山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

日吉大社より横川へ、三石岳経由で下山

2021-10-28 17:42:42 | 山歩き
次の日曜日は家庭の事情で山歩きが出来ない為、少し歩いておこうと
比叡山横川中堂へと出かける。
紅葉には少し早いかもしれないが、彩りがあればラッキーと!
ルートを大宮谷林道、横川、行者道下山のショートコースを設定し、7時40分に我が家を発進。

山行日:2021年10月28日
天候:曇り時々青空もすぐ曇り
メンバー:単独

今日のピーク 三石岳

今日の紅葉 横川中堂

今日のルート
大宮川観光P(9:10)→大宮谷林道入口(9:31)→横川中堂(10:59)→日生慰霊宝塔(11:25 11:42)
→三石岳(12:07 12:11)→奥宮(13:04 13:09)→日吉東宮→大宮川観光P(13:37)

ルート図1

ルート図2

行動時間:4時間27分 歩行距離:11.4km

前々回の反省を活かせず、またまた通勤渋滞に巻き込まれて大宮川観光Pに着いたのが9時過ぎ。
急いで準備をし、日吉大社の鳥居に一礼して比叡山高校横の階段をテクテクと登る。
日吉大社の紅葉はもう少し先のよう!

大宮川観光駐車場(無料で利用できるのがありがたい)

日吉大社

少しだけ色付いている

アプローチの階段


階段を登り切った所が大宮谷林道の入り口。
黙々と歩き続けて浮刹結界を過ぎると右上部にランドマークの衣掛岩が見えて悲田谷分岐に着く。
このころになると先程まで見えていた青空が姿を消してしまう。
この時期ほとんどの花は見ることが出来ないのに青空まで消えてテンションは急下降。

大宮谷林道入口(左は本坂)

林道を黙々と歩く

浮刹結界柱

衣掛岩

悲田谷分岐(本坂経由で東塔へ続く)


悲田谷分岐を過ぎると林道は大宮川右岸沿いに続き緩やかに高度を上げてゆく。
花も無く、紅葉も無くただ単に歩くのみ・・・まるでひと昔前の歩こう会である。
空からはポツリと滴が落ちてきてテンションは完全に水面下へ!
天気予報はどうなってんねんとブツブツ言いながら行者道への分岐を通過し、
1時間30分程をかけ林道を抜け横川に到着。

大宮川右岸沿いに続く林道

林道ゲート

分岐(右は行者道、三石岳へ)


横川ではほんのちょっとであるが日差しが回復しているようであり、色付きはじめの紅葉をパチリ!

横川中堂

黄葉が光に映える

参道


うーん もう少し青空は欲しいと願いながら参道を元三大師堂へと脚を進める。
ここの目的は紅葉はもちろんであるが、おみくじ発祥の地であるので年末の幸運を願う。
良い運が届きますように・・・(大吉・当選・ニンマリ)

元三大師道

元三大師堂


しっかりお願いをして恵心堂、日生慰霊宝塔へ。
恵心堂はもう少し先のようであるが、日生慰霊宝塔はきれいに色付いており本日一番だ。
ただ日差しがなく鮮やかさに欠けるのが残念!
20分程行動食をとりながらひかりをヒカリをと回復を待つもダメ・・・まあ良しとしておこう!

恵心堂(染まると見事であろう)

日本生命慰霊宝塔1

日本生命慰霊宝塔2


下山は行者道をテクテクと降り、三差路より三石岳へ寄り道。
昨年はじめて三石岳を踏んだ時に、下山でヤブ漕ぎを強いられたため二度目は無いと思っていたのであるが、
なんと今日で3回目の頂となる。
ちなみに下山はV字に戻るようにして簡単ルートで。

三石岳への三差路(直進)

対面の峰道を望む

三石岳山頂(三等三角点)


下降ルートより下に見える行者道と黙々と八王子山分岐まで降る。
八王山は神々がお住いで下々の者は立ち入ることが禁止されている。
巻道より神宮道へ合流して奥宮を抜ける。

下降路より行者道

黙々を降る

八王子山分岐

神宮寺道


奥宮よりマザーレイクをパチリとして長い急な参道を東本宮へ下山。
今日のルートでこの下りが一番きつかったように思う。

奥宮

マザーレイク

参道(本日一番の激下り)

東本宮


比叡山もまもなく紅葉の本番、晴れて日差しのある日に峰道、西塔、東塔、大比叡と巡りたいものである。
















正面谷より西南稜経由武奈ヶ岳

2021-10-25 20:02:01 | 山歩き
今年50回目の節目となる山歩きはやはり比良にしょうと午前6時に我が家を発進。
国道一号線、名神、湖西道路を順調に走り、7時過ぎにイン谷口トイレ前駐車場に7時過ぎに到着。
すでに12.3台車が駐車しているものの余裕で場所を確保。

