面白い。 横田増生著 小学館刊 2015年初版 てっきり新書だと思ってたら ソフトカバーの単行本が来た。本書もamazonのカートでウェイティングしてた本だ。前回 同じ著者の潜入ルポ アマゾン・ドット・コムを読んでいるので まあ期待半分興味半分というところか。全体は８章で構成されてて 各社の生い立ちとその経緯 宅配の全体像 宅配ドライバーの横乗り ヤマトの羽田クロノゲート潜入ルポがある。友人が 佐川にいて彼女は社員だったのだが 妊娠したので一度辞めて個人営業の請負になり また請われて準社員で営業所に戻るような優秀な人だ。まあ流通業界って結構ハードでサビ残とかあるという話を聞いてたので 大丈夫かいな？と思ってたわけだが・・幸い保育園に入れたので復帰するわけだが なんで正社員で戻らんの？と訊いたら プロパーだと２～４トンに乗せられて 定時に上がれないので 保育園のお迎えが無理っ！てことらしい。他の業界のことなので興味がある。自分の営業車の軽バン持ち込んでの仕事だが定時に上がれるようにスケジュールが組めるらしいが 本人曰く 郡部ばっか走ってたから市内はよくわからないから効率が悪い・・と言ってる。それたが 本書 宅配便の裏側や歴史が書いてあるので面白い。ちなみに 宅急便というのはヤマトの登録商標なので他は宅配便と言う。 東京佐川急便事件・・て疑獄があったけど あったのは知ってたが 内容までは知らなかったが 本書を読んで納得したから読んで良かったと思う。まあ横田氏 潜入ルポがお好きなようで 本書にも出てくるのだが 身分を隠して潜入して内部から見る‥と言う点はなかなか面白い。が これ新本なら１４００円 マケプレでも８００円＋３５０円なので これ買うか？と言われたら 図書館で読んだのでもういい・・というのが正直なところだ。本棚に並べたい本か？と言われたらノーである。まあ４年前に書かれた本なので鮮度が落ちてるというのもあるし 今でもそんなに労働環境は変わってないようなので一読すれば十分だろう。amazonの評価なら星３つ半～４つくらい。小口に汚れありのシールがあったが 後ろの方で２ページ派手に汚れてたのはまいった。公共の本なんだから もっと丁寧に扱ってほしいものである。
amazonのサイバーマンデーでＦｉｒｅ７が５９８０円から３２８０円になってたので買ってみた。本当はｋｉｎｄｌｅが欲しかったのだが あれは画面がペーパーホワイトってやたら省電力なやつなんでいかんせん高い…とりあえず京都往復の夜行高速バスでもｗｉｆｉは飛んでるから暇つぶしにはなる。まあ 移動中にほとんどスマホも使わないので 興味の方が大きい。それにｗｉｆｉモデルなので ネットに繋ぐなら 公衆ｗｉｆｉが飛んでるところか コンビニか駅か・・ぐらいでしか使えないのだが。まあｋｉｎｄｌｅアプリも入ってるから電子書籍お試しにもなるしなぁ・・というわけである。夜に呑むのを一回控えりゃ買える価格なんで いいかな・・と。レビュー見てると タッチが効かなくなるとか充電できなくなるとか不良時のamazonの対応が極悪とか保証が３か月しかない・・なんてのもあるが 大半はまあ普通というレビュー。ＡＣアダプタもマイクロＵＳＢケーブルも同梱されてるのでお得感は高い。まあ２台買えば更に２千円引きなので１台 ２３８０円だが とにかくどんなもんかわからんのでまずは１台のみ。ＧＰＳは載ってないのでナビゲーションはできないし 電池も公証７時間。おまけにGoogelPlayに対応していない。なので amazonのアプリストアからしかアプリは落とせない。これは４つのＡＰＫをインストールすれば使えるようになるらしいが 確実に使える・・というものではないらしい。失敗することもあるので自己責任で・・ということだ。このＡＰＫ アンインストールもできるらしいのだが これを入れると基本動作不良での返品が効かなくなるので注意が必要だ。さて使った感想だが 土曜にオーダーして もう翌日に届いた・・といってもトイレ行ってる時に配達に来られたので 受け取れず再配達になっちゃったがｗ ピンポンされたうえドアどんどんされたけど 出れない状況だったからご勘弁。配達された時点でamazonの薄い箱で来るのだが 中身は厚紙の簡易パッケージに本体とＡＣアダプタとＵＳＢケーブルが入ってる簡易包装。本体以外は小さな箱には入ってるのだが。初期設定でamazonのアカウントを本体に設定して使用できるようになる。到着した時点でバッテリ残量は７７％ １５分もすれば一通りの設定は終わるのだが 環境が悪いのかＦｉｒｅＯＳのアップデートは失敗である。amazonアプリストアからｓｋｙｐｅとｙｏｕｔｕｂｅとＪａｚｚＲａｄｉｏのＤＬはしたもののどれも無料なのに 購入履歴にアプリ０円・・と出るのはなんだかなーである。基本アンドロイドなんだがＯＳは独自ＦｉｒｅＯＳで 搭載されてるＷｅｂブラウザは独自のｓｉｌｋブラウザだ。期待してなかったがこれはそこそこ使える。標準搭載されてるアプリはamazonのお買い物端末みたいな感じでいらないのがほとんどだったりする。ｋｉｎｄｌｅアプリも入ってるが 電子書籍の値段が新刊だと意外と高いので購入する気にならんし 音楽系の有料アプリもいらない。