山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

里山ウォーク24-15(交野山、白旗池、くろんど園地にて花散策)

2024-03-31 11:42:21 | 山歩き

入道ヶ岳で腰を痛めてより、一週間のホームステイとリハリビで体調もまずまず回復!
アップダウンの激しい山、ロングコースはまだ無理であるが、低山のショートハイクであれば
大丈夫であろうと近隣の交野山へ出動。家人に常に連絡を入れることを条件に我が家を発進。
11時にふれあいセンターの駐車場に到着してゆっくりと支度をする。
目的は腰のチェックとシュンラン、カタクリの育成具合、そして今年はまだ見ぬシハイを探すことである。

山行日:2024年年3月30日(土)
天候:晴れ(黄砂の影響あり)
メンバー:単独

今日の花1 カタクリ

今日の花2 シュンラン

今日の花3 ショウジョウバカマ


今日のルート
ふれあいセンターP(11:10)→交野山→白旗池→センターP→環状自然歩道→
くろんど園地→ふれあいセンターP(15:06)
ルート図

行動時間:3時間54分 歩行距離:8.5km

まずは駐車場北に聳える盟主交野山・観音岩へと脚を向ける。
駐車場奥のショートカット道を抜け、三宝荒神参道をヨイショと登ると観音岩へと着く。
山頂の観音岩は好天に恵まれて大勢のハイカーで賑わっている。
展望は残念ながら黄砂の影響で全体的に霞んでおり、大阪ビル群、京都盆地はぼんやり。

ふれあいセンターP・ショートカット道

山頂へ続く参道・山頂に鎮座する三宝荒神

賑わう観音岩・遠望はダメ


5分程の休憩タイムをしたあと白旗池へ。
標高差100m程の長い階段状の下りを腰に負担をかけないようにゆっくり、ソロリと降る。
ルート沿いにはおなじみのハコベ、クサイチゴ、スミレが顔を見せ始めてパチリ!パチリ!
ようやくスミレの花咲く頃になったなあと心もウキウキ、ズキズキ! 朝ドラ終わってますよ!
白旗池に着き辺りを散策するとシュンランが目覚めており、寝っころがってパチリ!

山頂からの下降路・ふれあいセンター

白旗池


白旗池周辺で出会った山野草
ハコベ・クサイチゴ

タチツボスミレ・ニオイスミレ

シュンラン・ミツバツツジ


ふれあいセンターの係りの方とお話するとチゴユリやニリンソウはもう少し先との事。
前回訪れた時に懇意になった御夫婦と再開し、しばらく花談義で盛り上がる。
花好きの方や山歩きが好きは方はさすがにこの好天を逃がさないなあと感心!

目的をほぼ達成しているのであるが、一番のお気に入りであるシハイとまだ出会っていないので
カタクリが咲いているかもとくろんど園地へ脚を伸ばす。幸いして腰の具合も良好!
山頂を経由しないトラバース道の憩いの道を選択し、三宝荒神参道に出て東屋でランチタイム。

トラバースの憩いの道・参道側(右より上がってくる)


今日のランチもカップ麺!この日は気温が高く選択ミスであった。
これからはコンビニの弁当かおにぎり、焼きそばにしよう!
ランチ後は駐車場へと戻り、おおさか環状自然歩道を傍示に向けてテクテク。
原風景の残る段々畑をパチリとしてくろんど園地へと入園。

反対方面より来られたハイカーさんにカタクリ園と八ッ橋の状況をお聞きすると
ミズバショウはチョロチョロで、カタクリはなんと一輪も咲いていないとの事!
アミガサユリはなんとか咲いていたものの、何時も場所にシハイスミレは咲いていなく、
テンションがドンドン下がり気味に八ツ橋に到着。

おおさか環状自然歩道と旗振山登山口・自然歩道

傍示原風景・くろんど園地入り口

八ッ橋


自然歩道・くろんど園地で出会った花々
ショウジョウバカマ・アミガサユリ

ミズバショウ・タチツボスミレ

ヤブヘビイチゴ・オオイヌノフグイ


カタクリは来週に西山で愛でようと思いながらも、念の為に園内を散策!
咲き始めと元気にイナバウワーをしている二輪を見つけてテンションアップ!
先週、運転免許高齢者研修で若い教官に、運転は上手いけれど眼が見えてませんね!
切り替えの時にめがねが必要ですよとダメ押しされた眼でゲットである。
どーだ!若い教官参ったか! こら!ぜんぜん関係ないぞ!
この後散策コースでシハイスミレとも出会い大満足でくろんど園地をあとにする。

散策コース

カラクリイナバウワー・頑張れカタクリ

シハイスミレ


歩行7kmを過ぎて腰に少し疲れが溜まった来ているようなので、
竜王山、旗振山はパスさせてもらい、おおさか環状自然歩道を駐車場へと戻る。
腰の不安もそれほどなく、少し自信が出来たので、次は標高を少し上げてもいいかな!