今日の目的は紅葉の進む具合チェツクと再度リンドウを愛でることと
久しぶりに西南経を歩くことである。

◎トレッキングレポートは山の休日ホームページにアップしています。
このブログではルートマップに従ってポイントごとに写真をアップしています。

山行日:2021年10月24日
天候:晴れ時々雲
メンバー:単独 山頂より山仲間さんと同行

今日のピーク

西南稜

今日の紅葉(黄葉)

今日は花 リンドウ


今日のルート
イン谷口(7:14)→青ガレ→金糞峠→中峠→ワサビ峠→武奈山頂(10:59 11:27))→
八雲ヶ原→大山口→イン谷口(14:38)
ルート図


正面谷登山道
ルート途中に岩の重なり合う青ガレがあり三点支持で慎重に登る。
上部は崩壊地の中に登山道が続き、浮石、落石に注意して我慢、ガマンに登りとなる。

イロハモミジのトンネル

大山口

青ガレ

正面谷上部登山道 1

正面谷上部登山道 2

金糞峠


ヨキトウゲ谷ルート
コヤマノ岳南尾根ルートが一般ルート化されるまでは武奈(中峠、ワサビ峠)へのメインルートであった。
利用する人が少なくなり、道は荒れぎみであるが危険は場所は無くたくさんの小滝を楽しめる。
標高が上がるとブナ林が広がりを見せる。

牛コバとの分岐

南尾根への小橋(積雪期のメインルート)

ヨキトウゲ谷登山道

ブナ林の広がり

中峠’(’ここよりコヤマノ岳ルートあり)


中峠からワサビ峠
下降路はブナ林の中を降る。
源流沿いにあるワサビ平は癒しの空間で絶好の休憩ポイント。
ワサビ峠へは緩やかな登りとなり、両岸の木々が美しい。

中峠からの下降路

ワサビ平

ワサビ谷

ワサビ峠


西南稜から武奈山頂
360度のの展望が広がり快適なトレッキングが楽しめる。
最後の大斜面を登り切ると目の前に武奈山頂が顔を見せる。

西南稜

快適な稜線

大斜面

武奈山頂


山頂からの展望
釈迦岳と琵琶湖

蓬莱山方面

白倉連峰から北山の山並み


パノラマコースから八雲ヶ原
コヤマノ岳ブナ原生林よりルートは元スキー場。
八雲ヶ原への最短ルートで視界が良い。

コヤマノ岳ブナ原生林

元スキー場ルート

ちょこっと紅葉

八雲ヶ原


八雲ヶ原に咲く花
リンドウ

アカモノ

ヤマラッキョ

ワレモコソウ


北比良峠よりダケ道で下山 完

















里山ウォーク24(伏見稲荷山ミニ散歩)

2021-10-21 21:26:55 | 山歩き
比良、比叡山とも天候が不安定とのことで近場を少し歩こうと伏見稲荷へと出かける。
ランチ用のとんかつサンドをパン工房で手配。車を樟葉モールの駐車場にデポして京阪伏見稲荷へ。
ちなみにモールの駐車場は平日お買い物1円以上で無料となっている。

山行日:2021年10月21日
天候:曇り一時晴れ
メンバー:単独

本日のピーク 一の峰


本日のルート
京阪伏見駅(11:55)→伏見稲荷本殿→千本鳥居→奥宮→膝松さん→神宝神社(12:17)→竹の小道→
白菊の滝→一の峰(13:35)→四つ辻→末廣大神→伏見稲荷駅(14:18)
ルート図

行動時間:2時間23分 歩行距離4.7km

京阪伏見稲荷駅は京都一周トレイルの起点で駅前に一番標識がある。
前回訪れた時に比べると外国からのお客様は居られないが、(在住の方はチラホラ)
宣言が解除されて日本人観光客の方はそこそこ訪問されているようである。
まあ以前の賑わいに比べれば月とスッポンであるが!
正面の大鳥居をくぐりお稲さんに挨し、本殿にお参りさせてもらう。

駅前にあるトレイル標柱

京都トレイル案内板

大鳥居

お稲荷様

本殿へお参り


本殿より千本鳥居を抜けて行くと奥の院に着く。社前は課外授業の児童さんで混雑しておりぺこりとして通過。
深草トレイルへの分岐に鎮座されている膝松さんに膝が良くなりますようにと合掌。
分岐より参道に別れを告げて京都トレイルサブルートへ。坂道5分程登ると叶雛で有名な神宝神社に着く。

