レコード盤が300枚以上あるし、古いレコードプレーヤーも持っているんだけど、出力が低いせいなんだろう。ミニコンポに繋いでもほとんど音が出ない。
そこでフォノイコライザーというものを買った。4600円ぐらい。
これをレコートプレーヤーとアンプの間に繋ぐと、普通にレコードが聴ける。
最初に聴いたのがskyというグループの「cadmium...」。
skyはジョン・ウイリアムス率いるロックのようなジャズのようなクラシックのような、ジャンルなんてどうでもいい音楽を奏でるグループ。
このグループが大好きで、主要なアナログ盤を7枚持っているが、CDは2枚しか持っていない。
「sky5」なんてCDは今販売されていなくて、中古を買っても13,000円以上するし、「cadmium...」にいたってはCDが出ていない。
どうしても聴きたくなったのでフォノイコライザーを買った訳だ。
何十年かぶりに聴くアナログのsky。
音が出たときは「おぉっ!」と思った。少し感動。
30年ぐらい若返った気分だ。
レコードはプレイボタンを押してから曲が流れるまでの10秒ぐらいかかる。
針がレコードに降りたときに「ブチッ」という音がする。
何曲目かの数字も出ないので、注意して聴いていないと今何曲目かもわからなくなる。
雑音も多い。
でもジャケットを眺めながらゆったり聴くにはいい。
今日は気に入っているレコードのジャケットをいくつか紹介する。
1)「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」・・・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
バナナがシールになっていてはがれる。CDはそんな風になってないけどね。
2)「危機」・・・イエス
イエスのジャケットはどれもいいが、これが最高。内側がまたいい。それを見ながら聴くと気分が盛り上がる。
3)「童夢」・・・ムーディー・ブルース
思わずジャケ買いしたくなる。ジャケットも音楽も神秘的でこれはいつも部屋に飾っている。
4)「リターン・トゥ・フォーエヴァー」・・・リターン・トゥ・フォーエヴァー
カッパちゃんと車の中で最初に聴いたとき、暗い雰囲気だったので10秒で止めた記憶がある。でも今は音楽もジャケットもすんげぇ気に入っている。
5)「原始心母」・・・ピンク・フロイド
メンバーのニック・メイソンは「曲とジャケットデザインは関係ないよ」って言っていたが、母なる大地みたいな感じでちょっと繋がるところはあるように思う。ピンク・フロイドのアルバムでは「狂気」も人気が高い。
さて、これから毎日1枚ずつレコードを聴いても今年一杯ぐらいかかる。
楽しみ楽しみ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます