山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

里山ウォーク24-29(交野山 国見山・白旗池・観音岩をブラリ)

2024-08-27 14:55:15 | 山歩き

台風10号(サンサン)が近畿最接近前にひと山歩いておこうと交野山へ出動!
8時40分、登山口である津田サイエンスヒルズに到着。
交野山は我が家より車で20分程の距離であり、ちょこっと歩くには有り難い山である。
今日の目的はツリフネソウの開花確認である。

山行日:2024年8月27日(火)
天候:晴れ時々曇り
メンバー:単独

今日のピーク 観音岩(交野山)

今日の花 ツリフネソウ


今日のルート
津田サイエンスヒルズ(8:50)→夫婦岩→展望デッキ→国見山→(尾根コース)→白旗池(花探索)
→観音岩(交野山)→白旗池(リスウォッチ)→(おおさか環状)→津田サイエンスヒルズ(11:56)
ルート図

行動時間:3時間6分 歩行距離:5.5km

まだ日差しが弱く体感気温は高くないが、湿気は多く蒸し暑い。
こんな日は天敵の小虫とアブがまとわりついてくるだろうと、虫除けスプレーを全身にプシュー!
カメラチェックでツユクサとセンニンソウをパチリとしてハイクスタート。

センニンソウとツユクサ


登山口からすぐの国見山分岐よりロープ付きの直登コースを夫婦岩へと登る。
小さなミニ尾根のアップダウンを繰り返すとやがて前方に展望デッキが見えてくる。
デッキからは京都盆地、我が町樟葉と西山連峰を望むことが出来る。ひと息入れながらパチリ!

登山口・国見山への分岐(右)

夫婦岩・ミニ尾根

展望デッキ・我が町樟葉と西山連峰


展望デッキからは心地良い風が吹き抜けるコナラ並木とプラ階段の急坂を
得意の立ち休憩とカメ脚を繰りだして登り切ると国見山山頂である。
ここからの展望は枚方八景に選ばれており京都盆地、西山が一望できる。遥かに大阪ビル群も!

コナラ並木・プラ階段の急登

国見山山頂(キャンパスは京都盆地と北山)

大阪高層ビル群


白旗池へはおおさか環状自然歩道へと降り、水平道分岐より尾根道を選択。
尾根筋の小さなピークを通過し、少々のアップダウンを繰り返して白旗池へ。
目的花を探索にツリフネの滝ルートへ下降、群生地で開花確認。
少し早いと思っていたが、我が身の訪問に合わせるかのように4.5輪の開花が見られた。
パチリとしたあと白旗池・ふれあいセンターに登り返して休憩タイム。
センター前ではリスウオッチングで数人の常連さんがカメラを構えておられた。

国見山からの下降路・水平道分岐(どちらも白旗池へ)

小ピーク(数年前より新サンドイッチ山のプレートあり)・白旗池側


白旗池・ふれあいセンター周辺探索で出会った花々
ツリフネソウ・ヒメヤブラン

ヘクソカズラ・タカサゴユリ

アキノタムラソウ・ツルアリドウシ


常連さんとお話をさせて頂くと、リス君は先程までせっせと動き回っていたそうであるが、
今は休憩中なのか姿をみせてくれないとの事。観音岩の帰りに期待して山頂へ。
山頂へ続く標高差80m程の階段状の道を立ち休憩を連発して登り、標高341mの観音岩を踏む。

山頂への道・白旗池

山頂の観音岩

山頂より京都方面と大阪ビル群



展望を楽しんだあと白旗池に戻る。10分程待つとリス君が登場するも遠くてパチリは出来ず!
おおさか環状自然歩道より水平道、檜の植林地を通りサイエンスヒルズに下山。

おおさか環状自然歩道

水平道・檜の植林地


リス君には嫌われたが、ツリフネソウの開花確認が出来たことで◎ 完


里山ウォーク24-28(大文字山 銀閣寺より山頂、京都トレイルを歩く)

2024-08-24 18:25:55 | 山歩き

山仲間さんの山行レポより、大文字山にミヤマウズラが咲きはじめたとの情報を得る。
明日より台風の影響もあり、天候が悪化しそうなので本日に出動!
今日も猛暑日予想なので、出来る限り午前中の山行をといつもより早めに枚方を発進。
おけいはんで出町柳へ、そこからは市バスで運んでもらい9時前に銀閣寺道に到着。
今日の目的はミヤマウズラの開花確認である。

山行日:2024年8月24日(土)
天候:ほぼ晴れ(猛暑日)
メンバー:単独

今日の展望 山頂より

今日の花 ミヤマウズラ


今日のルート
銀閣寺道(8:47)→行者の森→めがね峠→A17→山頂(10:35 11:06)→京都トレイル→大日山→
七福思案処(12:06 ランチ 12:28)→京のお伊勢さん→地下鉄蹴上(12:51)
ルート図

行動時間:4時間4分 歩行距離:6.9km

バス停より哲学の道、銀閣寺参道をテクテク。
行者の森に着く頃には汗ダクダクでもうバテ気味となり、石段に腰を下して早速休憩!
水分補給後、表登山道を今日もパスしてめがね坂より山頂へ向かうことに!
山仲間のヨネちゃんより今日は大文字山とのラインが入り、10時30分頃に山頂へと返信。
登り不適応の身体に気合を入れ、カメ脚と得意の立ち休憩を連発してめがね峠に到着。

哲学に道・行者の森

表登山道・めがね峠手前


めがね峠からはトラバースするように付けられいるルートを進み、分岐より火床方面へと右折。
太閤岩からの道と合流し、火床への分岐を右に見て樹林帯の中を緩やかに高度を上げてゆく。
A17より派生している尾根より表登山道に合流。バテているがなんとか到着できるかな!
表登山道を少し登って山頂へ到着。ヨネちゃんはすでに到着され早めのランチ中であった。

めがね峠からのルート・火床へに分岐(右)

A17からの尾根・表登山道と合流


ポンポン山でヤマシロネコノメソウを観賞して以来の再会であり、
展望を楽しみながら山・花談義で大いに盛り上がる。
京都植物園の花観賞も含めてお会いするのは確か今年3回目であるが、
普段よりラインで情報交換をしているので、昨日もお会いした感じであった。
30分程の談笑タイムを過ごしたあと、楼門の滝へ向われるヨネちゃんと別れてトレイルへ。

山頂プレート・記念写真

山頂からの展望・四つ辻より楼門の滝へ向われるヨネちゃん


四つ辻からの京都トレイル東山ルートは樹林帯の中を交通の要所七福思案処へ緩やかに下ってゆく。
危険な場所や激しいアップダウンも無く、シニアトレッカーの我が身にはありがたいルートである。
途中のピーク大日山に寄り道をして、思案処でランチタムとTシャツの着替えを行う。

京都トレイル二景

大日山・七福思案処


目的花にしていたミヤマウズラの見頃は台風明けの感じであったが、日当たりの良い東斜面では
10株位がきれいに開花しており、まずは目的達成かな! 
この後、京のお伊勢さんにお参りをして地下鉄蹴上に下山。

ミヤマウズラ

京のお伊勢さん・参道のヤブミョウガ


来週、天候が回復すれば再訪問もありかな! 完

PS・・・山仲間のヨネちゃんよりミヤマウズラのアップ写真!
   ◎マイカメラではマクロ機能が機能せず撮影不可でした。
まさしくゴーストバスター!



湖南アルプス(笠間ヶ岳周回ハイクにてサギソウを愛でる)

2024-08-18 15:39:34 | 山歩き

登山を始めた35年位前にファミリーでよく訪れていた湖南アルプスへ出動!
枚方の我が家を7時過ぎに発進。時間節約で京滋バイパスを利用し、石山インターより
下道を走って大津田上公園駐車場に8時前に到着。約24㎞のドライブであった。
ゆっくりと準備をし、併設のトイレで登山前の儀式も無事済ませる。
今日の目的はサギソウを愛でることである。

山行日:2024年8月18日(日)
天候:晴れ
メンバー:単独

今日のピーク 笠間ヶ岳

今日の花 サギソウ


今日のルート
田上公園(8:15)→富川道登山口→御仏河原→大谷河原→笠間ヶ岳(10:56 ランチ 11:37)
→林道経由→田上公園(12:31)
ルート図

行動時間:4時間16分 歩行距離:8.1km

ワルナスビの花をカメラチェツクでパチリとし、天神川沿いに舗装道路をテクテク!
まだ日差しはきつくないものの富川登山口に着く頃には汗びっしょりとなる。
軟弱者の我が身はここで水分補給の休憩タイム。

田上公園駐車場・ワルナスビ

新名神工事中の下をくぐる・富川道登山口(4台程の駐車スペースあり)


富川登山道は良く整備された階段状の道が続く。
激しい登りはほとんど無いものの、登り不適応になっている我が身はサッサとは登れずに
何時もようにカメ脚、立ち休憩を連発しながら少しづづ高度を上げる。
やがて登山道が花崗岩で敷き詰められてくると御仏河原へと着く。
何か咲いていそうな雰囲気があり、しばらく散策するもコケオトギリとノギランの名残りのみであった。

富川登山道・花崗岩で埋まる登山道

御仏河原


御仏河原を流れる清流でしばらく涼を取ったあと、大谷河原の湿地帯ルートへと進む。
今日の目的花であるサギソウがポツリ、ポツリと姿を見せ始めてくる。
うぁー!と咲いている感じではないが、12輪位確認出来て満足であった。

大谷川原ルート

サギソウ



笠間ヶ岳には何度かのアップダウンを繰り返しながら進むと小山の上に大きな岩がデーン。
笠間ヶ岳のピークである・・・大谷河原からは結構な時間がかかったように思う。
まあ暑さでバテていたからかな! なに納得してんねん・・・今の実力通りやで! ペコリ!

正面に鎖、裏に梯子があるが、梯子は意外と不安定なので鎖を登った方が安全であろう!
山頂には富川登山口で先行された御夫婦がおられ、楽しく会話をさせて頂く。

山頂の大岩・裏に梯子

山頂より琵琶湖を望む

山頂プレート・山頂にて


40分程の時間を過ごしあと下山へ。
山頂の祠に合掌し、ローフ付きの急斜面を100m程下降すると上関バス停との分岐林道へと飛び出す。
 ・笠間ヶ岳・上関バス停間は新名神工事の為、令和7年9月12日まで通行止め。
田上公園に向けて長い林道歩きのはじまりである。途中に新名神の工事現場を通過することになる。
今日は日曜で工事をしていないが、平日はトラックなどが多いと思うので避けた方がいいかも!
林道アルファルトの照り返しにうんざりしながら田上公園に戻ってハイクを終える。

山頂直下の祠と鳥居

ロープ付きの急斜面・上関方面は新名神工事で通行止め

林道歩き・林道終点(右:アルプス登山口バス停 左:上公園)


目的花のサギソウは比良八雲ヶ原の代わりに無事愛でられたものの、
最後の林道歩きは殺風景な新名神工事現場を通過するので下山路選択ミスであったと反省。完


比叡山(無動寺・弁天堂にてイワタバコを愛でる)

2024-08-03 17:35:02 | 山歩き

猛暑日が続き、なかなか山歩きが出来ずにイライラの日々を過ごしていたのであるが、
このままでは比叡山・弁天堂のイワタバコを見逃してしまうと思い切って出動!
猛暑日と登り不適応の対策として往路は文明の利器を利用することにし、枚方を8時前に発進!
一号線の通勤渋滞に少し巻き込まれるも、ケーブル駐車場に9時前に到着。

山行日:2024年8月2日
天候:晴れ(猛暑日)
マンバー:単独

今日のピーク 大比叡(三角点)

今日の花 イワタバコ



今日のルート
ケーブル延暦寺駅(9:32)→阿弥陀堂→大比叡(10:19 10:37)→
無動寺・弁天堂(11:24 ランチ 11:58)→無動寺坂→駐車場(13:28)
ルート図

行動時間:3時間56分 歩行距離:9.8km

ぎりぎりで9時発のケーブルに間に合う。これを逃すと30分待ちとなるのでラッキー!
10分少々で終点の延暦寺駅へと運んでもらう。汗も掻かずに楽ちんである。
息切れを連発し、修行のように登る本坂ルートくらべると天と地の差がある。
体温を越える猛暑日は年齢、体力を考えれるとこれが正解かな! 軟弱者です。
駅舎横のトイレで儀式を済ませ、展望所で琵琶湖を眺めながら朝食タイム。
今日は時間的に余裕があるので大比叡の頂を踏んでおこうと出発。

展望所より琵琶湖を望む。登録文化財の駅舎


阿弥陀堂に手を合わせて、境内裏よりトラバースするように付いている登山道をテクテク。
西尊院堂からの直登コースに合流し、しばらく登るとこんもりとしたピークに着く。
比叡山の最高点で一等三角点のある大比叡である。自身としては6回目の山頂である。

阿弥陀堂・トラバース気味の登山道

直登ルート合流・大比叡


誰も先着の登山者は無しで、日射しも木に遮られて涼しいので15分程ノンビリタイム。
下山はケーブル延暦寺駅への下降路を選択。墓場の中に続く登山道よりドライブウェイを横切り、
西尊院堂の参道をしばらく降るとケーブル延暦寺駅・無動寺参道前へと出る。

