山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

里山ウォーク11(交野山、くろんど園地花めぐり)

2021-03-31 12:11:24 | 山歩き
スミレの花が咲く春本番になり近隣の交野山、くろんど園地へ花めぐりに!
いつものように津田サイエンスヒルズに車をキープして国見山から白旗池へと向かう。
目的の花はシュンランとミズバショウである。
*トレッキングレポートは山の休日ホームページにアップしています。

歩いた日:2021年3月29日
天候:晴れ(黄砂多し)
メンバー:単独

今日のピーク
交野山(観音岩)

今日の目的花 シュンラン


歩いたルート
津田サイエンスヒルズ→国見山→新サンドイッチ山→白旗池→交野山→くろんど園地(八ツ橋)
→白旗池→水平道→津田サイエンスヒルズ
ルート図1

ルート図2


津田サイエンスヒルズ登山口

国見山

水平道・ありじごくの道分岐 右へ

新サンドイッチ山

白旗池


白旗池まで超の付くスローペースで歩いて来たので、先週痛めた左わき腹の痛みもなく順調。
スミレ・クサイチゴ・早咲きのモチツツジも顔を見せだしておりまさに春本番である。
さあ! 今日の目的花はどうか! バッチリ咲いておりパチリの連続。

シュンラン

モチツツジ・・・群生地はまだ花なし


白旗池の堤に咲く桜を愛でて次の目的地くろんど園地に向けてますは交野山へ。
山頂への長い階段を何度か立休憩を繰り返して登り切る。
今日は先着者がおられず独り占めの山頂となる。黄砂の影響で展望は今ひとつ。

堤でお花見

山頂へ続く階段

交野ブルーは無しの山頂(観音岩)


山頂からは交野カントリーの道路を通過させてもらい、
ふれあいセンター駐車場に降って傍示への道(おおさか環状自然歩道)に入ってゆく。
この道は一時期通行止めで迂回を余儀なくされていたが、今は通れるようである。
道沿いには山野草が咲き乱れパチリの連続となる。
傍示の原風景を楽しみ北門より大阪府民の森くろんど園地へと入園。

道路沿いより左へ

傍示の原風景

くろんど園地北門


おおさか環状自然歩道に咲く花
ショウジョウバカマ

キランソウ

ヤブヘビイチゴ


園内をテクテクと歩き八ツ橋に到着するとハイカーで賑わいを見せる。
ミズバショウはバッチリと咲いており見頃のようであり撮影タイム。
隣のカタクリ園ではイナバウアーをする花が多くみられてこちらでもパチリ!

目的花ミズバショウ1

ミズバショウ2

目的花カタクリ1

カタクリ2


ここでランチタイムをし、辺りを散策するとなんと3年ぶりとなるアミガサユリ、
お気に入りのニオイタチツボスミレ、シハイスミレも満開!

アミガサユリ

ニオイタチツボスミレ

シハイスミレ


満足感いっぱいで元来た道を戻る。
ゴルフ場から交野山への登り返しをなんとかクリアして白旗池へ。
ふれあいセンターの散策路をブラブラするとなんと二リンソウが咲きているではないか!
おっとヒメリョウキンカも満開! 思わぬサプライズに感激のパチリ!

二リンソウ

ヒメリョウキンカ


最後に保護区のミズバショウをパチリとして、おおさか環状自然歩道、水平道経由で
津田サイエンスヒルズに下山して本日の里山ウォークを終える。

保護区のミズバショウ

おおさか環状自然歩道

水平道











ちょこっと桜観賞(八幡背割堤)

2021-03-27 17:00:07 | 山歩き
比良で痛めた左脇腹の痛みが残る為、山歩きは無理なので桜観賞に八幡背割堤へと出かける。
背割堤へは京阪石清水八幡宮駅より徒歩10分程で到着する。
宇治川と木津川に挟まれた約1.4km程の堤防にソメイヨシノの並木道が続く京都でも人気の桜名所である。
数年前の台風で相当な影響を受けて以前のような圧巻のサクラトンネルに戻るにはまだまだ
年数がかかるもののその景観は今も感動を与えてくれる。