千本鳥居

膝松さん

トレイル標識

伏見神宝神社

叶雛


神宝神社よりトレイルは稲荷山を時計逆廻りに巻くよう竹林(竹の下道)の中に続く。
今朝は自宅でキッチリと儀式を済ませて来たのであるが、どうも体の中より雷音が聞こえだしてくる。
こればヤバイ!戻らなけえばとあせっていると公衆トイレありの看板が! ええこんな場所に!
まさにこれこそ地獄に仏様である。深草トレイル方面へ250Ⅿ程ゆくと立派なトイレが。
しかもとても清潔で洋式水洗・・・これぞトイレの神様!
土地の所有者の方が無料で開放してくださっているようで感謝、感謝である。

竹の下道

静かな道が続く

トイレ案内板

公衆トイレ(ご厚意により無料で開放されている)


トレイルへと戻り、時計逆回り森の中を進んでゆくとやがて深草トレイルと合流。
さらに道なりに進むと白菊の滝などの小さな社が点在し、沢沿の道をゆっくり登ると稲荷山への分岐となる。
道沿いにははしシュウカイドウ、ショウメイギク、アキノキリンソウが見られる。

深草トレイルと合流

青木ヶ滝

白菊の滝

稲荷山への分岐(左)


シュウカイドウ

ショウメイギク

アキノキリンソウ


分岐からは階段の道を登ると鳥居の参道が見えてくる。
先程のゴロゴロ雷が治まると現金なもので空には青空も広がり出している。
参道、境内でランチをするの少し気が引けるので手前でランチタイム。
もちろん今日のランチはとんかつサンドでる。

一の峰への階段の道

前方に参道への鳥居

空には青空

ランチのとんかつサンド


一の峰(末廣大神)、二の峰(青木大神)、三の峰(白菊大神)とお参りして四つ辻へと降る。
四つ辻は京都一周トレイル泉湧寺方面への起点になり、清水寺、将軍塚、知恩院へと続く。

参道を降る。

ニノ峯(青木大神)

三ノ峰(白菊大神)

四つ辻のにしむら亭

トレイル標柱


参道に咲くホトトギス、寛ぐネコさんに癒されて
最後に末廣大神の狛蛙に挨拶をして、伏見稲荷駅に戻りミニウォークを終える。

ホトトギス

寛ぐネコさん

狛蛙末廣大神




















比良秋最後の花巡り(正面谷、八雲ヶ原、神璽谷)

2021-10-18 22:47:28 | 山歩き
山仲間さんよりリンドウが見頃との情報をもらい比良へ出動
午前7時30分過ぎに我が家を発進するも国道一号線の通勤渋滞に巻き込まれて
イン谷口の到着が9時30分を過ぎてしまう。月曜日に混むのは必然やで。
と言うわけで正面谷、奥の深谷、八雲ヶ原、神璽谷のお気楽ルート設定へ。

*トレッキングレポートは山の休日ホームページにアップしています。
このブログでは花ののみアップしています。

山行日:2021年10月18日
天候:晴れ
メンバー:単独

今日のルート
イン谷口トイレ前P(9:42)→青ガレ(10:18 10:22)→金糞峠(11:20 11:25)
→八雲ヶ原(12:07 ランチ&散策 13:29)→北比良(13:46 13:51)→神璽谷→神璽の滝(14:49 14:57)
→大津WP(15:36)→イン谷口トイレ前P(15:49)

ルート図

行動時間:6時間7分 歩行距離:9.7km

正面谷に咲く花
キッコウハグマ

タツナミソウ

ダイモンジソウ


奥の深谷に咲く花
キタヤマブシ

湿原に咲く花
ウメバチソウ


八雲ヶ原に咲く花
リンドウ1

リンドウ2

リンドウ3

ヤマラッキョ

アキノキリンソウ


神璽谷に咲く花
アカモノ

ダイモンジソウ1

ダイモンジソウ3


番外編
八雲高層湿原

八雲ヶ原

北比良より琵琶湖展望

神璽の滝






京北トレイル 細野より茶呑峠、天童山経由賀茂神社

2021-10-15 10:18:11 | 山歩き
京北トレイルを歩きましょうと相棒ミーとマン氏よりラインの着信あり。
コロナ禍によりしばらくご一緒しておらず久しぶりに同行させてもらうことに!
京北トレイルは林道歩き、峠越がメインになり、距離は長いがハードな登りは無く
前期高齢者には楽々ハイクになるはずであったが・・・!