プライム会員なら多少美味しいけど基本amazonのお買い物端末と思った方がいい。ハード面では１ＡのＡＣアダプタとマイクロＵＳＢケーブルが付属してるので 本体は実質３０５０円の計算。スピーカは右側面についてるので ベタ置きしてもちゃんと聞こえる。画面は 少し設定しただけで指紋がベタベタついてティッシュでは落ちない。ウェットティッシュが必要である。まあ まだ２日なんで品質がどうかまではわからないので 初期レポートだ。ああ あとｗｉｆｉの性能はあんまり良くない。無線ルータから２ｍ以内の距離でｗｉｆｉが遅い・・と怒られる。ノートやスマホでは問題は無いのに。ゲームしないのでわからないが 評価見てると速度が遅くてダメというのが多い。位置情報を使うものはＧＰＳが載ってないので最初から無理。チャイルドロックも初期設定でできるが子供に使わせる端末としてはどうかな？という感じ。まあ 乱暴に扱って壊しても惜しくない価格ではあるけど。総合評価としては ５９８０円ならうーむ・・だがタイムセール価格の２３８０円なら十分お買い得な端末だったな・・という印象である。
今年最後の精神科だったのは書いたが 先生と受け付けは奥さんなんで 今年もお世話になりました・・と挨拶したら 奥さんにお菓子もらったｗ 片道３時間半の通院はさすがに冬場は辛いので 地元に変えようかな？と検索してみたが 心療内科＋精神科＋神経科・・なんてとこはあてにならんし 週３日しかやらない趣味のような精神科も嫌だ。それに転院すると ここ何年間分の経緯を一から説明するのもめんどくさいし きっちり信頼できる医者かどうかわからん。若い医者だと とにかく新しい薬を使いたがる 。ファーストチョイスがＳＳＲＩのジェイゾあたりとかＮａｓｓＡやら ＭＡＲＴＡを使いたがる。あたしは一通り試して古い三環のアモキで安定したのでこれでいい。知人の話なんかきくと 薬の変更を渋るというか 副作用で苦しんでても変えてくれない医者が多いので もう片道３時間半通院にかかろうが 今の先生から変えるつもりは無い。まあ手間を惜しんで手近なところで妥協すると ろくなことがない。あたしは大動脈解離でちょいと遠いがいい医者のいる病院に運んでもらったから助かったようなもんなんで 近けりゃいい・・というのは反対だ。
小田急の車内で不思議なものを見た・・というか首都圏ではというか 現代では普通なのか？と思うが 全身黒ずくめの人である。Ａラインのウールのフード付きコートを着て ボトムはくるぶしまでのフレアのスカート・・と思ったらひだいっぱい取った黒のパンツである。髪は前髪垂らして サイドは耳のちょい下くらいまでのアッシュ シャネルの薄いショルダーを斜め掛けして これまたスマホと格闘してる。で シックに着てるな・・と感心したのだが ふと靴を見ると黒の革靴なんだがベタ底で やたらでかい。座ってる前に立ってたので見上げたら 胸が無い・・で １７５くらいあるから男子なのだ。多分男子だろう。確証はないけど・・・細身だからまあ綺麗に着こなしてるんだが そのボトムは何よ？とか思う。化粧してないからトランスでは無いと思うし 別にトランスでもいいんだが・・なんか不思議なものを見た気分だ。東京って謎だな・・と思う。登戸で降りたら数歩先を彼？が歩いて行ったが 歩いてるとひだの多いパンツ 立ってるとフレアのロングスカートに見えるパンツって あたしの理解を超えてる。東京・・・真昼間から魑魅魍魎が跋扈してるな・・と妙に納得した。
静岡まで精神科通院で朝５時に出たのだが まあちゃっちゃっと診察終わって 帰りのことだ。小田急で小田原から登戸まで乗るので新宿行急行に乗った。小田原始発なんで確実に座れるのでいいのだが ふと対面する側を見たら窓が２０センチくらい開いているように見える。窓には薄いグレーのフィルムが張ってあるからまあ 開いてたんだろう。上は素通しだ。一度座ったんで立って閉めに行くと 席取られたら嫌だから まあ冬場だし誰か気がついて閉めるだろう・・と放置してた。そこの窓の下には若い女性が二人座って スマホとにらめっこしてる。その隣の窓も３センチくらい開いてるように見えるんだが まあまだいい。１２月の急行電車だ。車内アナウンスでは空調は入れてません・・と言ってたから暖房は無し。走り始めたら風が入ってくるから気が付いて閉めるだろうと思ったが 途中で空調が入ったが本厚木を超えてものそままである。スマホとにらめっこ。隣の中高年男性二人組はダウン着てたが 寒かったのかもじもじしてるわけで・・謎である。途中で女性二人は別々に降りて また若い女性が別々に乗ってきて座ったが 窓は開けっぱなしでスマホとにらめっこしてる。東京のＪＲの電車って空調が前提だから２３３系なんか窓は開かない構造なんだが 小田急はロマンスカーを除けば窓は開くっぽい。スマホに気を取られてるとしても 風が吹き込むからわかりそうなもんだが・・まあ 結局登戸で降りるまで窓は開けっぱなしだった。不思議だ。寒くないのか？新松田で制服のＪＫが降りて行ったが チェックのミニで生足だ。よく寒くないな・・と感心する一方 そんなにスマホばかり見ててどーすんの？と思ったあたしは 既におっさんであるｗ 登戸で降りて 窓を見たらやっぱり開いてるのだ。不思議だ。
