山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

里山ウォーク23-22 交野山(ササユリの開花確認)

2023-05-31 22:19:35 | 山歩き

先週に小さなペリカンであったササユリはどうなっているか、オカトラノオどうかと
午後から晴れの天気予報を信じて近隣の交野山へ出動。12時ちょうどに登山口のSHに到着。
交野山ランチ定番のとんかつサンドはもちろん手配済み。

山行日:2023年5月31日(水)
天候:曇り後晴れ
メンバー:単独

今日のピーク 交野山

今日の花1 ササユリ

今日の花2 ノカンゾウ

今日の花3 ユキノシタ


今日のルート
サイエンスヒルズ登山口(12:15)→展望デッキ→国見山→尾根道→白旗池(ふれあいセンター)
→交野山山頂(ランチ)→白旗池→おおさか環状・水平道→SH登山口(15:54)
ルート図

行動時間:3時間39分 歩行距離:5.4km

いつものようにカメラの動作確認でウツギとコミノネズミモチをパチリとする。
カメラはどこも異常が無く、ピンボケの時はカメラのせいにしたらあかんで! 腕やで!
交野山は桜の木が多く毛虫君の棲み家、また雨上がりで小虫の発生も多いのでスプレーをプシュー!
登山口すぐの国見山分岐の谷筋より尾根に上がり展望デッキへ。10分程で展望デッキに着く。
展望は少し霞んでいるが、我が街と西山連峰をパチリとしてひと息。

カメラCのウツギとコミノネズミモチ


SH登山口・国見山への分岐(右へ)

谷沿いの道・笹が生い茂る尾根道

展望デッキより愛宕・西山連峰を望む


展望デッキからコナラ並木を歩き、急なプラ階段を登りきると国見山山頂である。
山頂からの展望は枚方八景にも選定されており、晴れの日は西山、北山、京都盆地が望める。
咲きはじめていると思っていたオカトラノオは残念ながら姿を見せず! 

コナラ並木・国見山へにプラ階段

国見山山頂


おおさか環状四つ辻へ降ると、先週ペリカンであったササユリが2輪開花・・・やった!
以前はここにたくさんのササユリが群生していたのであるが、最近は数える程になっている。
そんは状況でも無事開花してくれたことに感謝してパチリ! ルート脇にはペリカンも!

四つ辻へに下降路・四つ辻

一番開花のササユリ・次のペリカン


日当たりの良い白旗池ではさらに開花しているのではとの期待感がググッと湧いてくる。
上がりだしたテンションを抑えながら水平道との分岐より尾根道を選択して白旗池へと向かう。
白旗池に到着し、群生地へはやる気持ちを抑えてまずは散策路のチェツク!
ここではユキノシタが満開状態になっており、なんとノカンゾウも咲いていた。パチリ!

水平道との分岐・尾根道

白旗池へ飛び出す・今日は静かなふれあいセンター前

ノカンゾウ・ユキノシタ


ふれあいセンターの係りの方としばらくお話をして群生地を覗く。
咲いていないなあと目を細めて探すと緑のキャンパスの中にピンクの彩りが・・・ササユリである。
近づくとその周りにオカトラノオ・ノイバラも咲いてる・・・一石三鳥で目標達成となる。
開花は三輪だけであったが、週末か来週は花盛りを見せてくれるだろう!

オカトラノオ・ノイバラ

ササユリ


さあ! 山頂へと標高差100m程の階段状の急坂をヨイショと登る。
先にメイン群生地があるので、現金なものでいつものように立休憩を連発することなく快調!
直下の群生地は日当たりが悪く、先週に比べると大きく成長しているがまだであった。
ペリカンは30輪から40輪位あるので、今年もバンバンには花を咲かせそう! 再訪しよう!
山頂である観音岩の上空にはまだ青空が少ないので、キンラン群生地を覗いてくること!
そのキンランは流石に姿を消していた。

山頂への道・観音岩

ササユリ群生地

交野山


戻ってくると期待通りに青空が広がり、とんかつサンドでランチタイム。
のんびりと交野山ブルーを楽しんだあと白旗池に下降。
ふれあいセンターで植栽のコウホネとツルアリドウシを観賞。

大阪方面の展望

京都方面の展望

コウホネ・ツルアリドウシ


下山はおおさか環状自然歩道・水平道を通ってサイエンスヒルズに下山。

おおさか環状自然歩道・ササユリ

水平道・SHに続く檜林


その他出会った花々
タツナミソウ・ユウゲショウ

ニガナ・ティカカズラ

ヤマツツジ・アジサイ


目的のササユリ・オカトラノオを無事愛でることが出来て満足であった。 完


比良(イン谷口より堂満岳、八雲ヶ原、北比良で花巡り)

