山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

赤坂山・寒風花巡り

2021-04-22 21:15:01 | 山歩き
感染防止対策をバッチリとして赤坂山へ出動。
我が家より登山口まで直行して密を避ける。
山行中に登山者とすれ違う時はマスク着用、挨拶は会釈と小声でを基本に!

当初は比良堂満岳を予定していたのであるが、
平日の渋滞に巻き込まれることなく比良に着き、時間か早いので赤坂まで足をの伸ばす。
登山者専用駐車場に車をキープして、9時30分元スキー場を横切り登山口へ

山行日:2021年4月21日
天候:晴れ
メンバー:単独

今日の目的花1 マキノスミレ

目的花2 オオバキスミレ

今日のピーク 赤坂山


ルート:マキノ高原(8:31)→ブナの木平→栗柄越→赤坂山→栗柄越→寒風→マキノ高原(13:43)

ルート図

歩行距離:11km 行動時間:5時間12分

登山口より良く整備された階段状の道をエイコラと登る。
一般の登山者であればなんのこともない道であるが、加齢で体力不足が著しいわが身にはきつい!
イワカガミ、イカリソウがを早くも顔を見せくれカメラが一息の時間をくれる。

登山口

階段状の道がしばらく続く

イワカガミ

イカリソウ


調子ヶ滝分岐を過ぎると道はようやく穏やかになり、息切れ、心臓のパクパクも落ち着いてくる。
登山道脇にはニシキゴロモ、タチツボスキレ、お気に入りのシハイの変種マキノスミレも顔を出し始める。
マキノらしいキリッとした立姿を探しては何度も座ったり、寝転んだり! 腰も痛い、しんどい!
納得する姿を撮れずも徐々に標高を上げてゆくと休憩ポインとのブナの木平へと着く。
ここでたっぷりと休憩タイム。

穏やかになった登山道

ブナの木平


ニシキゴロモ

タチツボスミレ

マキノスミレ


ブナの木平からはしばらく沢沿いの道となる。オオイワカガミの群生はまだ蕾が多く見ごろはもう少し先か!
イワウチワ(トクワカソウ)の一つ目の群生地に花は無し・・・終わっていた。

石畳より砂防ダム付近にはポツリポツリとカタクリが咲き、マキノの立ち姿も見られる。
そして今日のお目当ての一つオオバキスミレの登場。流石に花の赤坂山期待を裏切らない!

沢沿いの道

石畳みの道

カタクリ

マキノスミレ

オオバキスミレ


次は一昨年に見つけたシロバナスミレサイシンを探しながらブナが目立ちだした登山道を登ってゆく。
オオバキ咲いているのにサイシンは結局見つけること出来ず。眼も老化が進み見逃しているのであろうか!
群生地に咲き残っていたイワウチワをパチリ。鉄塔横の灌木帯から若狭の国との分岐栗柄越へと進む。

標高が上がるとブナが目立つ

イワウチワ(トクワカソウ)

栗柄越


栗柄越より赤坂へは穏やかな稜線のスカイトレッキングとなる。
稜線にチラホラと咲くオオバキスミレやニオイスミレを愛でながら10分少々で頂に到着。
山頂には先行者が二名おられるが、密では無く水分補給タイム。
雲海に霞む伊吹山をパチリとして滞在5分程で栗柄越と戻る。

赤坂山への稜線

赤坂山

山頂

雲海に霞伊吹山

ニオイタチツボスミレ


栗柄越からは大斜面を登り返すと展望満点、中央分水嶺県堺尾根の緩やかな稜線が続く。
いくつかのアップダウンはあるものの稜線にはカタクリ、スミレが絶え間なく咲いており
快適なフラワートレックングとなる。

寒風に向けて最後の登りをクリアしてブナ原始林に入ってゆく。
空気がひんやりとして気持ちが良く、稜線では蕾であったミヤマカタバミが花を広げている。

寒風へ続く県境尾根

眼下にマキノ高原

ブナ原生林

稜線に咲くカタクリ

キジムシロ?