その他出会った花々
ヒメリュウキンカ・ウグイスカズラ

ヤマブキ・ショカツサイ


次はポンポン山か西山か 完


鈴鹿入道ヶ谷にてミノコバイモ、ハナ・ニッコウネコノメを愛でる

2024-03-23 18:46:36 | 山歩き

腰の具合もまあまあなので、年一度の楽しみにしている入道の花巡りへと出動。
この安易な考えが途中撤退の要因になってしまうことに!
天気予報も良く、快適な花巡りが出来るであろうと7時30分に我が家を発進。
京滋バイパス、名神、新名神と走り、9時10分過ぎに椿大神社第3駐車場に到着。
アレレ!青空が広がっていると思っていた山は雲に覆われている。

山行日:2024年年3月22日(金)
天候:曇り(下山後に晴れ)
メンバー:単独
登頂:17回 撤退1回

今日の花1 ミノコバイモ

今日の花2 ニッコウネコンメソウ

今日の花3 シロバナ(ハナ)ネコノメソウ


今日のルート
椿大神第3駐車場(9:12)→井戸谷登山口→井戸谷遡上(途中撤退)→第三駐車場(12:12)
行動時間:3時間

井戸谷に着く頃に青空が広がるだろうと前向きに考え、椿大神社に向けて舗装道路をテクテク。
途中のトイレで登山前の恒例儀式も無事済ませて準備OK! 腰の痛みもほぼ無し!
お参りを済ませ、北尾根登山口を右に見て進んでいると天空より白いものがチラホラ。
えぇ!これは反則やでとブツブツ言いながらも登山口へと脚を進める。
例年であればルート脇に姿を見せてくれるスミレやヤマエンゴサクもまだのよう!
登山口からは川原を越えて杉林の急登を得意の息切れを連発してヨイショ、ヨイショと登る。
標識3番まで進むと登山道脇はなんと雪景色!

登山者専用第3P・伊勢一の宮椿大神

北尾根登山口・井戸谷登山口

杉林の急登・標識3番は雪景色


戻り寒波の影響が、この時期にここまでの積雪になっているとは想像もしていなかった。
山野草にとってはこの展開は辛いなあ、ヤバイあなと思いながら井戸谷へと下降してゆく。
期待していた天候も回復しなしいままで、雪融けでグチュグチュになっている谷筋を遡上。
岩壁、滝壁にびっしりとシロバナ・ニッコウネコノメが張り付いており、ようやくテンションもUP!
シロバナはすでに終わりかけであったが、ニッコウはまだまだ見頃でパチリを繰り返す。

井戸谷・高度を上げると積雪が

シロバナ(ハナ)ネコノメソウ

ニッコウネコノメソウ


シロバナの群生の中にトウゴクサバノオの蕾を見つけて確認しようとした瞬間・・やってしまった!
腰に激痛が走り、屈むことが出来ない。しばらく岩棚に両手をついてため息!
垂直歩行はなんとかできるものの屈んだり、伸ばしたりが出来ずにヤバイ状態になってしまう。
経費がかかっているのであの花だけはゲットしなけえばとソロリ!ソロリ!
蟻のようにゆっくりと登り、群生地で開花は遅れているもののミノコバイモをなんとか愛でる。

ミノコバイモ群生

谷で出会った花々
ミノコバイモ・トウゴクサバノ

ヤマエンゴサク・ヤマルリソウ

ヤマネコノメ・タチツボスミレ


腰からはもう無理との声が届き、山頂は堪忍してやることにしてここで撤退!
降りは登り以上に腰への負担があり、いつもの倍以上の時間をかけて椿大神社へ下山。
目的の花を愛でることができたものの自己管理に反省の残るハイクであった。
週明けは整形外科のお世話になろうかな! 完


里山ウォーク24-14(交野山系、くろんど園地・竜王山散歩)