下降路・ルートは墓場の中を通る

西尊院堂・無動寺参道


参道を降ってゆくと右の岩壁沿いにイワタバコが顔を見せはじめる。
数年前に比べると幾分少ないかなと感じるが、今年も無事咲いていること感謝!
パチリ!パチリとしながが弁天堂へと進む。途中の岩壁が一番多く咲いていた。

参道と境内で愛でたイワタバコ





先着されていた女性ハイカーの方と花談義をしながら弁天堂の休憩所でランチタイム。
目的の花をたっぷりと愛でられたことに大満足であった。 下山へ。
熱中症になると経費が余計にかかるとのことで、家人よりケーブル代を寄付されていたのであるが、
ケーブル駅まで登り返すのも面倒で、下山は無動寺坂コースを選択。

このコースは谷へ降ったあとは二回程のアップダウンがあるが、下山地になる穴太衆のお墓まで
緩やかな下りとなり、登り不適応の我が身でも快適に歩ける。
紀の貫之のお墓への分岐になるトウノ岩、崩壊地跡を通過し、長い階段状の道を延々と降って着地。

歩き易い無動寺坂道・トウノ岩(紀の貫之分岐)

トウノ岩より琵琶湖展望・崩壊地跡(きれいに補修済)

長い階段の道・穴太衆お墓


穴太衆のお墓より灼熱のアスファルト道をフラフラと駐車場に戻る。
帰宅時の道路に渋滞もなく、14時30分に我が家に到着して無事イワタバコ観賞登山を終了。完


ポンポン山(竈ヶ谷再訪でオオキツネノカミソリ観賞とウバユリの開花確認)

2024-07-30 13:55:29 | 山歩き

先週はまだ槍の穂先であったウバユリがそろそろ開花しているだろうと出動!
二日前に大文字山でキツリフネを観賞しているので、無理をせずに行動を竈ヶ谷探索に限定。
9時40分に大原野森林公園駐車場に到着し、K先生の愛車が駐車しているのを見つける。
今日もお会いできるかなあと準備をし、案内所事務所へ。

山行日:2024年7月28日(日)
天候:晴れ(おそらく猛暑日)
メンバー:K先生ご夫妻・大阪のChさん・山休

今日の花1 オオキツネノカミソリ

今日の花2 ウバユリ


今日のルート
森の案内所(9:52)→竈ヶ谷→ケヤキ谷分岐→ケヤキ谷(ランチ)→竈ヶ谷→森の案内所(14:58)
ルート図

行動時間:5時間6分 歩行距離:4.6km

案内所を覗くと、なんと先週もお会いした花探しの達人、大阪のChさんとバッタリ!
登山前の儀式を済ませていないので、ここは先行して頂く。届に記入して出発。
出灰川を渡渉し、ミゾホウズキやヤマトウバナをパチリとしながら沢沿いをテクテク。

森の案内所・竈ヶ谷への渡渉点

竈ヶ谷・沢沿いを歩く

ミゾホウヅキ・ヤマトウバナ


カミソリの保護区まで進むと圧巻の風景が目の前に広がる。
先週より花数をさらに増やしたオオキツネノカミソリが、谷筋をオランダカラーに染めがあげている。
ザックを下ろして撮影タイム! 絵にも描けない美しさとはこのことであろう! パチリ!パチリ!
先週もお会いした女性がお友達と来られており、感動に声をあげられていた。
オオキツネノカミソリはちょうど見頃の感じで、今日は再訪して正解であったかな!

オオキツネノカミソリ



さらに脚を進めると、前方に花観察中のk先生ご夫妻、Chさんの姿を捉える。
今日は花博士の奥様もご一緒で、花音痴の我が身にとってはチョーラッキーな遭遇となる。
すでに咲きおわった花、これから咲く花などについてにたっぷりとレクチャーを受ける。
Chさんからは、キツリフネソウやクモキリソウなどの咲く場所もしっかりと教えて頂く。
目的花のウバユリも少ないがなんとか開花しており、さらに大満足となる。

出会った花々
ウバユリ

ツルニガクサ・ハエドクソウ

ミスタビラコ・ダイコンソウ


竈ヶ谷探索後もおしゃべりをしながら歩み、ケヤキ谷東尾根取り付きでランチタイム。
ランチタイム中も花・山・健康・仕事・日常などの話題で大いに盛り上がる。
普段は単独行がほとんどの我が身であるが、今日は賑やかでとても楽しい時間を過ごすことが出来た。