2023-05-28 23:03:59 | 山歩き

週明けより天候が不安との予報になっており、出かけるならこの土日であると出動!
前回まだ花を咲かせていなかった比叡山大宮谷林道のジャケツイバラとユキノシタを
愛でようと、我が家をいつもより早めの7時20分に発進。
一号線・名神の渋滞に巻き込まれることなく、なんと8時前には湖西道路へと入る。
この時間であれば堂満岳のサラサ・ベニを十分愛でれるあなと急遽予定を変更して比良へ。

山行日:2023年5月27日(土)
天候:晴れ(薄雲り)
メンバー:単独(下山は八雲ヶ原よりヨネちゃん、Iさん)

本日のピーク 堂満岳

本日の花1 サラサドウダン

本日の花2 ベニドウダン

本日の花3 アカモノ


本日のルート
イン谷口(8:48)→旧道→ノタノホリ道出合→東稜道取り付き→堂満岳(11:35 11:43)
→金糞峠→奥の深谷→八雲ヶ原(12:57 ランチ 13:31)→北比良峠→前山(14:25)→ダケ道
→大山口(16:08)→イン谷口(16:32)
ルート図
 
行動時間:7時間44分 歩行距離:104km

旧道登山口前の広場に車をキープし、カメラCでイモカタバミとウツギをパチリ!
前回釈迦岳を歩いた時にサラサ・ベニはまだ咲きはじめたばかりだったので、今回は期待大である。
ヨネちゃん登山隊のお二人より武奈ヶ岳へ登っているとのラインの着信があり、八雲ヶ原で
遭遇できればと旧道をテクテクを歩き始める。この時期の旧道には花の姿はほぼ無く黙々と歩のみ。
道は古崎川源流と合流し、踏み跡薄いルートを足元に注意して高度を上げるとノタノホリ道出合に着く。

旧道取り付き・旧道

古崎川源流・ノタノホリ道出合

カメラチェツクのイモカタバミとウツギ

源流部に咲くミズタビラコと咲き残りのモチツツジ


出合にて堂満山麓蛙合唱団のガーガーとちとうるさい歌声を聴きながらひと息!
小鳥の声や虫のささやきであれば気持ちも癒されるのであるがこの声ではね・・・と出発!
古崎川源頭部より東稜道取り付きに九十九折に続く急登をエイコラ、よっこいしょ!
ひと月前はオトメスミレやシハイスミレが咲き極楽坂であったが、今日は心臓破りの坂となる。
何度も立休憩を繰り返して、フラフラで取り付きに登り着く。 ここでも大休憩!

東稜道への九十九折の急登・取り付き


東稜道を歩きはじめるとすぐに鈴なりのベニドウダンとサラサドウダンが姿を見せだし、
テンショウンが一気に上がりはじめる。パチリを繰り返し元々のカメ脚がさらに遅くなり前に進まず。
木の花は撮影が難しく、これはあかんとシャクナゲ群生地でザックを下して撮影タイム。

ブナやコナラ、カエデの新緑の中に彩りを見せるベニ・サラサを愛でながら関所岩まで歩むと
ヤマツツジ・ユキグニも咲いており、目線の高さでパチリしたく岩に登ってここでも撮影タイム!

新緑の東稜道・関所岩(勝手に命名)


ヤマツツジ

サラサドウダン

ベニドウダン・ユキグニミツバ


今日の目的をほぼ達成し、山頂への最後の急登へ。
ここは8年程前の積雪時に痛恨の滑落で肋骨を痛めた苦い思い出の場所である。
加齢によりバランスも相当悪くなっているので、三点支持の基本と木の枝にサポートされながら
ゆっくりと高度を上げ、シャクナゲ群生地を抜けて山頂へ飛び出す。
山頂には関所岩で撮影中にパスしていかれた御夫婦がおられしばしの会話を楽しむ。

山頂への急登へ

31回目の堂満岳山頂・咲いていたタニウツギ

山頂よりマザーレイクを望む


イン谷口を出てより3時間弱の時間を要しており、八雲ヶ原に13時に着くには
相当頑張らなくてはと滞在10分程で山頂をあとにする。
咲き残りのシロヤシオ・カマツカ・アヅキナシ等をパチリとしながら稜線を急ぎ脚で駆け抜ける。
金糞峠へは比良縦走路を歩き分岐より進む。峠の写真を一枚のみ撮って奥の深谷へ即下降!