2024-03-22 17:28:02 | 山歩き

先の日曜日の朝、ベットより起きようとした瞬間にギックリ腰を発生! ヤバイ!
過去二回の時と比べると、症状はましなので4日間ほどおとなしくしていればとホームステイ。
鈴鹿へ花巡りの予定にしているので、本日は軽く歩いて腰の状況を確認しておこうと
近隣の交野山へと出かける。目的地はアップダウンの無いくろんど園地である。

山行日:2024年3月21日
天候:曇り
メンバー:単独

今日のピーク 竜王山

今日のくろんど園地 八ッ橋

今日のミズバショウ


今日のルート
ふれあいセンターP(10:35)→傍示→くろんど園地八ッ橋(11:19)
→竜王山(12:38)→ふれあいセンターP(13:07)
ルート図

行動時間:2時間32分 歩行距離:5.8Km

10時20分過ぎに駐車場に到着し、ゆっくりと支度をする。
車の運転は問題ないが、ギックリ腰の場合おりる時に注意が必要!問題なし!
まずはくろんど園地に向けておおさか環状自然歩道を焦らずにゆっくりと歩む。
例年この時期に山野草が咲きはじめているのであるが、スミレがチョロチョロのみ!
傍示の分岐よりくろんど園地に入園。このハイキングコースにも花の姿は見られず
ショウジョウバカマ、アミガサユリともまだ蕾であった。

ふれあいセンターP・自然歩道(駐車場は16:30分に閉鎖)

おおさか環状自然歩道標柱・傍示段々畑

頑張って咲いていたスミレ

まだ蕾のショウジョウバカマとアミガサユリ


くろんで園地八ッ橋のベンチで数株だけ白くなっているミズバショウを眺めながら、
桜同様に戻り寒波の影響で、山野草の開花も遅れ気味になっているなあと不満であるが納得!

くろんど園地入り口・八ッ橋

ミズバショウとともに名物のラクショウ群


ハイキングコースをぐるっと一周したあとショートカットルートを通り、
かいがけの道より竜王岳登山口へと向かう。田んぼの畦道にはハイカーにあまり注目されないが、
オオイヌノフグリやカキオドシなどが元気に咲いている。
登山口からは樹林帯の登りをエイコラ、よっこいしょと高度を上げてゆく。
前回蕾を膨らませていたシュンランに微かな期待をしていたが、残念ながらまだ蕾であった。
京都神泉苑の竜神より分霊されたとされる竜王社に合掌して山頂を踏む。

くろんど園地ハイキングコース

かいがけの道分岐・竜王山登山口

竜王社・山頂


ひと息いれたあと、振旗山に向けてロープ付きの急な道を下ってゆく。
くろんど園地や竜王山の登りでは腰に違和感を感じること無く歩けたのであるが、
降りはズーン、ドーンと響く感じになり一気にペースダウン! ソロリ!ソロリ!
明日は入道ヶ岳・井戸谷花巡りを予定しているので、無理は禁物であると旗振山は中止し、
安全策を取り鞍部より林道を選択して駐車場へと戻る。

鞍部への下降路・鞍部(右は林道へ)

出会ったキツネ君・林道


出会った花達
オオイヌノフグリ・ホトケグサ

カキドウシ・ショカツサイ


明日は腰痛が落ち着いていることを願って! 完


ポンポン山にてヤマシロネコノメソウ、フクジュソウ最終便

2024-03-16 21:33:54 | 山歩き

比良のあの娘も、鈴鹿のあの娘もまだであろうと・・・!
それではとポンポン山、竈ヶ谷、ケヤキ谷へと今年三度目の出動!
いつもの枚方大橋経由から今日は大山崎より名神、新名神で森の案内所へと向かう。
8時過ぎに我が家を発進!往復で1000円程の経由がかかるものの高槻市内通過のストレスがなく、
20分程の時間短縮で現地に9時過ぎに到着。先行車は8台程度である。

山行日:2024年3月16日(土)
天候:晴れも霞あり
メンバー:単独

今日の花1 フクジュソウ

今日の花2 ヤマシロネコノメソウ

今日の花3 ミヤマカタバミ


今日のルート
森の案内所(9:32)→竈ヶ谷→ケヤキ谷遡上→カラクリ保護区→ポンポン山(12:09)→
リョウブの丘(12:24 ランチ 12:49)→福寿草保護(12:00 12:13)→竈ヶ谷
→森の案内所(14:11)
ルート図

行動時間:4時間39分 歩行距離:8.0km

森の案内所にて馴染みの女性としばらく談笑し、保護区や竈ヶ谷の花について情報を得る。
トイレをお借りして、登山前の儀式を無事すませ出灰川へ下降してゆく。
何時もよりは少し水量が多いと思われる渡渉点を慎重に通過して竈ヶ谷へ入渓!
おぉ!まだ頑張っているなと咲いていたセリバオウレンをまずは幸先良くパチリ!