福寿草保護区分岐(左・ケヤキ谷)・ケヤキ谷

お世話になったk先生ご夫妻とChさん

東尾根と取り付きでランチタイム


ランチ後はポンポン山をパスして竈ヶ谷を戻る。
途中で竈ヶ谷を管理・整備している方より珍しい花が咲いているのを教えて頂く。
オオカモメヅルと名付けられたつる性の小さな花で、普通なら完全に見逃していたであろう。
写真は上手く撮影出来ずであったが、しっかりと目に焼き付ける。感謝。
そして最後に奥様より、自身のお気に入りになっているハグロソウの咲く場所を教えて頂く。

オオカモメヅル・ハグロソウ


森の案内所へ下山の報告をして本日の花探索を終える。
k先生・奥様・Chさん本日はありがとうございました。 完


里山ウォーク24-27(大文字山、蹴上より大日山、山頂、楼門の滝)

2024-07-27 20:36:09 | 山歩き

大津のSさんから大文字山にキツリフネソウが咲きはじめているとの情報をもらい、
そろそろ見頃を迎えているのではと出動。猛暑日のこの日、熱中症になっては末代までの恥と
凍らしたパウチパック3個とペットボトル2本、着替えのTシャツ2枚をザックに放り込むこんで、
午前10時前に京都一周トレイル登山口のある地下鉄蹴上に降り立つ。

山行日:2024年7月26日(金)
天候:晴れ(猛暑日)時々曇り
メンバー:単独

今日のピーク 大文字山

今日の滝 楼門の滝

今日の花 キツリフネソウ


今日のルート
地下鉄蹴上(9:55)→日向大神宮(京のお伊勢さんお参り)→七福思案処→大日山→(京都トレイル)
→大文字山頂(12:25 ランチ 13:05)→楼門の滝→霊願寺(13:51)
ルート図

行動時間:3時間56分 歩行距離:6.5km

日向大神宮の参道をテクテクし、まずは京のお伊勢さんへ。
外宮、内宮にお参りし、8月の幸運(ジャンボ)に恵まれるようにとの天の岩戸をくぐる。
天の岩戸からはトレイルのサブルートを七福思案処へと脚を進める。
このルートには鞍馬に負けずとも劣らない木の根の道(個人の感想)がある。
最近は加齢の為か平坦な道や家のベランダでも躓くことがあるので、脚をしっかり上げてトコトコ!

日向大神宮参道・京のお伊勢さん

外宮と奥に内宮・天の岩戸

木の根の道・七福思案処


七福思案処で水分補給の休憩をたっぷりと取ったあと、日射しがキツク感じる本コースを避け、
樹林帯に続く大日山ルートを選択して登る。何度かの立休憩を繰り返し、大日山を過ぎてトレイルと合流。
前期高齢者の仲間入りをしてからの登山スタイルは、休憩回数を多くするのがルーティーンとなっている。 
当然のように京都市内展望所で大休憩!

大日山・市内展望所


トレイル本コースはアップダウンも少なく、シニアに優しい道が続く。
今日の難敵は暑さであり、木陰を選ぶように進み、得意の立ち休憩と水分補給を何度も繰り返しながら
南禅寺分岐、林道広場、四つ辻を通過、蹴上を出てより2時間30分をかけて山頂を踏む。

トレイル本コース・南禅寺分岐(東山42番)

林道広場・トレイル四つ辻

山頂と山頂プレート

山頂からの展望


山頂には山仲間でロングレッカーのM2さんが先着されており、お久しぶりと山談義で盛り上がる。
M2さんは年間100回以上の山歩きを何回も達成されており、歩く距離も私の倍以上でレベルが違う。
遭遇の記念写真を撮らしてもらい、ランチタイムのあとマイナスイオンを貰いに楼門の滝へ。

ロングトレッカーM2さんとのショツト


火床方面へと少し下った分岐より、左の谷筋を滝へと続くトレイルへと降る。
最近は歩く人が少ないようで倒木で道が荒れており、くぐったり、跨いだりで少々難儀!
トレイル四つ辻やA16からのルートの方が歩き易いのでは感じる。
四つ辻からの京都トレイルに飛び出すと道は良く整備されており、足元の不安なく快適に。
俊寛碑の急斜面(階段)を慎重に降ると楼門の滝である。

楼門に滝への分岐(左へ)・ルートは少し荒れ気味

京都トレイルへ合流・快適な下山道

俊寛碑と下降路

楼門の滝二景


楼門の滝でマイナスイオンをたっぷりともらい、霊願寺へと下山。

出会った花々
キツリフネソウ・ヤブミョウガ

ツユクサ・カタバミ

名残りのコクラン・これからのミヤマウズラ


目的のキツリフネを愛でることが出来、山仲間のM2さんとも遭遇出来良き大文字山となる。
次はウバユリの開花確認にポンポン山かな! 