ミヤマカタバミ


ブナ原始林を抜けると展望抜群の寒風に着き、眼下にマザーレイクを眺めながらここで待望のランチタイム。
赤坂山の登りで時間を要したので、当初予定していた大谷山は当然のごとくパスと言うより体力不足で断念。

高島トレイル寒風

赤坂山より歩いて来た県境尾根を振り返る

眼下に琵琶湖


20分後マキノ高原に向けて下山をはじめる。楽しみは快適なブナ林下りとヤマエンゴサク…咲いているかな!
いつもの群生地にはすでに花は咲いていなかったが、なんとか一株を見つける。

赤坂山登山道ではあまり開花のなかったイワカガミも下山道では結構咲いておりパチリの連続。
展望所でマキノ高原を眺めて、西山林道分岐より元スキー場へ下山。

ブナ林の下降路

西山林道分岐

元スキー場へ


寒風からの下降路で出会った花
ヤマエンゴサク

カタクリ

イワカガミオ

ニョイスミレ

キンポウゲ


13時53分駐車場へと無事戻り、本日の花巡りを終える







里山ウォーク14(交野山・サンドイッチ山)

2021-04-15 21:42:51 | 山歩き
近隣の交野山へブラブラ散歩へ
いつものように津田サイエンスヒルズより入山。
今日は交野山、サンドイッチ山、アンテナ山と巡る予定である。

歩いた日:2021年4月15日
天候:晴れ
メンバー:単独(交野山へは山友人しーちゃん同行)

今日のピーク 交野山(観音岩)

サンドイッチ山

今日の花1 チゴユリ

イカリソウ


歩いたルート」津田SH(11:35)→国見山→新サンドイッチ山→白旗池→交野山→白旗池→サンドイッチ山
→アンテナ山→津田山→津田SH(15:35)

ルート図

歩行距離:6.2km 行動時間:4時間

平日の木曜日であるが、密を避け自然を求めて此方に来る人が結構多いようである。
登山口に咲くアヤメをパチリ。国見山分岐より谷筋から尾根へと登り展望デッキへ。

津田サイエンスヒルズ

登山口

アヤメ

国見山への分岐

緑をます尾根筋

デッキより先日歩いた小塩山を望む


デッキで小休止した後、コナラ並木を快適に歩く。
ピークを過ぎたクサイチゴ、これからピークを迎えるモチツツジをパチリ!
急斜面をひと登りすると枚方八景の国見山山頂である。
今日は穏やかな天気で風も無く、鯉の家族ものんびり!

コナラ並木

国見山への斜面

枚方八景の国見山

ピークを過ぎたクサイチゴ

だいぶ咲きはじめたモチツツジ


ランドマークハルカスをなんとか捉えて、おおさか環状自然歩道の四つ辻へと降る。
水平道との分岐よりありじごくへの道へ進み、稜線上にある新・新サンドイッチ山を経由して
白旗池へと抜けてゆく。稜線のモチツツジの開花はもう少し先のよう!

ランドマーク ハルカス

おおさか環状自然歩道四つ辻

水平道との分岐

新・新サンドイッチ山

白旗池へ


ふれあいセンターにまだ元気に咲いているシュンランとアケビをパチリとして交野山へ向かう。
堤をブラブラ歩いてゆくとなんと前方に身慣れたお人が!  
なんと4日前に西山花巡りツァーでご一緒したしーちゃんである。びっくり!

ふれあいセンター

シュンラン

アケビ

しーちゃんとバッタリ!


交野山をご一緒してほぼ貸し切りの観音岩でノンビリと過ごし、
大阪ビル群の展望を楽しむ。

山頂への道

山頂の観音岩

大阪ビル群をズーム

山頂にてしーちゃん


白旗池へと戻り、ここより下山されるしーちゃんとお別れし散策路で山野草を楽しむ。
ニリンソウ、イカリソウをカメラに収めて、おおさか環状自然歩道三差路よりサンドイッチ山へと向かう。

白旗池

二リンソウ

イカリソウ

ニホンサクラソウ


三差路を右折し、枚方野外センター沿いをしばらく歩くと右にサンドイッチ山へのと取り付きがある。
少し藪漕ぎをしながら稜線にでるとサンドイッチ山となる。
今年はじえてのチゴユリ、ヤマツツジも顔を見せてくれる。

おおさか環状自然歩道の三差路

サンドイッチ山への取り付き(右ルートから周回)

少し藪漕ぎ

サンドイツチ山(レタスサンドとコラボ)

咲きはじめたヤマツツジ

チゴユリ


まだ時間に余裕があるのでアンテナ山に寄り道し、水平道、森の休憩所を経由して
国見山対面の稜線を歩いて津田山よりサイエンスヒルズに下山。

アンテナ山

水平道

森の休憩所

稜線下に津田城土塁跡を望む


ルート沿いにはスミレ、ニシキゴロモ、ヘビイチゴなどもまだ元気に咲いており、
これからはモチツツジ、ヤマツツジもピークを迎えるのでもまだまだ交野山ウォークを楽しめそう!

