山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

ポンポン山(竈ヶ谷再訪でオオキツネノカミソリ観賞とウバユリの開花確認)

2024-07-30 13:55:29 | 山歩き

先週はまだ槍の穂先であったウバユリがそろそろ開花しているだろうと出動!
二日前に大文字山でキツリフネを観賞しているので、無理をせずに行動を竈ヶ谷探索に限定。
9時40分に大原野森林公園駐車場に到着し、K先生の愛車が駐車しているのを見つける。
今日もお会いできるかなあと準備をし、案内所事務所へ。

山行日:2024年7月28日(日)
天候:晴れ(おそらく猛暑日)
メンバー:K先生ご夫妻・大阪のChさん・山休

今日の花1 オオキツネノカミソリ

今日の花2 ウバユリ


今日のルート
森の案内所(9:52)→竈ヶ谷→ケヤキ谷分岐→ケヤキ谷(ランチ)→竈ヶ谷→森の案内所(14:58)
ルート図

行動時間:5時間6分 歩行距離:4.6km

案内所を覗くと、なんと先週もお会いした花探しの達人、大阪のChさんとバッタリ!
登山前の儀式を済ませていないので、ここは先行して頂く。届に記入して出発。
出灰川を渡渉し、ミゾホウズキやヤマトウバナをパチリとしながら沢沿いをテクテク。

森の案内所・竈ヶ谷への渡渉点

竈ヶ谷・沢沿いを歩く

ミゾホウヅキ・ヤマトウバナ


カミソリの保護区まで進むと圧巻の風景が目の前に広がる。
先週より花数をさらに増やしたオオキツネノカミソリが、谷筋をオランダカラーに染めがあげている。
ザックを下ろして撮影タイム! 絵にも描けない美しさとはこのことであろう! パチリ!パチリ!
先週もお会いした女性がお友達と来られており、感動に声をあげられていた。
オオキツネノカミソリはちょうど見頃の感じで、今日は再訪して正解であったかな!

オオキツネノカミソリ



さらに脚を進めると、前方に花観察中のk先生ご夫妻、Chさんの姿を捉える。
今日は花博士の奥様もご一緒で、花音痴の我が身にとってはチョーラッキーな遭遇となる。
すでに咲きおわった花、これから咲く花などについてにたっぷりとレクチャーを受ける。
Chさんからは、キツリフネソウやクモキリソウなどの咲く場所もしっかりと教えて頂く。
目的花のウバユリも少ないがなんとか開花しており、さらに大満足となる。

出会った花々
ウバユリ

ツルニガクサ・ハエドクソウ

ミスタビラコ・ダイコンソウ


竈ヶ谷探索後もおしゃべりをしながら歩み、ケヤキ谷東尾根取り付きでランチタイム。
ランチタイム中も花・山・健康・仕事・日常などの話題で大いに盛り上がる。
普段は単独行がほとんどの我が身であるが、今日は賑やかでとても楽しい時間を過ごすことが出来た。

福寿草保護区分岐(左・ケヤキ谷)・ケヤキ谷

お世話になったk先生ご夫妻とChさん

東尾根と取り付きでランチタイム


ランチ後はポンポン山をパスして竈ヶ谷を戻る。
途中で竈ヶ谷を管理・整備している方より珍しい花が咲いているのを教えて頂く。
オオカモメヅルと名付けられたつる性の小さな花で、普通なら完全に見逃していたであろう。
写真は上手く撮影出来ずであったが、しっかりと目に焼き付ける。感謝。
そして最後に奥様より、自身のお気に入りになっているハグロソウの咲く場所を教えて頂く。

オオカモメヅル・ハグロソウ


森の案内所へ下山の報告をして本日の花探索を終える。
k先生・奥様・Chさん本日はありがとうございました。 完


里山ウォーク24-27(大文字山、蹴上より大日山、山頂、楼門の滝)

2024-07-27 20:36:09 | 山歩き

大津のSさんから大文字山にキツリフネソウが咲きはじめているとの情報をもらい、
そろそろ見頃を迎えているのではと出動。猛暑日のこの日、熱中症になっては末代までの恥と
凍らしたパウチパック3個とペットボトル2本、着替えのTシャツ2枚をザックに放り込むこんで、
午前10時前に京都一周トレイル登山口のある地下鉄蹴上に降り立つ。

山行日:2024年7月26日(金)
天候:晴れ(猛暑日)時々曇り
メンバー:単独

今日のピーク 大文字山

今日の滝 楼門の滝

今日の花 キツリフネソウ


今日のルート
地下鉄蹴上(9:55)→日向大神宮(京のお伊勢さんお参り)→七福思案処→大日山→(京都トレイル)
→大文字山頂(12:25 ランチ 13:05)→楼門の滝→霊願寺(13:51)
ルート図

行動時間:3時間56分 歩行距離:6.5km

日向大神宮の参道をテクテクし、まずは京のお伊勢さんへ。
外宮、内宮にお参りし、8月の幸運(ジャンボ)に恵まれるようにとの天の岩戸をくぐる。
天の岩戸からはトレイルのサブルートを七福思案処へと脚を進める。
このルートには鞍馬に負けずとも劣らない木の根の道(個人の感想)がある。
最近は加齢の為か平坦な道や家のベランダでも躓くことがあるので、脚をしっかり上げてトコトコ!