縦走路出合・比良縦走路

分岐・金糞峠


稜線で出会った花
シロヤシオ・カマツカ

アズキナシ・イワカガミ


沢沿いに続く奥の深谷ルートはシニアにやさしい道で快適なトレッキングになるのであるが、
堂満の登りで体力を消耗してしまったのか、縦走路で無理をしたのか、加齢からくる体力・脚力不足か、
まったくペースは上がらない。 答えは完全に体力・脚力不足でしょう!
何度かの立休憩をし、新緑に励まされるようにしてようやく八雲ヶ原へと到着。

奥の深谷へ・青もみじ

奥の深谷ルート


登山隊のヨネちゃんとIさんはすでに到着されており、武奈の頂を踏んだあとランチの最中であった。
私も仲間に入れてもらいコンビニ弁当を食する・・・美味い!
そんな中、同志社ワンダーフォーゲルの皆さんが続々と到着し、テントを張り青春真っただ中のよう!
学生さんに写真をお願いし、ついでに学生さんとIさんにパワーももらう。若さは最高だな!

学生さんで賑わう八雲ヶ原・スリーショット


ランチ後は三人で元ゲレンデ跡にて花散策!
想像していた以上にレンゲツツジが咲いており感激、オオバキスミレも健在でパチリ!
北比良峠に登り返したあとさらに前山でアカモノの絨毯を観賞する。

ゲレンデ跡より武奈ヶ岳

激写中のお二人

北比良よりマザーレイク・降臨されたカサゴ地蔵菩薩


八雲ヶ原・北比良・前山で出会った花々
レンゲツツジ

オオバキスミレ・フモトスミレ

ヒメハギ・ムラサキサキゴケ

ジシバリ・ニョイスミレ

オオヤマフスマ?・アカモノ


たっぷりと花を愛でたあとダケ道より下山。退屈なダケ道も三人だとまた楽し!
大山口で比叡山で愛でる予定であったジャケツイバラもゲットすることができて大満足!
ヨネちゃん、Iさんカメ脚に付き合って下さりありがとうございました。

下山時に出会った花々
ツクバネソウ・シライトソウ

コツクバネウツギ・シハイスミレ

白馬のギンリョウソウ・ジャケツイバラ


体力・脚力不足の我が身に比良は段々きつくなってきているが、
花と山仲間さんに会えるのでもう少し頑張ろう! 完



 

 

 


東六甲(宝塚より行者山、譲葉山、岩倉山周回)

2023-05-26 16:33:02 | 山歩き

山仲間のミーとマン氏より宝塚の東六甲行者山、岩倉山を歩きませんかとの誘いが入る。
同日宝塚で東光会の絵画展もあるとのことでOKの返答。
午前7時に我が家に迎えに来てもらい、定番の助手席に乗り込んで一路宝塚へ発進!

山行日:2023年5月25日
天候:薄雲り時々晴れ
メンバー:ミーとマン氏・山休

今日のピーク 譲葉山北峰

今日の展望 行者山稜線より甲山と大阪湾

今日の花1 ウツギ

今日の花2 ネジキ


今日のルート
宝塚南東駅→西逆瀬台登山口→行者山→譲葉山(北峰)→岩倉山→阪急宝塚
行動時間:4時間40分 歩行距離:9.3km
ルート図


相棒の車を宝塚東駅近くのタイムスにキープして行者山登山口へ。
街歩きから逆瀬川沿いを緩やかに登って行く。出だしからの街か歩きは結構きつい!
左に宝塚ゴルフクラブを見て進むとやがて逆瀬台のハイキングコース入り口へと着く。
コース脇に咲くウツギの花をパチリとし、良く整備された道を登ると展望抜群の尾根筋へと出る。

行者山ハイキングコース入り口・ルート脇に咲くウツギ

良く整備された登山道・ネジキもどっさり

尾根筋からの展望(甲山)


低山ながらも大阪湾を望める展望抜群の尾根道を南テラスより東館峰へとテクテク。
東館峰からは宝塚大劇場も眼下に見ることが出来る。


行者山東館峰南テラス

行者山東館峰・眼下に大劇場


展望と別れて一度鞍部へと降り、登り返すと樹林に囲まれてポッカリとした空間行者山本峰へと着く。
暑さで少々バテ気味になっていたので、元気ハツラツの相棒に休憩のリクエスト! 水分補給!
休憩のあと道なりにコアジサイや咲き残りのモチツツジをパチリとしながら進むと六甲全山縦走路と出合う。
ここは全山縦走路を目的に須磨より縦走されてきたトレッカーの最終の頑張り所である。