*竈ヶ谷は植生保護区になりますので入山には届への記入が必要です。
            森の案内所か福寿草園開園中は現地でもOKです。
森の案内所・出灰川を望む

竈ヶ谷渡渉点・セリバオウレン


何度かの渡渉を繰り返し、新たな花が咲いていないかと探しながら沢沿いをテクテク!
水量の少ない時は渡渉に問題なく、アップダウンも無いのでシニアトレッカーでも安心して歩ける。
保護区の福寿草観賞を目的に来られていた御夫婦の方と懇意になり、沢筋をポツリ、ポツリと黄色く彩る
ヤマシロネコノメソウも竈ヶ谷では福寿草以上に貴重な花ですとお話し、一緒に撮影タイム!

竈ヶ谷遡上風景

出会った花々
ヤマシロネコノメソウ

ミヤマカタバミ・アオイスミレ

これ以外にもセントウソウ・ヤマネコノメ、ナガバスミレも咲きはじめていた。

散策を終えケヤキ谷分岐で一息入れて思案六法!先に保護区を訪問するか?東尾根経由にするか?
新しい花が咲いて無く、散策、撮影タイムにあまり時間を使わなかっので・・・そうだ!
時間はたっぷりあるので、ケヤキ谷を源頭部まで詰めてポンポン山へ直登してみようと決断!
ケヤキ谷標識33番の東尾根への分岐を直進し、35番標識までは順調に進む。
この先はほとんど踏み跡が無く、ルートを探しながら谷筋を右に左にと足元に気を配りながら遡上!

東尾根への分岐33番・谷沿いをゆく

標識35番(標識はここままで)・踏み跡薄い谷筋

小滝を巻く・さらに狭まる谷筋


GPSで自己の位置を確認しながらさらに遡上を続けるとY字谷に突き当たる。
ルートが分らず地図を確認すると、右の谷はポンポン山直下の西尾根に続いているよう!
真ん中の尾根はポンポン山に突き上げているが、ここは登れそうにない。
左の谷は上部に等高線が緩やかになった場所があり、ここを行けばなんとかなるだろうと判断!
小滝を巻き、倒木帯に心が折れそうになりながらも左の谷を進むと伏流水となり源頭部に着く。
前面にはゆく手を阻むかのような扇形の急斜面が姿を現わす。


Y字谷・・・ルートわかりません?

左に小滝を巻く・倒木帯

詰めて来た谷筋・扇形の急斜面


ここを登れば地図で確認した平坦部であり、その先は登山道につながっているだろうと!
見た目以上の急斜面で、何度かずり落ちながらも、足場を作ってなんとかクリア!
目の前になんとカタクリ保護区の柵が左右につながっている。
柵にそって時計廻りに登ってゆくと保護区入り口へと飛び出し、登山道と合流。
体力的にも、精神的にもバテバテになっており安堵の大休憩!そして山頂へ!
山頂は流石に賑わっており、ランチはリォウブの丘で採ることにして2分程であとにする。

カタクリ保護区の柵・登山道に合流

賑わう山頂・ピークにて


西尾根へ(右)・リォウブの丘

4月に訪問予定の小塩山を望む・今日のご馳走


ランチ後はカナクギノキの丘より保護区へと下降し、最後の福寿草を観賞する。
保護区の福寿草



係りの方にお礼を述べたあと、西尾根には戻らず竈ヶ谷に再下降!
忘れもは無いかとブラブラ、キョロキョロしているとなんと山仲間の張さんとバッタリ!
三週間ぶりの再会に山談義・花談義に話が弾む。
東尾根より大沢峠に向われる張さんと別れて森の案内所へと戻り花巡りを終える。

竈ヶ谷への下降路・山仲間の張さん


ケヤキ谷遡上で苦戦したが、ヤマシロネコノメ・フクジュソウなどの花を満喫出来て🌸〇であった。
受付の女性の方にヒトリシズカやイチリンソウの咲く頃に再訪しますと告げて案内所をあとにする。完


里山ウォーク24-13(宝塚、千苅ダムより大岩岳、丸山湿原を巡る)

2024-03-14 14:07:46 | 山歩き

山仲間のミーとマンさんより宝塚の大岩岳に行きませんかとのラインが届く。
所用があり一度は不参加のラインを送るも、参加出来ることになりOKの再ライン送信。
大岩岳登山口には国の登録有形文化財である千苅ダムがあり、ダム好きの我が身にとっては
最高のお誘いである。ダム好きとは聞いてへんで!山城好きと同じでその辺は曖昧に!
7時30分に我が家に迎いに来てもらい、楽々助手席で登山口のある千苅浄水場へロングドライブ!

