某大学病院で

内視鏡手術で１８人亡くなったというのがあるが　医者と言えども万能ではないのでさもありなんである。あたしは　たまたま腕のいい医者に当たっただけで　まあそれで助かったわけなのだけど　結局これも運なのだな・・と思う。あたしが倒れた時に救急隊が最寄の総合病院をアサインしたのだが　そこは断られた。後で知ったのだが　そこは心臓血管外科がない。大動脈乖離　それもＡ型の場合は　脳や肺に血液を送ってるので　遅れると確実にあぼーんするわけなのだが　相方が指定してくれた徳洲会病院が心臓血管外科の腕の良いドクターがいたので助かったようなもんだ。最初の所に運ばれてたら死んでた。救急隊にまかせてたら　これもまた死んでた（整形外科だと思われてたので）まあ　結局上のほうは２箇所人工血管に交換してるので　正直いつぶっ飛んであぼーんするかはわからない。手術して３ヶ月入院してたんだが退院してきてから　どうも調子が戻らない。まあ主治医によると１１時間の大手術だったんだから自律神経やられてるし　１年くらいは戻らないよ・・と言われて　むべなるかな・・とは思うのだけど　起き上がると胸の奥　ちょうど人工血管が入ってるあたりが痛い。中身人工物なんで　いつまで持つかわからないのは　もう仕方ないのだが　普通に生きてるのであんまりサイボーグ化してるという意識が無い。まあ時々起き上がる時に力を入れると　こりゃやばいんじゃないか・・と言う様な痛みがあるので余計に不安なんだが　だからといって　今更どうなるもんでもない。もう６月だというのに自律神経がおかしくなってるので　足が冷えてトイレが近い。１日何度も大の方に行くのも困ったもんだ。ちゃんと固くなればいいのだが　微妙に柔らかいのである。倒れる前にもらってたポリカルボフィルカルシウムのコロネルを処方してもらってるのだけど　これは柔らかくもなるので　今はお休み中で　まあ毎日２回くらいんこするのは　そのうち収まるだろうと期待してるのだが　どうなることやら。死にたい・・とＯＤして何回か救急搬送されてるのだが　長くても１週間以内に出てきていて　ああ失敗かぁ・・という意識しか無かったのだが　物理的に死にかけると　ああ助かって良かったな・・と思う。まあ遅かれ早かれ人は死ぬのだけど　こう突発的に死にかけるとやっぱり助かって良かったなぁと痛感するのである。なんと勝手なことかｗ　死にたいときには死ねずに　死にたくない時には　死にかける。人生は思い通りにはいかないもである。