山行日」2021年10月14日
天候:晴れ後時々曇り
メンバー:ミーとマン氏 山休

本日のピーク 天童山

本日の滝

本日の花 アケボノソウ


本日にルート
京北トレイル1番細野小学校跡(8:35)→滝又の滝(9:17 9:23)→余野集落(10:08)
→伏見峠・伏見坂(10:33)→大森西町(10:43)→茶呑峠→(11:23 11:31)→展望岩(12:06)
→天童山’12:33 12:38)→ハングライダー離陸地(13:03 13:49)→竜ケ坂→賀茂神社(14:27)
→京北中江町(15:00)



本日にルート1

本日のルート2

行動時間:6時間25分 歩行距離:13.7km

京都市内の渋滞を回避する為、縦貫道亀岡方面より京北細野町へ。
2時間15分のロングドライブを経て8時15分京北トレイル1番のある細野小学校跡に到着。
年の功より山休は専用の助手席を占領して疲れはなし、ただおいどが少し痛い!
準備と儀式をしっかり済ませて滝又の滝へ向けて出発。トイレは登山者に開放されてる。

細野小学校跡

京都トレイル 京北1番


民家沿いの舗装道路をしばらく歩いて標識に従って林道へと入る。
前方に見えてくる赤い小橋を渡ると山道となる。

分岐より林道へ

滝又の滝への小橋

沢沿いに続く道


さらに二つ目の赤い橋を渡ると滝又の石仏ゲートに出合う。
大日如来様、文殊菩薩様など仏教ゆかりの石仏が鎮座されており不思議な世界観を味わえる。
奥の院には最高位の阿弥陀如来様もおられるとのこと。ちなみには42の石仏が鎮座されているそうである。
京北トレイルは英語版のガイドブックも発行されており、京北の町おこしにもなっているのであろうと思う。

滝又の石仏ゲート

帝釈天

文殊菩薩

弁財天


石仏群に別れを告げて沢沿いを行くと滝又の滝となる。
高さ10m程の美しい滝で、石仏を拝んだあとなので心があらわれるようだ。

滝又の滝へ

滝又の滝


ここからは滝を時計廻りに高巻くと再び林道歩きとなる。
コース脇には咲いていないだろうと思っていたアケボノソウ、センブリがバッチリと咲く。
押すだけカメラで撮影するもほとんどがピンボケでガクとなるも、天空には青空が広がり
トレッキングは快適となる。

滝上部

林道歩き

天空には青空

アケボノソウ

センブリ


やがて林道は原風景の広がる余野集落へと下ってゆく。
先行されていた御夫婦のハイカーさんに追いつきお話をすると、なんと神奈川よりお越しとのこと。
京都トレイルを歩きに来られたとのことで、なんか自分の庭をの訪問してくれているようでうれしくなる。
北山西コースがまだとのことでルートとアクセスの説明をさせてもらう。

先行する御夫婦

余野集落


余野集落からは伏見峠へと登り返し、九十九折の伏見坂を降る。
降りきったところが大森西町で、ここより茶呑峠に向けて162号線が清滝の支流西ノ谷川沿いに走る。
この162号線は車は通行禁止で徒歩のみが通行できるユニークな国道である。

伏見峠へ道を右に取る

伏見峠

大森西町の集落


茶呑峠に向けて黙々と歩き続けるとやがて砂利道となり傾斜が増してくる。
ボディーブローを何発も打ちこまれたように体力を失い、先行する相棒の姿が徐々に小さくなってゆく。
5分程遅れて峠に着くももうフラフラ! なにがシニアにやさしいやと愚痴をこぼしてお茶をガブ飲み。
いつも体力温存をしながら仕事をしている相棒はまだまだ元気で見習わなけえばと!(笑)

延々と続く162号線

やがて砂利道に

茶呑峠


ツアーなどはこの茶呑峠より竜ケ坂から賀茂神社に下山するようであるが、二度目が無いかもと
天童山を踏んで行くことにして城丹尾根への登りに入ってゆく。
これが想像以上の急登でズリ落ちないように枝をつかんでヨイショ、エイコラ! まるで地獄坂である。
なんとか登り切って展望ポイントでホッと一息。展望に癒される。

城丹尾根への案内板

取り付きの急登

急登が続く

展望ポイント

飯盛山・桟敷ヶ岳、はるかに比叡山を望む


ここまで登れば天童山まではもう少し・・・?
ナビゲーターの相棒が分岐を見逃し鞍部まで降ってしまい、登り返すアルバイトを強いられるも
なんとか今日のピークを踏む。山頂は樹林に囲まれて展望は無し・・踏めたことでOKとしよう!
このピークから祖父谷峠、桟敷ヶ岳へ通じる道が出ている。

山頂にバツ悪そうにポツンと座る相棒

祖父谷峠への標識


ここからは下山のみでハングライダーの離陸点で簡単なランチをして竜ケ坂より賀茂神社へ。
原風景の広がる中江の集落(京北23)へ下山し、タクシーで細野へと戻ってハイクを終える。
次は紅葉時か春に残りを完歩できればと思う。
ミーとマンさんナビをありがとうございました。

ハングライダー離陸基地

竜ケ坂起点に鎮座するニ石仏

竜ケ坂

賀茂神社

中江の原風景