日向大神宮参道・京のお伊勢さん

外宮と奥に内宮・天の岩戸

木の根の道・七福思案処


七福思案処で水分補給の休憩をたっぷりと取ったあと、日射しがキツク感じる本コースを避け、
樹林帯に続く大日山ルートを選択して登る。何度かの立休憩を繰り返し、大日山を過ぎてトレイルと合流。
前期高齢者の仲間入りをしてからの登山スタイルは、休憩回数を多くするのがルーティーンとなっている。 
当然のように京都市内展望所で大休憩!

大日山・市内展望所


トレイル本コースはアップダウンも少なく、シニアに優しい道が続く。
今日の難敵は暑さであり、木陰を選ぶように進み、得意の立ち休憩と水分補給を何度も繰り返しながら
南禅寺分岐、林道広場、四つ辻を通過、蹴上を出てより2時間30分をかけて山頂を踏む。

トレイル本コース・南禅寺分岐(東山42番)

林道広場・トレイル四つ辻

山頂と山頂プレート

山頂からの展望


山頂には山仲間でロングレッカーのM2さんが先着されており、お久しぶりと山談義で盛り上がる。
M2さんは年間100回以上の山歩きを何回も達成されており、歩く距離も私の倍以上でレベルが違う。
遭遇の記念写真を撮らしてもらい、ランチタイムのあとマイナスイオンを貰いに楼門の滝へ。

ロングトレッカーM2さんとのショツト


火床方面へと少し下った分岐より、左の谷筋を滝へと続くトレイルへと降る。
最近は歩く人が少ないようで倒木で道が荒れており、くぐったり、跨いだりで少々難儀!
トレイル四つ辻やA16からのルートの方が歩き易いのでは感じる。
四つ辻からの京都トレイルに飛び出すと道は良く整備されており、足元の不安なく快適に。
俊寛碑の急斜面(階段)を慎重に降ると楼門の滝である。

楼門に滝への分岐(左へ)・ルートは少し荒れ気味

京都トレイルへ合流・快適な下山道

俊寛碑と下降路

楼門の滝二景


楼門の滝でマイナスイオンをたっぷりともらい、霊願寺へと下山。

出会った花々
キツリフネソウ・ヤブミョウガ

ツユクサ・カタバミ

名残りのコクラン・これからのミヤマウズラ


目的のキツリフネを愛でることが出来、山仲間のM2さんとも遭遇出来良き大文字山となる。
次はウバユリの開花確認にポンポン山かな! 


ポンポン山(森の案内所から竈ヶ谷、西尾根経由山頂)

2024-07-22 13:48:48 | 山歩き

そろそろ竈ヶ谷をオランダカラーが染めはじめているのではと出動!
熱中症対策として、凍らしたパウチパック3個とペットボトル2本をザックに放り込む。
大山崎より高速を利用し、高槻インターより枚方・亀岡線を走り、森の案内所に9時過ぎに到着。
日曜日なので府道にダンプは少ないものの、チャリンコが多く気を使う運転となる。
今日の目的は、オオキツネノカミソリとウバユリの観賞である。

山行日:2024年7月21日(日)
天候:晴れ(ほぼ猛暑日)
メンバー:K先生、山の休日

本日のピーク ポンポン山

本日の花 オオキツネノカミソリ


本日のルート
森の案内所(9:32)→竈ヶ谷→ケヤキ谷分岐→西尾根→ポンポン山(ランチ)
→カナクギノキの丘(西尾根)→森の案内所(14:36)
ルート図

行動時間:5時間4分 歩行距離:7.3㎞(ジオグラフィカ)

予想通りに暑くなるなあと準備をしているとK先生の愛車が到着。
お会いするのは3月の大文字山以来で、ラッキーとばかりに同行をお願いさせてもらう。
花博士の奥様は膝の具合がよろしくなく、今日は単独での訪問になったそうである。
案内所で届に記入し、カメラチェックで咲きはじめのアキノタムラソウをパチリとして出発!