本日一座目の行者山(標高415m)・山頂広場

六甲全山縦走路出合・全山縦走路

咲きはじめのコアジサイ・咲き残りのモチツツジ


出合からは本日の最高峰である譲葉山を踏んでおこうと縦走路を西へ向かう。
譲葉山のピークは縦走路を跨ぐように左右にあるが、ここは最高峰の北峰へ。
縦走路へと戻り、本日三座目の岩倉山へと脚を運びランチタイム。

北峰への案内文字・北峰(526m)


下山は全山縦走路を塩尾寺へと一気に降り、街歩きを経て阪急宝塚へと着地。
最後に文化センターで開催されている東光展(油絵・水彩画・版画)を観賞。

縦走路を下る・塩尾寺

宝塚大劇場・阪急宝塚のオブジェ(全山縦走者は一緒にパチリするそうです)


街歩き・山歩き・展望・花・絵画観賞と盛りだくさんの一日を終える。 完

 

 


里山ウォーク23-21(初夏の花を求めて交野山)

2023-05-23 13:24:09 | 山歩き

今年はどの花も開花が早く、ササユリはどうかと成長具合を確認に交野山へ出動。
交野山は我が家より車で30分以内の距離にあり、植生(植栽含む)も豊かで有り難い山である。
手作りパン屋さんでランチ用のトンカツサンドを手配して、10時過ぎにSH登山口に到着。
ノイバラやオカトラノオの開花状況の確認も今日の目的である。

山行日:2023年5月22日(月)
天候:晴れ後曇り
メンバー:単独

今日のピーク 交野山

今日の花1 キンラン

今日の花2 サイハイラン


今日のルート
サイエンスヒルズ登山口(10:20)→展望所→国見山→尾根ルート→白旗池→交野山(ランチ&散策)→
白旗池→おおさか環状自然歩道→SHヒルズ登山口(14:10)
行動時間:3時間50分 歩行距離:6.4km

交野山は桜の木が多く、この時期は毛虫君の絶好の棲み家となっている。
ヒラヒラすれば可愛いのであるが、流石に幼虫時の姿はグロテスクでヤバイ!
以前に毛虫君の体液で肌がかぶれたことがあり、草むらも散策することが多くなるので
セキリティーのつもりで虫よけスプレーを全身にプシュー、プシューと吹きかけて発進。
まずは登山口に咲くカタバミとニワセギキョウをカメラチェックでパチリ。

カタバミとニワセギキョウ


登山口すぐの国見山への分岐より沢沿いから尾根へ登り10分程歩くと展望デッキへと着く。
今日は湿気が多いようで展望はもうひとつであるが、西山と我が街をパチリ!
ここからは新緑の増したコナラ並木を快適に歩き、プラ階段の急登を登り切ると国見山山頂となる。

SH登山口・国見山への分岐

展望所へ続く尾根道と展望所より西山を望む

コナラ並木とプラ階段の急登

国見山山頂


ここまでの登山道にはまだノイバラ、オカトラノオの姿は確認できず。
山頂付近に咲いていたニセアカシアもすでに花を落としていた。
日当たりの良い白旗池周辺には咲いているかもとおおさか環状四つ辻へと降り、
水平道分岐より尾根ルートを経由して白旗池へと抜けていく。

四つ辻・水平道分岐(どちらを通っても白旗池へ)

尾根ルート(関電巡視路)・白旗池


今日の白旗池は平日及びふれあいセンターが休みなので静かである。
散策の小道へと入り、花が咲いているかとカメラ片手にブラブラ!
ここで同じく花を探しておられた女性と懇意になり、花の情報交換をさせてもらう。
近々に金勝アルプスへ行かれるとのことで、名花カキランやキンコウカの話で大いに盛り上がり、
教えてもらった植栽のサイハイランや咲きはじめたユキノシタを一緒に愛でる。
キンランの情報ももらい下山される女性を見送ったあと山頂へ脚を伸ばす。

いきものふれあいセンター・白旗池


白旗池の堤を渡り、山頂へ標高差100mほどの急登をいつものように立休憩を連発。
群生地のササユリはまだ蕾で開花まであともう少しかかりそう! 月末に再訪しよう!
展望を楽しんだあとしばらく散策し、キンランの開花を確認して白旗池へと戻る。
ふれあいセンターのベンチでトンカツサンドを食べてサイエンスヒルズへと下山。
開花確認の目的は一応達成出来たので、次はバッチリと愛でよう。