ルート沿いで目を楽しませてくれた花達
ニョイスミレ

ヤブヘビイチゴ

ニオイタチツボスミレ

タチツボスミレ

ニシキゴロモ


次週も交野山かな! 完




















西山花巡り(カタクリ保護区を訪ねる)

2021-04-12 17:56:02 | 山歩き
山の友人ヨネちゃん企画の西山カタクリツァーに参加すべく、
集合場所の大原野神社へと車を走らす。
残念ながら発起人のヨネちゃんは体調不良の為参加されないことになったが、
各方面より私を含めて9人が大原野神社に集う。
感染防止対策として全員がマスク着用の山歩きである。

歩いた日:2021年4月11日
天候:快晴
メンバー:山仲間さんと山休
(M2さん かおりさん 洛西オヤジさん しーちゃん、Kさん Iさん 復活さんと友人さん)

歩いたルート:大原野神社→花の寺→大暑山→炭の谷→Nの谷→小塩山
→天皇陵道→金蔵寺分岐→トラバース道→花の寺参道→大原野神社
*ルート図はGPS不良の為アップ出来ず

本日ピーク 小塩山

本日に目的花 カタクリ1

カタクリ2


9時7分花巡りスタート、花の寺より舗装道路をショートカットして登山口のある西山山荘へ。
取り付きに鎮座されているお地蔵さんに登山の安全祈願で合掌!
樹林帯をひたすら登り、標高が上がると関電鉄塔路の開けた場所より京の名峰比叡山が展望できる。
この辺りまで登ってくるとミツバツツジが目線を楽しませてくれる。

花の寺(小塩山 勝持寺)

登山口のお地蔵さん

比叡山展望

ミツバツツジ


さらに標高を上げてゆくとシュンラン自生地に着く。
先日の下見時に確認していた五人姉妹のシュンランがキッチリと咲いてくれており撮影タイム。
廻りにはお気に入りのシハイスミレも顔見せてくれておりパチり!パチリ!

五人姉妹のシュンラン

シハイスミレ


次はカタクリとさらに標高を上げて二股より老ノ坂方面へと進み自生地へ。
一週間前よりは花数が増えているだろうと思っていたのであるが、思っていただけに終わってしまう。
日の当たりの良い谷の下まで降れば咲いているかもしれないが足元の一輪でガマン。
保護区のカタクリに期待して大暑山へ。ここで登頂記念撮影。

自生地で足元に咲く一輪

大暑山にて記念写真


撮影後、緩やかな稜線を小塩山方面へと進み、ウグィスカズラの咲く途中の広場で簡単な食事タイム。
再スタート後はシハイスミレ、スミレを愛でながら大原野市有林の管理道路をテクテクと歩く。
道路沿い右にある小塩山への分岐より山道へ入り、少し登ると保護区炭ノ谷となる。

ウグィスカズラ

撮影タイムの女性陣

シハイスミレ

スミレサイシン? タチツボ?

管理道路沿いの小塩山への分岐

保護区炭の谷


炭の谷はすごい数のカタクリで埋め尽くされおり、そのほとんどが日差しを浴びてイナバウアー!
カタクリ1

カタクリ2

カタクリ3


谷を下まで降れば二リンソウ・ミヤマハコベ・ヤマルリソウも咲いており、真打のギフチョウも飛来。

ニリンソウ

ヤマルリソウ

ギフチョウ


皆さんお腹、いや心いっぱいに満足されたようで笑顔満点。 Nの谷へと脚を進める。
アセビのトンネルをくぐってゆくと5分程で到着。
自身の目的は先日花を閉じていたシロバナカタクリ・・・今日はどうか!

バッチリと花を咲かせており、きれいな横顔を無事カメラに収めて目標達成!
保護に尽力されている西山ネートワークの方々に感謝のありがとう!

シロバナカタクリ

もう一度カタクリ


二つの保護区でカタクリ三昧をし、皆さんもう満腹とのことで御陵の谷はパスし小塩山山頂へ。
電波塔を巻くように管理道路を歩き、分岐を淳和天皇陵へと入ってゆく。
山頂は宮内庁管轄で立ち入ることが出来ないので、御陵裏にある仮の山頂で記念撮影!

記念写真(かおりさんより)


下山は良く整備された天皇陵道を9人トレインで快適に降り、
途中に咲くシュンラン三家族をみんなで撮影!