ポンポン山(森の案内所から竈ヶ谷、西尾根経由山頂)

2024-07-22 13:48:48 | 山歩き

そろそろ竈ヶ谷をオランダカラーが染めはじめているのではと出動!
熱中症対策として、凍らしたパウチパック3個とペットボトル2本をザックに放り込む。
大山崎より高速を利用し、高槻インターより枚方・亀岡線を走り、森の案内所に9時過ぎに到着。
日曜日なので府道にダンプは少ないものの、チャリンコが多く気を使う運転となる。
今日の目的は、オオキツネノカミソリとウバユリの観賞である。

山行日:2024年7月21日(日)
天候:晴れ(ほぼ猛暑日)
メンバー:K先生、山の休日

本日のピーク ポンポン山

本日の花 オオキツネノカミソリ


本日のルート
森の案内所(9:32)→竈ヶ谷→ケヤキ谷分岐→西尾根→ポンポン山(ランチ)
→カナクギノキの丘(西尾根)→森の案内所(14:36)
ルート図

行動時間:5時間4分 歩行距離:7.3㎞(ジオグラフィカ)

予想通りに暑くなるなあと準備をしているとK先生の愛車が到着。
お会いするのは3月の大文字山以来で、ラッキーとばかりに同行をお願いさせてもらう。
花博士の奥様は膝の具合がよろしくなく、今日は単独での訪問になったそうである。
案内所で届に記入し、カメラチェックで咲きはじめのアキノタムラソウをパチリとして出発!

森の案内所よりルートを望む・アキノタムラソウ


出灰川を渡渉し、竈ヶ谷へと入る。
水量が多く、飛び石が沈んでいる場合は渡渉せずに西尾根へ廻るほうが無難であろう!
最初の渡渉をクリアすると、何度かの渡渉があるもののノンビリと歩けるルートとなる。
久しぶりのK先生と山や花、健康や仕事、その他色々な会話を楽しみながら保護区まで進む。
その保護区は満開とまでいかないが、オオキツネノカミソリが谷を埋め尽くすように
咲きはじめており、オランダカラーが目に眩しい! ザックを下ろして撮影タイムスタート!

出灰川沿いをゆく・竈ヶ谷への渡渉地点

竈ヶ谷・沢沿いに続くルート


保護区を染めるオオキツネノカミソリ


今年も無事花を咲かせているのは、フクジュソウ保護区と同様に竈ヶ谷を日々整備されている
地元ボランティァの方々、森の案内所の方々のご努力のおかげと感謝。

ウバユリは残念ながら咲く準備中であったが、竈ヶ谷で初見となるタシロラン
(帰宅後先生よりメールで教えて頂く)を愛でられ大満足でケヤキ谷分岐へ到着。

竈ヶ谷後半・ケヤキ谷分岐

出会った花々
タシロラン・ウバユリ

ミゾホウズキ・ダイコンソウ


ポンポン山へは福寿草保護区経由の急坂を得意の立ち休憩と息切れを連発して西尾根へ。
今日のルートではここが一番きつくバテバテとなり、余裕の先生に迷惑をかけてしまう。
西尾根に乗るとアップダウンが緩やかになり、登り不適応の我が身でも快適ルートへ変化。
そしてリョウブの丘手前でなんと!共通の山仲間である大阪のChさんとバッタリ!
久しぶりの遭遇で花・山の話で大いに盛り上がる。

保護区・西尾根への急坂・西尾根リョウブの丘

バッタリ遭遇の記念写真(西尾根にて)


名残り惜しいが、竈ヶ谷へ下降されるChさんと別れて我々は山頂へ。
ここでランチタイムをして至福の時間を過ごす。
山仲間のヨネちゃんもポンポン山とのことであったが、残念ながら遭遇は出来ず。

巻道分岐を右へ・山頂へ最後の登り

山頂標識・ピークにて


下山は猛暑を加味し、東尾根に廻らずに元来た西尾根の楽々ルートで森の案内所へと戻る。

保護区下降点カナクギノキの丘・ツツジの丘分岐を通過

西尾根終点の小橋・森の案内所


目的花のオオキツネノカミソリとタシロランを愛でられ大満足の山行となる。
先生、鈍足にお付き合い下さりありがとうございました。 完


里山ウォーク24-26(交野山系、国見山・白旗池ミニ散歩)

2024-07-13 18:31:03 | 山歩き

大文字山でコクランを観賞してから丸5日間、エアコンフルパワーの部屋で
ダラダラとした日を過ごしてまう。まもなく梅雨が明けることもあり、夏の花観賞に向けて
少しでも体調を整えなければと近隣の交野山へミニ散歩に出動!