森の案内所よりルートを望む・アキノタムラソウ


出灰川を渡渉し、竈ヶ谷へと入る。
水量が多く、飛び石が沈んでいる場合は渡渉せずに西尾根へ廻るほうが無難であろう!
最初の渡渉をクリアすると、何度かの渡渉があるもののノンビリと歩けるルートとなる。
久しぶりのK先生と山や花、健康や仕事、その他色々な会話を楽しみながら保護区まで進む。
その保護区は満開とまでいかないが、オオキツネノカミソリが谷を埋め尽くすように
咲きはじめており、オランダカラーが目に眩しい! ザックを下ろして撮影タイムスタート!

出灰川沿いをゆく・竈ヶ谷への渡渉地点

竈ヶ谷・沢沿いに続くルート


保護区を染めるオオキツネノカミソリ


今年も無事花を咲かせているのは、フクジュソウ保護区と同様に竈ヶ谷を日々整備されている
地元ボランティァの方々、森の案内所の方々のご努力のおかげと感謝。

ウバユリは残念ながら咲く準備中であったが、竈ヶ谷で初見となるタシロラン
(帰宅後先生よりメールで教えて頂く)を愛でられ大満足でケヤキ谷分岐へ到着。

竈ヶ谷後半・ケヤキ谷分岐

出会った花々
タシロラン・ウバユリ

ミゾホウズキ・ダイコンソウ


ポンポン山へは福寿草保護区経由の急坂を得意の立ち休憩と息切れを連発して西尾根へ。
今日のルートではここが一番きつくバテバテとなり、余裕の先生に迷惑をかけてしまう。
西尾根に乗るとアップダウンが緩やかになり、登り不適応の我が身でも快適ルートへ変化。
そしてリョウブの丘手前でなんと!共通の山仲間である大阪のChさんとバッタリ!
久しぶりの遭遇で花・山の話で大いに盛り上がる。

保護区・西尾根への急坂・西尾根リョウブの丘

バッタリ遭遇の記念写真(西尾根にて)


名残り惜しいが、竈ヶ谷へ下降されるChさんと別れて我々は山頂へ。
ここでランチタイムをして至福の時間を過ごす。
山仲間のヨネちゃんもポンポン山とのことであったが、残念ながら遭遇は出来ず。

巻道分岐を右へ・山頂へ最後の登り

山頂標識・ピークにて


下山は猛暑を加味し、東尾根に廻らずに元来た西尾根の楽々ルートで森の案内所へと戻る。

保護区下降点カナクギノキの丘・ツツジの丘分岐を通過

西尾根終点の小橋・森の案内所


目的花のオオキツネノカミソリとタシロランを愛でられ大満足の山行となる。
先生、鈍足にお付き合い下さりありがとうございました。 完


里山ウォーク24-26(交野山系、国見山・白旗池ミニ散歩)

2024-07-13 18:31:03 | 山歩き

大文字山でコクランを観賞してから丸5日間、エアコンフルパワーの部屋で
ダラダラとした日を過ごしてまう。まもなく梅雨が明けることもあり、夏の花観賞に向けて
少しでも体調を整えなければと近隣の交野山へミニ散歩に出動!

山行日:2024年7月13日(土)
天候:曇りで蒸し暑い日
メンバー:単独

今日のピーク 国見山

今日の花1 コオニユリ

今日の花2 ヒネヤブラン


今日のルート
津田SH(11:00)→おおさか環状三差路→水平道→白旗池(11:37 12:10)
→四つ辻→国見山(12:29)→展望デッキ→夫婦岩→津田SH(13:12)
ルート図

行動時間:2時間12分 歩行距離:4.6km

11時前にサイエンスヒルズに着き、準備をして全身に虫除けスプレーをプシュー!
天空は雲空であるが、行動中は雨の心配はないだろうと登山口を出発。
今日の目的は脚・腰の調整ハイクなので、往路では夫婦岩へ寄らずに楽々ルートのおおさか環状を直進。
何か咲いていばラッキーと檜の二次林を抜けて四つ辻へ進む。

登山口・分岐を直進(右は夫婦岩へ)

檜の二次林・四つ辻(右は国見山へ)


国見山へは帰路に寄ることにして、分岐より左の水平道へと進む。
サンドイッチ山への三差路を右に取り、咲き残るオオバキボウシと今が旬のダイコンソウをパチリ!
ゴルフ場のトンネルをくぐるとふれあいセンターのある白旗池へと着く。

水平道分岐(左)・水平道

サンドイッチ山への三差路・ふれあいセンター

オオバキボウシ・ダイコンソウ


ふれあいセンターは不安定な天気にもかかわらず、結構たくさんのハイカーで賑わっている。
顔なじみの常連さんより声がかかり、しばしの花談義を楽しむ。
ほとんどが単独行の為、山仲間さんや顔見知りの方とお会いするのはうれしいものである。