歩いた日:2021年3月27
天候:はれ
木津川御幸橋より全景

今年はコロナ感染防止対策で園内への飲食の持ち込み禁止、もちろんお酒はご法度。
観賞については一方通行である。

入り口の枝垂れ桜は満開までもう少し

ソメイヨシノは満開近し


賑わう桜並木



アップ1

アップ2

復路は堤下を戻る

川原より桜を見上げる

川原にはムラサキアカタバミ、ムラサキサキゴケ等の山野草も咲いている。
最後に紅一点の桃の花をパチリとして桜観賞を終える。
ムラサキサキゴケ

ムラサキカタバミ

ももの花






鈴鹿入道ヶ岳へ花巡り(井戸谷・北尾根)

2021-03-25 15:31:21 | 山歩き
春の花巡りで一番の楽しみにしているミノコバイモと
自己のお気に入りベストスリーのシロバナネコノメウを求めて入道ヶ岳へ出動。

歩いた日:2021年3月23日
天候:晴れ
メンバー:K先生ご夫妻・山休
*トレッキングレポートは山の休日ホームページにアップしています。
今日の目的花1 ミノコバイモ

目的花2 シロバナネコノメソウ

歩いたルート
椿大神P(8:35)→井戸谷登山口(9:16)→避難小屋→入道山頂(11:36 11:42)→
北の頭(11:49 12:19)→北尾根→愛宕神宮(13:51)→椿大神P(14:23)
ルート図

歩行距離:7.4km 行動時間:5時間48分

枚方より京滋バイパス、新名神を走り予定よりも早めの8時20分登山口の椿大神第3Pに到着。
ゆっくりと準備をし出発しようとしているとなんと山仲間で山友人のK先生ご夫妻とバッタり!
今日は終日ご一緒させて頂けることになり、花のルート井戸谷登山口に向けて歩みをはじめる。

登山者に開放されている第三P

椿大神

井戸谷登山口


登山口からは溝状の道を進みガレ場を越えて杉の急坂登る。
3番標識を過ぎるとやがて下降路となり井戸谷本流に着く。
ここからは花本番、谷の遡上となる。

杉林の急登

井戸谷本流


谷筋を小滝を楽しみながら足元に気を配り登る。目はシロバナネコノメソウを探す。
滝と沢沿いにびつしりと咲いており撮影タイム。
今日は平日であるがハ花を求めて登山者が結構多く待ち時間あり。

シロバナネコノメソウ1

シロバナネコノメソウ2(ヤマルリソウ)

シロバナネコノメソウ3

ニッコウネコノメソウ


次は真打のミノコバイモ! 今年はどうかな!
谷沿いをさらに登ると・・・昨年よりは花がすくないものの今年も無事に花を咲かせてくれている。
ここでも撮影タイム! 今日の目的はこれで90%達成、あとは山頂のみ。

ミノコバイモ1

ミノコバイモ2

ミノコバイモ3


目的をほぼ達成し、山頂へ向けて枯谷、笹原をエイコラと登り山頂稜線に到着。
リズム良く高度を上げて行かれる先生ご夫婦についてゆくのが必至。
登山道脇に咲き残る福寿草、ハクサンハタザオ、、カンアオイをパチリ!

枯れ谷を登る

笹原の急登

山頂稜線(山頂と北の頭分岐)

フクジュソウ

ハクサンハタザオ

カンアオイ



アセビのトンネルをくぐり抜けると自身15回目の山頂となり、先生ご夫妻と記念撮影。
山頂からは360度の展望が広がり、北の頭の向こうに鋭鋒鎌ヶ岳が天を衝く。
北の頭へと移動して伊勢湾を望みながらランチタイム。

山頂にて

北の頭の向こうに鋭鋒鎌ヶ岳と盟主御在所岳

北の頭より入道ヶ岳


下山は北尾根コースよりの馬酔木の森と冬枯れの森をどんどん降る。
避難小屋より鞍部へと下降し、二度程アップダウンを繰り返して木の根の道を登り返すと大久保町への分岐。
穏やかな尾根道を進み愛宕社裏より長い階段横の登山道より愛宕社正面鳥居へと下山。

北尾根コース

冬枯れの森

木の根の登り返し

愛宕社裏

愛宕社の鳥居


その他出会った花達
タチツボスミレ(井戸谷)