山行日:2024年7月13日(土)
天候:曇りで蒸し暑い日
メンバー:単独

今日のピーク 国見山

今日の花1 コオニユリ

今日の花2 ヒネヤブラン


今日のルート
津田SH(11:00)→おおさか環状三差路→水平道→白旗池(11:37 12:10)
→四つ辻→国見山(12:29)→展望デッキ→夫婦岩→津田SH(13:12)
ルート図

行動時間:2時間12分 歩行距離:4.6km

11時前にサイエンスヒルズに着き、準備をして全身に虫除けスプレーをプシュー!
天空は雲空であるが、行動中は雨の心配はないだろうと登山口を出発。
今日の目的は脚・腰の調整ハイクなので、往路では夫婦岩へ寄らずに楽々ルートのおおさか環状を直進。
何か咲いていばラッキーと檜の二次林を抜けて四つ辻へ進む。

登山口・分岐を直進(右は夫婦岩へ)

檜の二次林・四つ辻(右は国見山へ)


国見山へは帰路に寄ることにして、分岐より左の水平道へと進む。
サンドイッチ山への三差路を右に取り、咲き残るオオバキボウシと今が旬のダイコンソウをパチリ!
ゴルフ場のトンネルをくぐるとふれあいセンターのある白旗池へと着く。

水平道分岐(左)・水平道

サンドイッチ山への三差路・ふれあいセンター

オオバキボウシ・ダイコンソウ


ふれあいセンターは不安定な天気にもかかわらず、結構たくさんのハイカーで賑わっている。
顔なじみの常連さんより声がかかり、しばしの花談義を楽しむ。
ほとんどが単独行の為、山仲間さんや顔見知りの方とお会いするのはうれしいものである。

白旗池


しばらく白旗池廻りの花探索をしたあと、天候も不安定なので交野山観音岩へは寄らず。
元来た道を戻り、四つ辻より国見山の頂を踏む。大阪方面の展望はガスに煙り今ひとつ!
山頂からはプラ階段の急坂を慎重に降り、コナラ並木を抜けると展望デッキである。
ここは北側が開けており、我が街樟葉と西山連山をパチリ。
夫婦岩へ寄り道をしてサイエンスヒルズへと下山。なんとか雨にも遭わずににハイクを終える。

国見山より大阪ビル群・プラ階段の下降路

展望デッキ・夫婦岩

デッキより西山と我が街を望む


出会った花々
コオニユリ・コウボネ

アベリア・ヘクソカズラ

ネジバナ・リュウノヒゲ


5キロ弱のハイクであったが、次への準備は出来たかな! 完


里山ウォーク24-25(大文字山・・銀閣寺、太閤岩、山頂、大日山、南禅寺)

2024-07-07 18:25:56 | 山歩き

厳しい暑さの日であるが、久しぶりに大文字山を歩こうと出動!
5月にチャドクガ(毛虫皮膚炎)に病院送りにされてからご無沙汰の大文字山である。
京阪出町柳より市バスで10時過ぎに銀閣寺道に運んでもらう。
今日の目的はまだお目にかかったことのないコクランとタシロランを愛でることである。

山行日:2024年年7月7日(七夕)
天候:晴れ
メンバー:単独

今日の展望 山頂より

今日の花1 コクラン

今日の花2 タシロラン


今日のルート
銀閣寺道(10:10)→行者の森→太閤岩→A17→山頂(11:54 ランチ 12:33)→京都トレイル
大日山→疎水・水路閣→南禅寺(14:12)
ルート図

行動時間:4時間2分 歩行距離:7.5km

バスより降りると熱気が身体を襲う。エアコンフルパワーに慣らされた身体には随分と堪える。
哲学の道から銀閣寺門前までですでに汗濁!持参している飲料では足りないと自販機でペットボトルを購入。
門前の木陰で水分を補給し、行者の森より入山。表登山道を右に見て砂防ダムより太閤岩ルートへと進む。
太閤岩ルートは下りには何回か使っているが、登りに使うのは初めてである。
ちなみに50回位大文字山に登っているが、表登山道も一度も登りに使ったことが無い!