白旗池


しばらく白旗池廻りの花探索をしたあと、天候も不安定なので交野山観音岩へは寄らず。
元来た道を戻り、四つ辻より国見山の頂を踏む。大阪方面の展望はガスに煙り今ひとつ!
山頂からはプラ階段の急坂を慎重に降り、コナラ並木を抜けると展望デッキである。
ここは北側が開けており、我が街樟葉と西山連山をパチリ。
夫婦岩へ寄り道をしてサイエンスヒルズへと下山。なんとか雨にも遭わずににハイクを終える。

国見山より大阪ビル群・プラ階段の下降路

展望デッキ・夫婦岩

デッキより西山と我が街を望む


出会った花々
コオニユリ・コウボネ

アベリア・ヘクソカズラ

ネジバナ・リュウノヒゲ


5キロ弱のハイクであったが、次への準備は出来たかな! 完


里山ウォーク24-25(大文字山・・銀閣寺、太閤岩、山頂、大日山、南禅寺)

2024-07-07 18:25:56 | 山歩き

厳しい暑さの日であるが、久しぶりに大文字山を歩こうと出動!
5月にチャドクガ(毛虫皮膚炎)に病院送りにされてからご無沙汰の大文字山である。
京阪出町柳より市バスで10時過ぎに銀閣寺道に運んでもらう。
今日の目的はまだお目にかかったことのないコクランとタシロランを愛でることである。

山行日:2024年年7月7日(七夕)
天候:晴れ
メンバー:単独

今日の展望 山頂より

今日の花1 コクラン

今日の花2 タシロラン


今日のルート
銀閣寺道(10:10)→行者の森→太閤岩→A17→山頂(11:54 ランチ 12:33)→京都トレイル
大日山→疎水・水路閣→南禅寺(14:12)
ルート図

行動時間:4時間2分 歩行距離:7.5km

バスより降りると熱気が身体を襲う。エアコンフルパワーに慣らされた身体には随分と堪える。
哲学の道から銀閣寺門前までですでに汗濁!持参している飲料では足りないと自販機でペットボトルを購入。
門前の木陰で水分を補給し、行者の森より入山。表登山道を右に見て砂防ダムより太閤岩ルートへと進む。
太閤岩ルートは下りには何回か使っているが、登りに使うのは初めてである。
ちなみに50回位大文字山に登っているが、表登山道も一度も登りに使ったことが無い!

スタートは哲学の道・癒される御夫婦

銀閣寺門前・行者の森

表登山道口・砂防ダムを越える


登山道に入るとアスファルトからの照り返しが無いので幾分暑さはましになる。
登り不適応の身体に気合を入れ、得意のカメ脚と立休憩を繰り返して登ると太閤岩直下に着く。
今はコンクリートで補強されているが、見上げると凄い迫力である。
ブルの無い時代にここより石を切り出していたらしいが、昔の日本人は凄いなあと思う。
文明の利器に頼りきりで、軟弱者の我が身が中世に生まれなかったことを神に感謝である。

太閤岩


太閤岩からは火床には向わずにめがね峠からの道に合流。A17から派生する尾根より表登山道に飛び出す。
ここまでは外人さん一人と出会っただけであったが、流石にメインルート行き交う登山者が多い。
樹林帯の中をヨイショ、ヨイショと登って山頂を踏む。
山頂には心地よい風が吹いており、汗だくになっているTシャツを着替えてランチタイム。

A17へ・A17右から

賑わう山頂・山頂プレート

山頂より西山と京都市街展望


のんびりライムを過ごしたあと腰を上げると、なんと「かおりさん」の山仲間である
稲荷のR子さんとそのお友達にバッタリ!久しぶりの遭遇に山や花の話で大いに盛り上がる。
特に高取のヤマユリ情報を丁寧に教えて頂き感謝です。

三角点と記念写真


下山は四つ辻より京都トレイルを南禅寺方面に向けて降ってゆく。
七福思案処に続くコースは全体的に緩やかな下りとなり、登り不適応の我が身でも楽々である。
途中の大日山に寄り道をし、交通の要所となる七福思案処に余裕で到着。
京美人の団体さんより、山休さんではとの声もかかりる会話の楽しい下山コースとなる。

トレイル四つ辻・快適なトレイル

奥の院分岐・大日山

トレイル標識・七福思案処


思案処からは奥の院に向かわず南禅寺、疎水・水路閣に下山しハイクを終える。

南禅寺へ(左は天の岩戸)・下山口

疎水・水路閣


コクランとタシロラン




登りでバテバテになるも、花と人との出会いで良き大文字山となる。完