ミヤマハコベ(井戸谷)

ミヤマカタバミ(井戸谷)

シハイスミレ(北尾根)


駐車場へと戻り本日の花巡り登山を終える。
先生・奥様本日はありがとうございました。完






比良正面谷、奥の深谷、神璽谷花と滝巡り

2021-03-25 00:21:59 | 山歩き
山仲間さんより比良の花便りがどんどんと届き出動することに!
本来は前日の日曜日の予定であったのだが、あいにくの雨で一日延期の本日に発進。

明日は春の花巡りで一番の楽しみにしているミノコバイモ、山野草でお気に入りベストスリーの
シロバナネコノメソウに会いに鈴鹿へ出動予定がある為、体力温存で武奈山頂は踏まず正面谷、神璽谷の
ミニコース設定である。目的の花はミスミソウとイワウチワ。

歩いた日:2021年3月22日
天候:小雨後あられ
メンバー:単独
*トレッキングレポートは山の休日ホームページにアップしています。
本日の目的花・・・イワウチワ

本日のメイン滝・神璽の滝

歩いたルート
大津ワンゲルP(9:45)→大山口→かくれ滝→金糞峠→奥の深谷→八雲ヶ原→北比良峠→
神璽谷→神璽の滝→カマブロの滝→大津ワンゲルP(14:32)
ルート図

歩行距離;9.4km 行動時間:4時間47分

小雨の中、大津ワンゲルPを出発。
大山口を順調に通過して隠れ滝へ寄り道。
登山道に戻り、堂満ルンゼ取り付きを左に見てミスミソウを探しながら青ガレへ。
この辺りより雨があられ混じりに変わり寒い。

大津ワンゲルP

大山口

かくれ滝

堂満ルンゼ取り付き


寒くて期待していたミスミソウは開花しておらずでガク!
金糞の滝をカメラに収めて青ガレを登る。
我慢の登りとなる正面谷上部をカメ足でクリアして金糞峠に登り着く。
あられはさらにキツクなり仁丹玉となって降ってくる。

萎んだままのミスミソウ

金糞の滝

青ガレを登る

我慢の登りが続く正面谷上部

金糞峠


金糞峠に群生するバイカオウレンをパチリとして寒さより逃げるようにして奥の深谷へ下降。

バイカオウレン

仁丹玉


ヨキトウゲ谷への分岐になる小橋を渡り、八雲ヶ原に向けて奥の深谷沢沿いを歩く。
正面谷の激登りとは違い道は穏やかであるが、あられの攻撃がさらにきつくなり沢音を楽しむ余裕もなし!
30分強で八雲ヶ原へと着いて高層湿原を見学。二株程咲いているミズバショウをズームでパチリ!

大橋・ヨキトウゲ谷分岐

奥の深谷

八雲ヶ原

高層湿原

ミズバショウ


湿原より北比良峠に登り返し、蟻地獄上部をトラバースして神璽谷へ。」
痩せ尾根を三角岩へ急下降してゆく。

北比良峠

下降点より神璽谷

痩せ尾根

三角岩


三角岩からは沢沿いのガレ場、小橋、ロープ場を黙々と通過し、比良明神まで一気に降る。
比良明神まで降ってくると空が次第に明るくなり、琵琶湖方面に青空が見えはじめる。

降ってきた岩場

砂防ダムに架かる小橋

ロープ場

比良明神


白ガレをトラバースして沢沿いを進み、神璽の滝上部を渡渉して少し降ると滝への分岐となる。
イワウチワが天候不良にもめげずバッチりと花を開いており納得の撮影タイム。
八雲ヶ原で採り損ねたでランチをここですることに!

