ER救急救命室やってた。倒れる前は舞台がERの人間ドラマだなぁ・・と思って観てたのだが 自分が倒れて運び込まれたとなると 既に人事では無い。生と死が交錯する現場である。観てて思うのだが 救急救命のドクターってすごいな・・と思う。あたしの執刀医なんか11時間お裁縫したよ・・とか何気に笑いながら言うのだが それがどれだけすごいことか・ましてや祝日に緊急招集されて 11時間血まみれなわけで 失敗したら何言われるかわからんのだし これ 年収何千万でも当然だと思う。まあ それはいいとして 倒れる前は自分がいつか終わるなんて考えもせず 仕事も遊びも楽しんでた。次に行くスキルアップの為の勉強も楽しかったし まだまだいろんな事ができると思ってた。でもね 倒れて助かって あちこち不具合が出て 合併症だの言われて 退院してきて後遺症がいっぱいあって あれもだめこれもだめ・・てなっちゃうと もう未来が無いのか・・と思っちゃうわけだな。5年60%って言われて まだ40%は大丈夫・・て思うけど 心臓痛かったりすると あーもう駄目なんだなぁ・・と思う。相方が 雨だから仕事行くの嫌だーとか言うのすら 何を贅沢な・・と思ってしまう。まだまだ先に行きたいが 実際はこんなもんか・・と思うと無性に寂しいし悔しい。なんとかして欲しいものである。
1枚だけ持っていけるとしたらアルバムはなに?という愚問があったが あたしは迷わずフィービ・スノウのSecond Childhoodをあげる。もし可能でもう1枚いけるならクロスビー・スティルス ナッシュ&ヤングのDeja Vu 前者は若かったころ 吉祥寺近鉄の裏にあったFamilyってJazz喫茶で頻繁にリクエストしてたアルバムだし 後者は相方に初めてもらったアルバム いいセンスだw 欲を言えばジェイムス・テイラーのMud Slide Slim And The Blue Horizonも欲しいところだが これは弟の影響が大w ここまでくると 無人島に持っていけるとしたら1枚って条件がどこかにいっちゃうので 大笑いである。Jazzにどっぷり浸かるまで ブルースとウェストコーストロックに浸かっていたので こういう選択になる。まあ あたしが先に逝くのだが 供養してやりたいと思えばこの3枚を買って バーボンでも嘗めながら聴いてくれるとうれしい。この3枚はあたしの人生そのものである。たったアルバム3枚で語りつくせる人生かよー?と思われそうだが この他に何百枚もお奨めはあるのだが代表する3枚ってことで許せ。Jazzのアルバムが1枚も入ってないのはご愛嬌だw Jazzなら転機となったアルバムが ケニー・バレルのミッドナイトブルーだったり マッコイ・タイナーのインセプションだったり スタンリー・タレンタインのウェストサイドハイウェイだったりするのだけどね。
今回友人に気まぐれで本を贈ってみたのだが 反応が面白かった。まあ個人的な領域の多い読書という分野で あたしの偏見を押し付けるのもなんだかなぁ・・と思ったので わかりやすい本を選んだのにこれだw 選ぶのにあたって ほぼ全作品を読み直したのだけれどまあこういう反応なのかとw これが堤未果あたりになると 手にもとって貰えんだろう。マリー・モニク・ロバンやマイケル・ラングにいたっては何それ?と言われることは必須である。硬い本を読むのが偉いとか高尚だと言うつもりは 毛頭ない。読んでみたいな・・と手に取らせるから読む。それだけである。自分が面白ければそれでいい。感動を共有できないのよねぇ・・というのは今回よくわかったし まあそれだけ個々の評価はばらけているべきだと思うしそれでいいのだろう。ちなみに今読んでる飯島晴子の葛の花だが 思った通り 歌の批評本に近い。ジャンルが万葉集あたりから近代までと幅広いので 好きな人は面白いと思うが全く一般受けはしないw 世間から言えば駄本の分野に入るかと。さて 退院してきて数ヶ月は調子が悪かったので 精神科の薬を止めていたのだが ここ数ヶ月どうにも怪しい部分が出てきて ブログで言いたい放題書いて少しは発散してたのだが 昨晩いきなり限界が来た。もう出口の無い穴蔵を彷徨ってる感じである。とりあえず安定剤から復活させたのだが 未だに頭の中がスパゲティ状態で はなはだよろしくない。今週末は実家に行く話もあったのだが この状態では無理。少し落ち着いたら まずは精神科の主治医のところに顔を出して 改善したら実家だろう。それまで元気でいて欲しいものである。