山行日:2024年3月13日(水)
天候:曇り時々あられ
メンバー:ミーとマン氏、山休

今日のピーク 大岩岳

今日のダム 千苅ダム

今日のパワースポット ハートのダム湖


今日のルート
千苅浄水場P(9:28)→千苅ダム(9:45)→西大岩岳(11:06)→大岩岳(11:41)
→東大岩岳・馬の背(11:57 ランチ 12:40)→丸山湿原(13:06)→風吹岩(13:44)
→千苅駐車場(14:30)
ルート図

行動時間:5時間2分 歩行距離:8.9km

準備をし、川沿いを上流に向ってしばらく歩くと目の前の圧倒的なスケールのダムが姿を現わす。
国の登録有形文化財に指定されている千苅ダムである。凄い水量に近づくと恐ろしくも感じる。
今日の目的を半分以上は達成した気分になり大満足でパチリ!パチリ!

千苅浄水場P・川沿いを上流へ

千苅ダム


ダムに満足したあと次の目的地大岩岳へと脚を進める。
小沢沿いの道を緩やかに高度を上げてゆく。大岩岳へと続く道はダム湖左岸沿いに付けられている。
しばらくは激しい登りもなく、小さなアップダウンの連続となるので登り不適応の我が身でも快適である。
だだダム瑚に向けて左が切れ落ちているので油断は大敵! 
ヤマシダ・赤松の尾根道を登り切ると一つ目のピーク西大岩岳へと着く。

沢沿いを歩く・ダム湖左岸沿いに続く道

左眼下にダム湖・ヤマシダが覆う道

赤松の尾根道・西大岩岳


相棒より「着きました」との声で大岩岳と思っていたのであるが、西大岩岳のピークでス少しガク!
咲きはじめているミツバツツジに元気をもらうようにして大岩岳へ。
一度鞍部へと下降し、岩が目立ち始めた急坂を枝にサポートされながら登り返してゆく。
流石に山頂手前はきつく、得意の立ち休憩と息切れを連発してちょっとバテ気味で山頂に立つ。

山頂で咲きはじめたミツバツツジ・大岩岳を望む

登り返し・直下の急登


山頂からは低山と思えぬ程の見事な展望が広がる。
我がホームの交野山や大文字山と標高は変わらないが、展望は勝るとも劣らない!
低山侮るなかれと何枚も何枚もカメラに収める。

山頂からの展望



しばらく至福の時間を過ごしたあと、ここは二度目もありかなと山頂をあとにする。
次の目的地はハート型のダム湖を眺められる東大岩岳と馬の背。
丸山湿原との分岐より大岩を廻り込むように登ると東大岩岳となる。
眼下にはハート型のダム湖がバッチリ! さらに馬の背へと進みランチタイム!

大岩を巻く・東大岩岳

眼下にハートマーク

馬の背を渡る相棒・今日のご馳走


目標をほぼ達成し、あとは山野草をゲット出来ればと丸山湿原へ下降しゆく。
期待していた湿原にはまだ春が訪れておらず、花は皆無であった。
湿原廻りをしばらく散策したあとパワースポットの風吹岩へとさらに下降。

丸山湿原


風吹岩


風吹岩からは樹林帯の中に続く遊歩道状の道を黙々と駐車場に向ってテクテク!
何度か小沢を渡渉し、山野草は咲いて無いなあと諦めかけていると登山道脇より
気づきなさいとばかりにスミレがアピールしているではないか!
ピンクとホワイトのタチツボスミレを見つけてテンションが一気にアップ!
ピンクの方は葉の形よりナガバタチツボ、ホワイトの方は距に紫の飾りをしているのでオトメスミレかな!
昨年は一度しかお目にかかっていないおオトメを早々と愛でられ大満足となる。

風吹岩からの下降路

ナガバタチツボスミレ・オトメスミレ


14時30分に駐車場に戻りハイクを終える。
次に訪れる時は丸山湿原にカキラン、サギソウが咲く頃かな! 完