白ガレ(勝手に命名)

神璽の滝分岐

イワウチワ1

イワウチワ2

シュジョウバカマ


ビューポイントの神璽の滝を見学し、
リフト道から最後にカマブロの滝に下山の挨拶をして本日の山行を終える。

神璽の滝

カマブロの滝


明日は鈴鹿入道ヶ岳のミノコバイモ観賞へ・・・完








比叡山横川を再訪し、大比叡山頂を踏む

2021-03-15 17:54:44 | 山歩き
叡山の横川、峰道のバイカオウレンを再度堪能したく再び大津へ向けて車を発進。
前回同様に大宮川観光Pに車をキープして9時24分登山口の日吉大社へと向かう。
今回は大宮谷林道から横川へ登り、バイカオウレンを満喫したのち大比叡に頂を踏む計画である。

歩いた日:2021年3月14日
天候:晴れ
メンバー:単独
*トレッキングレポートは山の休日ホームページにアップしています。

本日のピーク 大比叡

本日の花 バイカオウレン


歩いたルート
大宮川観光P(9:24)→日吉大社→大宮谷林道口→悲田谷分岐→三石岳分岐→横川(11:06 11:31)→
競合い地蔵→玉体杉(12:05 12:20→釈迦堂→浄土院→京都トレイル展望所→
一等三角点大比叡(13:58 14:06)→ケーブル延暦寺(14:31)→紀貫之のお墓→
東照宮(15:34)→観光P(15:46)

ルート図1

ルート図2

歩いた距離:17.6km 行動時間:6時間22分

日吉大社横の長い階段をテクテク、エイコラと登ると本坂、大宮谷林道登山口がある。
前回は本坂より登ったので同じコースでは脳がないので今日は大宮谷林道を歩くことに。

滋賀県側比叡山登山の起点 日吉大社

登山口へ続く長い階段

登山口(左:本坂 右;大宮谷林道)


この時期の大宮谷林道にはまだ山野草がほとんど咲いておらず退屈なトレッキングとなる。
運が良ければシロバナネコノメソウに会えるのであるが、眼力がなく予定通り退屈に。
衣掛岩、悲田谷分岐を通過してひたすら歩く。
登山口を出てより約1時間30分程で横川出合いに着く。

衣掛岩を見上げる

悲田谷分岐・・・本坂に合流し東塔へ続く

林道をひたすら歩く

横川出合


横川・峰道周辺には先週同様にバイカオウレンが咲き乱れ撮影タイム。

バイカオウレン1

バイカオウレン2

バイカオウレン3


きっちり撮影出来たと自己満足して駐車場より峰道に入り競合い地蔵へと歩く。
帰宅後写真を確認するとやはり三流の域をまだうろうろのレベルと頭をたれる。
競合い地蔵まではアップダウンがほとんど無く快適なトレッキングとなる。

駐車場より峰道へ

快適な道が続く

横高山・大原への分岐に鎮座する競合い地蔵


峰通ランドマークの玉体杉でかすかに望める大阪ビル群をながめてランチタイム。
サンドイッチとおにぎりでお腹にパワーを注入して大比叡に向う。
奥比叡八景の二河の白道を過ぎたあたりでなんと山友人でカメラの達人かおりさんとバッタリ!
久しぶりの再会に山・花談義で盛り上がる。

玉体杉

二河の白道

かおりさん


積もる話はたくさんあるものの進む方向が反対で南北へ。
青龍寺分岐よりモミの天然林を抜けてドライブウェイのトンネルをくぐる。
京都トレイルの標識に従って釈迦堂、浄土院とめぐる。

青龍寺分岐(左へ)

トンネルをくぐる

釈迦堂

浄土院と参道


浄土院の長い参道をフーフーと登り、東塔とロープウェイの分岐になる陸橋よりトレイルを歩く。
トレイルの展望所より大比叡への道に進み、四明岳直下をトラバースしてゆくと山頂の駐車場へと着く。
比良山系の展望がすばらしい! 大比叡まではあと少し。

トレイル陸橋

トレイル展望所

山頂駐車場

比良山系展望


大比叡(一等三角点)は林の中にポツンとあり展望は全くない。
里山ウォークも含めて今年14回目の山歩きであるが、本日のピーク大比叡が最高点となりパチリ!
ここよりケーブル延暦寺駅まで西尊院を経由して一気に降る。

大比叡(一等三角点)

西尊院

ケーブル延暦寺駅


坂本への下山はモタテヤマ道を選択し、紀貫之さんの墓に寄り道をして東照宮へ。
日吉大社東本宮より観光Pに戻り本日の山歩きを終える。

比叡山鉄道(坂本ケーブル)

紀貫之さんの墓

東照宮

東本宮

*大比叡よりカメラの電池残量不足で写真少なし!