快適な下りが続く天皇陵道

途中に咲くシュンラン

トラバース道より川筋へと降り、
畔道に咲く山野草をパチリとして花の寺参道に着地し、本日の西山花巡りを終える。
トラバース道

キンポウゲ

ニホンサクラソウ











里山ウォーク13(交野山ブラブラ花散歩)

2021-04-08 23:29:48 | 山歩き
当初は比良に行く予定にしていたのであるが、
外出自粛要請が発出され遠征登山を中止して近隣の交野山へ午後の散歩に変更。
これからしばらくは生活圏でのウォークが中心で比良や高島は我慢になるだろう!
歩いた日:2021年4月8日
天候:ほぼ晴れ
メンバー:単独

今日のピーク 観音岩(交野山)

今日の目的華花 イカリソウ


歩いたルート:津田サイエンスヒルズ(12:18)→国見山→白旗池(ふれあいセンター→交野山
→白旗池→津田サイエンスヒルズ(15:03)

ルート図

歩いた距離:5.4km 行動時間2時間45分

登山口に鎮座されているアマビエさんに関西で拡大するコロナ収束の願いを込めて合掌!
国見山分岐より尾根道に上がり、展望デッキより西山連峰を望む。
だいぶ緑の増したコナラ並木を歩いて国見山へ。

アマビエさんに合掌!

国見山への分岐

展望デッキ

デッキより西山を望む

緑の増したコナラ並木

国見山


ここまでの登山道脇には、タチツボスミレ、クサイチゴ、モチツツジが咲いている。
特にクサイチゴの花数は半端でない。
モチツツジも花数を増やしておりありじごくの道の群生が楽しみである。

タチツボスミレ

クサイチゴ

モチツツジ


国見山からは一度おおさか環状自然歩道の四つ辻へと降り、
ありじごくの道より尾根筋を白旗池へと脚を進める。
途中の小さなピークになんと新サンドイッチ山の標識が新しく付けてありビックリ!
この先にも同じ標識があり、二つの新サンドイッチ山があることになる?
どなたかが付けられたのであろう。
なぜ?新サンドイッチ山・・・枚方と交野に挟まれているから命名されたのかなあ?

尾根筋のモチツツジの群生は期待とは逆にまだ花と付けておらず。

国見山から四つ辻へ

ありじごくの道への分岐

新サンドイツチ山標識

先輩の新サンドイッチ山標識

白旗池へ飛び出す


ふれあいセンターの散策路にて山野草の観賞タイムへ。
植栽された花達が自然に溶け込むように咲いており時間をわすれてパチリ!パチリ!

二リンソウ

ニホンサクラソウ(シロ)

ニホンサクラソウ(ピンク)

イカリソウ

ミヤコアオイ

ヒメリョキンカ

これらの他にもシャガ、リョウキンカなども咲いており、近隣でこれだけの花を見れるのはありがたい。

今日はこれで満足なのであるが、まだ2km程しが歩いていなので山頂を踏んでおこうと
堤を渡り、長い階段の道をエイコラと登る。
山頂にはどこかの企業の新入社員の方が10名程おられ、大きな声で決意表明をされているようである。
初々して、微笑ましいのであるが少し距離を取って空くのを待つ。
静かになった山頂よりかれこれ一年近く訪れていない大阪ビル群をパチリとして白旗池、ふれあいセンターへと戻る。

山頂への道

山頂の観音岩

大阪ビル群展望


白旗池の畔にまだまだ元気に咲いているシュンラン、アケビの花をパチリ。
ふれあいセンターのベンチで水面を眺めながらおやつタイムを楽しむ。

白旗池

ふれあいセンター

アケビの花

シュンラン


下山はおおさか環状自然歩道のミズバショウ保護区を覗いて、
サンドイッチ山への三差路より水平道経由で国見山との四つ辻からサイエンスヒルズへ。
下山路にもショウジョウバカマ、ツクバコンモンソウ、ニオイスミレ等が咲き最後まで楽しませてくれる。

サンドイツチ山、アンテナ山への三差路

水平道

国見山、森に休憩所への四つ辻

保護区のミズバショウ


下山路に咲く花
ショウジョウバカマ

ツクバコンモンソウ(ニシキゴロモ)

タチツボニオイスミレ


不要不急の外出自粛要請により昨年および年初同様に遠征登山をひかえ、
感染防止対策をしっかりして近隣の散歩ウォークで健康管理をするつもりである。
























西山花巡り(小塩山 カタクリ保護区)

2021-04-06 13:50:45 | 山歩き
11日の日曜日に山友人のヨネちゃん企画の西山花巡りツァーを予定しているのであるが、
天候状況と仕事の関係で参加出来ない場合に備えて保険山行を実施。
午後からの天候回復を信じて午前9時過ぎに枚方を発進。
途中のコンビニで食料を手配し、狛鹿と千眼桜で有名な大原野神社の駐車場に10時に到着。

