小泉武夫先生の「くさいものにフタをしない」を読んでいる。
くさいものにフタをしない (新潮文庫) | |
新潮社 |
これによると発酵と腐敗は紙一重で、人間にとって有益なものであれば「発酵」、有害なものであれば「腐敗」と呼ぶらしい。
半年ほど前にいただいた白腐乳。
生乾きにした豆腐を甕に入れて半年ほど発酵させたもの。
「東洋のチーズ」と呼ばれているらしい。
しょっぱくて、少しずつ食べると日本酒や焼酎にもってこいだ。
これはしばらく楽しめそう。
発酵食品には納豆、チーズ、ヨーグルト、味噌、醤油、日本酒、鰹節、くさや、塩辛、漬け物などがあるがどれも旨い。
俺にとって酒の肴ベスト5はこれ。
1)莫久来(ばくらい)
「このわた(ナマコの腸の塩辛)」と「ホヤの塩辛」を混ぜたもの。
2)ウルカ
鮎の塩辛。
3)鯖のヘシコ
鯖に塩を振ってぬか漬けにしたもの。
4)河豚の卵巣のぬか漬け
猛毒の河豚の卵巣を2年以上ぬか漬けにすると毒が消えるらしい。
5)イカの塩辛
気が向いたら自分で作ったりする。
どれもしょっぱいものばっかりだ。
これじゃぁ、高血圧にもなるわな。
ちなみに塩鮭は強烈にしょっぱいものが大好きである。