まだ子供のササユリ・山頂の観音岩


本日で出会った花々
ユキノシタ・サイハイラン

キンラン

ニガナ・ハナニガナ

ジシバリ・キショウブ

ティカカズラ・タツナミソウ

ユウゲショウ・ヤマツツジ




里山ウォーク23-20(大文字山を花を探してブラブラ)

2023-05-20 18:44:51 | 山歩き

三日前の忘れもの(花)を取りに(撮る)大文字山へ再出動!
今日も公共機関を利用し、京阪出町柳経由で登山口のある銀閣寺に9時40分に到着。
哲学の道を通り、すでに観光客で賑わいはじめている門前を足早に通過。
めがね坂ルートより入山。

山行日:2023年5月20日(土)
天候:晴れも雲が多し
メンバー:単独

本日の滝 中尾の滝

本日の花1 キンラン(蕾)

本日の花2 シライトソウ

本日の花3 エゴノキ


本日のルート
銀閣寺道B(9:40)→めがね坂登山口→めがね峠→中尾の滝→火床→大文字山→南禅寺道分岐
若王子神社(八重の墓)→南禅寺→地蹴蹴上駅(13:18)
ルート図

行動時間:3時間38分 歩行距離:7.8km

登山口の砂防ダムを越えめがね峠に向けてトコトコ。10分少々で登り着いてベンチで早速一息
先着されていた登山者の方と少し会話を交わしていると10名程の団体さんが到着される。
なんと国際政治の舞台(六ヶ国会議や拉致問題)でご活躍されていた薮中先生のグループであった。
いつもテレビで拝見させて頂いていますと勝手に挨拶をさせてもらう。
凄い方に出会ったあなと変に感動しながら中尾の滝へと降って行く。

スタートは哲学の道

賑わう銀閣寺門前・めがね坂登山口

めがね峠・由来のめがね


滝へと続く沢筋を足元に気を配りならがら遡行。頭上にはエゴノキが満開状態!
先日降ってきた急斜面を左に見て進むとマイナスイオンたっぷりの中尾の滝に着く。
すでに汗びっしょりになっているので、流れで顔を洗ってひと息・・・気持ち良し!
先日の忘れ物シライトソウをパチリとして火床へと向かう。

滝へ続く沢・先日降った急斜面

中尾の滝

満開のエゴノキ・シライトソウ


表登山道とは違い静かな道をトコトコ歩いていると外国(フランス人)の女性がたたずんでおられる。
私が近づくとと突然泣きだされてビックリ! 道に迷っていたのか私の顔を見て安心し泪をこぼされたよう!
さぞ心細かったであろうとお互いに片言の英語で自己紹介、簡単な話をしながら火床まで案内する。
表登山道、火床に着くと大勢の人を見てようやく安心され笑顔になられる。展望にも感激された様子で安心。
Thank you so muck Thank you so muchとなんどもお礼の言葉を述べられてここより下山される。
女性を見送ったあと山頂へと脚を向ける。

中尾の滝付近の新緑

火床からの展望・笑顔になられた女性とツーシット!


今日は色々なサプライズがあるなあと思いながら20分程歩いて大文字山頂に到着。
流石に晴れの土曜日、山頂は大勢の登山者や外人観光客の方で大賑わい!
ベンチの片隅を借りて展望を眺めながらランチタイム! 今日のご馳走はパンとおにぎり!
20分程のんびりとしたあと、咲き残るモチツツジと見頃のエゴノキをパチリして
下山はまだ歩いていない若王子神社経由にしようと山頂をあとにする。

賑わう山頂・標柱

山頂からの展望

モチツツジとエゴノキ


四つ辻より京都トレイルを快適に降っていると、今後は外人の若いアベックさんが
スマホを見ながらしきりに方向を確かめておられる。
「どうかしましたか」と声をかけると南禅寺に行きたいけど道がわからないとのこと。
途中まで同じルートなので南禅寺分岐まで案内し、岩の道もあるので気をつけて下さいと言って
若王子神社分岐でアベックさんを見送る。初めての道を歩いて哲学の道、若王子橋に下山。

若王子神社・八重の墓


今日は山行の半分ほどを外国からのお客様を案内し、日本人としておもてなしの心も発揮出でき、
最大の忘れ物であったキンランも蕾であったが確認出来きて良きハイクになった。

キンラン・おばあちゃんのどくだみ草

ニガナ・ツルニチニチソウ