歩いた日:2021年4月5日
天候:曇り後晴れ(気温低し)
メンバー:単独

本日の目的花1 シュンラン

目的花2 カタクリ(シハイとコラボ)


歩いたルート:大原野神社→花の寺→大暑山→炭ノ谷保護区→Nノ谷保護区→御陵ノ谷保護区
→小塩山(淳和天皇陵)→天皇陵道経由→大原野神社
歩行距離:9.0km 行動時間:4時間50分
ルート図


併設されているトイレで儀式を済ませてまずは花の寺をめざす。
大原野神社の境内から、すでに見頃を終え葉桜になっている千眼桜、
花の寺で散りゆく桜を愛でた後、舗装道路よりショートカットして登山口のある西山山荘へ。

千眼桜

昨年同日の千眼桜

花の寺

登山口の西山山荘


登山口に鎮座するお地蔵さんに合掌し、ここよりマスクを外して樹林帯をテクテクと登ってゆく。
途中の展望所からはシニアに仲間入りしてより、サブグランドにしている京の名峰比叡山が展望できる。

取り付きに鎮座するお地蔵さん

樹林帯を登る

京の名峰比叡山


登山道脇にはシハイとタチツボ、頭上にはミツバツツジが彩りを添えてくれる。

シハイスミレ

タチツボスミレ

ミツバツツジ


スローペースでキョロキョロしながら登ると何時もの場所に目的花のシュンランがバッチり!
ザックを降ろしてしばしの撮影タイム・・・パチリ! パチリ!
今年も無事咲いてくれていることに感謝!

シュンラン1

シュンランアップ


さあ!次はカタクリと得意技の亀脚歩行でスローなリズムを刻みながら標高を上げてゆく。
天空には青空の広がりはじめており期待感が高まる。
二股で老ノ坂方面へと脚を運びカタクリ自生地へ。
しつかり花を咲かせていると思っていたが、株はたくさんあるもののすべて下を向いておりガクッ!
撮影できず頭をたれる。

馬酔木の上に青空が広がる

老ノ坂方面へ

カタクリ自生地


時計逆廻りに大暑山へ。ピークが近づくと結構気温が低くここでパーカーを一枚羽織る。
気温と同じで下がり気味のテンションをなんとかこらえて炭の谷へ向けて尾根道を進む。
途中の谷筋広場でウグィスカズラをパチリ!
大原野私有林の看板より管理道路をテクテクと登り、炭の谷への山道へ入る。

大暑山 標高568m

ウグィスカズラ

管理道より小塩山・炭の谷へ

案内板


5分程登ると保護区炭ノ谷へと着く。ここで今日初めての登山者と遭遇してマスクを着用。
保護区に入園するとびっくりするぐらいの花数であるが、気温が低いせいか下を向いている花がほとんど!
なんとか頑張ってイナバウア-している花を探してパチリ!パチリ!

保護区炭ノ谷

カタクリ1

カタクリ2



保護区を下まで降ってゆくとニリンソウ・ミヤマカタバミも咲きはじめているが遠くて撮影出来ず。
日曜日の楽しみに取っておくことにして炭ノ谷を後にする。

次の目的地Nノ谷も同様で花は下を向いたままである。
今日は下見ということで自身を納得させ、シロバナの位置を確認して三つ目の保護区御陵の谷へ向かう。
炭ノ谷、Nノ谷ともこの週末から来週はすごいことになりそう!

Nノ谷

シロバナカラクリ

後ろには数えきれないくらいの花、でも下を向いている。


電波塔を巻くように管理道路を歩き、山頂の淳和天皇陵を左に見て少し降ると御陵の谷である。
保護区に入るとまず六姉妹のシハイスミレが目に飛び込んでくる。
今年は炭の谷もNの谷もシハイが少ないなあと思っていたのであるが一気に花開く。
カタクリとのコラボもあり下っていたテンショウンが一気にアップ・・・パチリ!

淳和天皇陵(小塩山)を左に見る

御陵の谷

シハイの六姉妹

カタクリとのコラボ

三姉妹



下山は天皇陵道を降るので淳和天皇陵に許可の申し出をして、仮の小塩山山頂を踏む。
良く整備された道を快調に下り、シュンラン群生地を確認!
前日のヨネちゃんの情報通りバッチリ花をつけている。

淳和天皇陵

小塩山(御陵が本来の山頂)

天皇陵道取り付き

快適な天皇陵道


天皇陵道に咲くシュンラン

アップ


大原野神社へと下山し、本日の保険&下見山行を終える。
週末から来週は最高であろう!