。
見た目は売り物のような派手さはなくても、
子どもにとってはなんだかとってもウキウキするものだったようです。


その小さな「ギフト」に、大人の私にも
なんだか嬉しくて、ちょっと感動してしまう代物でした。


彼女は、日本での暮らしの中で、車を持たずに自転車のみで生活しているそうです。
子どもが二人もいる生活の中では、時に不便でもあるけれども、と笑いながら。

こんな「ギフト」を作れる人なら、
きっと不便とされるような生活の中にも、色々な喜びを見つけられるんだろうな。







元山岳部の50代のお父さんのお泊りさんも、なかなかのインパクトでした。
世の中、色々な人がいますね。(私らも人のこと言えないでしょうけど)
人を見るのは、楽しくて、学ぶこと大です。
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2 コメント

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Unknown (干菜)
2011-09-24 17:31:14
こんにちは
鳥越文庫で読書中にたまたま出合って,おそらく同じ方とおしゃべりを楽しみました。

大学でフランス語を教えながら,江戸の芸能を独学で調べていると話してくれました。

日本語を読むのは難しくないですか?
の会話から始まって,
信太妻→フランスの古典詩→ランボーの詩→ウンベルト・エーコ→名詞の性別と翻訳→日本語の母音の特殊性→安部公房→ドナルド・キーンと,話題が発展してとても楽しかったです。
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Unknown (干菜さんへ)
2011-09-26 19:56:14
コメントありがとうございます。
本当に窓口が広い方で、すごい方だなあ、と思います。どんな会話でも関心をしめしてくれ、フレンドリーに接してくれる、素晴らしい人柄の方でしたね。
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