スタートは哲学の道・癒される御夫婦

銀閣寺門前・行者の森

表登山道口・砂防ダムを越える


登山道に入るとアスファルトからの照り返しが無いので幾分暑さはましになる。
登り不適応の身体に気合を入れ、得意のカメ脚と立休憩を繰り返して登ると太閤岩直下に着く。
今はコンクリートで補強されているが、見上げると凄い迫力である。
ブルの無い時代にここより石を切り出していたらしいが、昔の日本人は凄いなあと思う。
文明の利器に頼りきりで、軟弱者の我が身が中世に生まれなかったことを神に感謝である。

太閤岩


太閤岩からは火床には向わずにめがね峠からの道に合流。A17から派生する尾根より表登山道に飛び出す。
ここまでは外人さん一人と出会っただけであったが、流石にメインルート行き交う登山者が多い。
樹林帯の中をヨイショ、ヨイショと登って山頂を踏む。
山頂には心地よい風が吹いており、汗だくになっているTシャツを着替えてランチタイム。

A17へ・A17右から

賑わう山頂・山頂プレート

山頂より西山と京都市街展望


のんびりライムを過ごしたあと腰を上げると、なんと「かおりさん」の山仲間である
稲荷のR子さんとそのお友達にバッタリ!久しぶりの遭遇に山や花の話で大いに盛り上がる。
特に高取のヤマユリ情報を丁寧に教えて頂き感謝です。

三角点と記念写真


下山は四つ辻より京都トレイルを南禅寺方面に向けて降ってゆく。
七福思案処に続くコースは全体的に緩やかな下りとなり、登り不適応の我が身でも楽々である。
途中の大日山に寄り道をし、交通の要所となる七福思案処に余裕で到着。
京美人の団体さんより、山休さんではとの声もかかりる会話の楽しい下山コースとなる。

トレイル四つ辻・快適なトレイル

奥の院分岐・大日山

トレイル標識・七福思案処


思案処からは奥の院に向かわず南禅寺、疎水・水路閣に下山しハイクを終える。

南禅寺へ(左は天の岩戸)・下山口

疎水・水路閣


コクランとタシロラン




登りでバテバテになるも、花と人との出会いで良き大文字山となる。完


里山ウォーク24-24(交野山 国見山・白旗池・観音岩で花探索)

2024-07-04 13:19:06 | 山歩き

梅雨の晴れ間を狙って交野山へ花探索に出動!
11時前に登山口のサイエンスヒルズに到着し、虫除けスプレーを全身にプシューとして発進。
気温は33℃でなんとか我慢できそうであるが、問題は湿度で相当ヤバソウ!
カメラチエックでムラサキカタバミとツユクサをパチリとして夫婦岩から展望所へ。
今日の目的花はコオニユリとヒメヤブランである。

山行日:2024年7月3日(水)
天候:ほぼ晴れも湿度が異常に高い
メンバー:単独

きょうのピーク 観音岩

今日の花 コオニユリ

今日の花2 ヒメヤブラン


今日のルート
サイエンスヒルズ(11:00)→夫婦岩→展望デッキ→国見岩→おおさか環状→水平道→白旗池→
交野山(観音岩)→白旗池→サイエンスヒルズ(14:45)
ルート図

行動時間:3時間45分 歩行距離:5.7km

登山口よりすぐの国見山への分岐より直登するように夫婦岩へ登る。
いつも仲良しの夫婦をパチリとして尾根筋をゆっくり進むと展望デッキへと着く。
目的の一つにしていたヒメヤブランをなんとか見つけるも、危惧していた通り湿気が強敵となり、
額からは滝のような汗が吹き出しバテバテ!凍らせたアクエリアスで身体を冷やしながら大休憩。

登山口・国見山へに分岐

夫婦岩・展望デッキ

ムラサキカタバミ・ツユクサ


休憩後コナラ並木を進み、プラ階段の急登をひと登りすると国見山に着く。
国見山からの展望は枚方八景に選ばれているが、今日は流石に湿気が多く霞んで展望は今ひとつ!
目的花にしていたコオニユリは開花が始まっておりなんとか愛でることができた。
白旗池にはおおさか環状の水平道より、何度も木陰で涼をとりながらフラフラでふれあいセンターに到着。

コナラ並木・国見山へのプラ階段

国見山山頂・おおさか環状自然歩道

水平道・白旗池ふれあいセンター


ふれあいセンターのベンチでランチをしながら消耗がひどい体力の回復に努める。
ランチ後、なんとか観音岩(交野山)をピストンして、サイエンスヒルズに下山。
今日は歩いている時間よりも休憩時間の方が長いバテバテハイクであった。

白旗池と観音岩


出会った花々
コオニユリ・ヒメヤブラン

オオバキボウシ・ネジバナ

アジサイ・ムラサキニガナ


山野草を愛でられて良しであったが、
猛暑日や湿度の高い日は登山を控えるべしとの反省が残る一日でもあった。 完